東莱粉食店通り

トンネプンシッジョンコリ동내분식점거리

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地下鉄を降りるとそこは、B級グルメ天国!!

アンニョンハセヨ、プサンナビです。韓国にはカルビ、ビビンバッなどおいしい料理がわんさかありますが、釜山の庶民の皆さんがおやつ感覚で気軽に楽しむ、B級グルメも気になりませんか?
韓国のおやつはプンシッジョッで
韓国のB級グルメが食べたいのなら「プンシッジョン」という種類のお店に行かなければなりません。「プンシッジョン」とは漢字で書くと「粉食店」。本来はその名の通り、小麦粉で作られたもの、例えば麺類、パジョンなどが主に売られているお店のことを指すのですが、でも、実際は粉物だけではなくて、トッポッキ、おでんなど韓国を代表するB級グルメを総合的に扱ったお店を「プンシッジョン」と呼んでいるのです。
プンシッジョンのシステム
写真を見ても分かるように「プンシッジョンはカウンター形式になっているのが特徴です。お店の前にあるカウンターにどさっと商品が並べられ、その中から立ったまま自分が好きな物を取って食べていきます。そして、最後に自分が食べた数を申告してお勘定すればOKです。
(お店の中には椅子やテーブルもあり、中で食事をすることも出来ます。その場合にもカウンターで自分の好きなものをお皿にとってもっていけば大丈夫)
東莱(トンネ)の粉食店集中地帯は地下鉄前
このプンシッジョンがたくさん集まり一つの名所となっている通りが、地下鉄1号線、東莱(トンネ)駅、2番出口前にあります。ここには、全部で約6軒のプンシッジョンが軒を並べていて、午前11時ごろのオープンとともに、店頭にたくさんの料理が並び始めます。カウンターにお客さんが群がり、大きな鍋から好きな物を取ってはハグハグ食べていく光景はなかなか見物です。
客層は、学生、会社員、おじさん、おばさん、家族連れとまちまち。どの年齢層にとっても、ちょっとおなかがすいた時に「プンシッ行こうか」そんな気軽な気持ちで訪れられる所なんですね。
では、メニューの顔ぶれを紹介してみましょう。


トッポッキ
お店によって見た目の色具合も、辛さ加減も微妙に違います。(1つ200~250ウォン)
ティキム(天ぷら)
日本料理では高級というイメージがつきものの天ぷらですが、韓国では気軽に食べられるもの。もちろん、日本の天ぷらのようなサクサク感は楽しめず、ちょっと油っこさを感じさせますが、イカ、唐辛子の中に春雨を詰めたもの、ミニのり巻き、カワハギの干物など日本では見かけない天ぷらもありついついたくさん食べてしまいます。店頭でおばさんが次々に揚げてくれるので、揚げたてを狙いましょう。(1つ300ウォン、4つで1,000ウォン)
おでん
日本ではお酒のつまみとしてイメージが強いおでんも、韓国ではおやつとして大人気。(1つ300ウォン、4つで1,000ウォン)
マンドゥ(ギョウザ)
マンドゥには2種類があって、お店のおばさんが店頭で焼いているものは中に春雨が入った焼きギョウザ。(1つ250ウォンほど)一方、こちらはお肉の入った蒸しギョウザ。(1人前7つ2,000ウォン)
あげパン
日本でもおなじみのあんこドーナツも気になりますが、なんと言ってもお餅の揚げパンがオススメです。(3つで1,000ウォン)
チキン系
プンシッジョンの新顔とも言えるのがチキン系。置いてあるお店も多いとはいえませが、若い人に人気のようです。こちらは、チキンを甘く味付けしたもの。(1カップ1,000ウォン)
その他にも大学芋や、パジョンなどがあるお店もあります。店によって置いてあるものには差があるので、商品の品揃えを見てから食べるお店を決めましょう。
どうでしょうか。いかにも、ジャンクフードといった感じですよね。日本にはない形態のお店だけに、戸惑ってしまうかもしれませんが「勝手に好きな物を取って食べ、後でお勘定」を基本に、他のお客さんの見よう見まねでチャレンジしてみてください。お店がたくさんあるので、こっちのお店ではトッポッキを、あっちのお店では天ぷらをと、粉食店のはしごをしてみるのもおもしろいかもしれません。釜山っ子のおやつ、皆さんも味わってみてください。以上、プサンナビがお伝えしました。

記事登録日:2003-03-17

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2003-03-17

スポット更新日:2012-01-04

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