アリラン通り

＜地図＞

1. アリラン通りのスタートは南浦洞のＰＩＦＦ広場近くのメインストリート・光復路側のゲートから出発しましょう！通りに入ってすぐに目につくのは食べ物の露天の数々！ここは「モクチャコルモク」と呼ばれる路地で、「モクチャ」は韓国語で「食べよう！」、「コルモク」は路地や小道の意味。つまり「食べよう！通り」と訳せます。その名の通りこの路地に一歩入ると元気一杯のアジュンマ（韓国語でおばさんの意）やアジョシ（韓国語でおじさんの意）の「美味しいよ～！」、「お客さん食べて行って～！」という声が聞こえてきます。中には「こんにちは」、「いらっしゃい」といった日本語まで飛び交う客引きの声が。露天のメニューは韓国を代表するＢ級メニューであり、おやつメニューでもあるオデンやトッポギ、スンデ、キムパッ（韓国風海苔巻き）、グクス（日本の素麺のような麺料理）、チャプチェなどいっぱい！

2. 「モクチャコルモク」を抜けると現れるのが、靴やかばん、衣料品の店舗群。靴は夏はサンダル、冬はブーツといったように季節によって店先にラインアップされ、色やデザインも様々な靴が所狭しと店先に並べられています。また、かばんや靴下、帽子などファッション雑貨のお店もズラリ。衣料品店では韓国らしいユニークな靴下を韓国の面白土産として買ってみてはいかが？この他、日本でもおなじみの韓国ドラマや韓流スターのグッズを売るお店もありますよ！

3. さあ、次は眼鏡と革製品の店舗群です。韓国旅行のショッピングの人気アイテムの１つである眼鏡。特に南浦洞エリアにはたくさんの眼鏡店が集まっていますが、中でもこのアリラン通りの眼鏡店が軒を連ねる一角は別名「メガネ通り」とも呼ばれているんですよ。また、革製品のお店も数軒あり、既製のジャケット・コートがあるほか、オーダーメイドもできるようになっています。

4. ここからはちょっと人並みも引いて、落ち着いた静かな雰囲気に。この辺りは子ども服の店をはじめ、紳士・婦人のスーツを仕立てる布の店、卸売りも兼ねたベルトの店などがあります。ここでの掘り出しものは何と言ってもベルト！豊富な種類やデザインのベルトが卸値に近い価格で売られているので、かなりのお得感が。人通りも慌しくないので、ゆっくりお店を見て回ってみては？

5. 韓国と言えば、華やかで派手目のアクセサリーやインテリア雑貨も多いですよね。アリラン通りも終わりに近づくと、このアクセサリーやインテリア雑貨を取り扱ったお店が多数並んでいます。インテリア雑貨として人気の造花やデコレーショングッズ、ファンシー雑貨では時計、手袋、かばん、アクセサリー、ヘアアクセサリーなどよりどりです。こちらも卸値の低価格で売られているので、手ごろなおみやげを見つけるのにいいかも知れませんね。

6. そして最後は通称「カルビ通り」と呼ばれる焼肉店の集中地帯。アリラン通りも間もなくゴールです。ここは釜山の中でも古くから焼肉店が集まっていて、焼肉店の激戦区でもあるのです。地元客のみならず日本など海外からの観光客も焼肉を目当てに多く訪れます。
「炭火焼肉」と銘打っているお店も多く、店先で店員さんが練炭で炭火を燃やす姿も。う～ん、焼肉の良いにおいにナビもお腹が空いてきました～！

アリラン通りを歩いてご紹介してきましたが、いかがでしたか？なんと全長100ｍ程の通りに100軒以上もの多種多様なお店が並んでいるというのですからビックリですよね！
釜山っ子の勢いのよさを肌で感じながら、アリラン通りの探索を楽しんでみてくださいね！以上、プサンナビでした。