コンビニおにぎり大研究2001!

韓国版はやっぱりおにぎりもピリカラ強し!!

こんにちは!ソウルナビです。あらっ、もうこの食べ物あれこれのコーナーも9回目となりました。早いですね。9回目の今日は、韓国のコンビニのサンカクキムパッ(おにぎり)特集をお送りいたします!このサンカクキンパッ、韓国でもほぼ定着してきて、コンビニには必ずある定番商品となってます。味も日本のおにぎりから韓国風、中華風のものまでいろいろありましたョ!
それではまず、コンビニがたくさんある明洞に行って、「セブン−イレブン」、韓国のコンビニ「LG25」「Buy the way」、日本系の「ミニストップ」のおにぎりを買い込んできました。これが、おもったより種類が豊富でびっくり!けっこう重いのなんのって、会社につく頃にはかなりげっそりでした。味見はいつもの通りソウルナビのスタッフ。この大量のサンカクキンパッをなんとナビくんは全て食べました(あたりまえじゃん>ナビくん)。さすが!それではまず、大手コンビニチェーン「セブンイレブン」からスタート!

セブンイレブン
日本でもお馴染みのセブンイレブン。1972年にアメリカのダラスで誕生、今では世界22カ国での営業を誇る大コンビニチェーン。韓国のコンビニとしては一番早い1989年のオープン。赤と緑のラインに7の文字、セブン−イレブンといったらこれですよね。このセブンイレブンコリアのサンカクキンパッは全部で8種類。ツナ系2種類、カルビ、プルコギなどピリカラ韓国系5種類、フュージョン系?1種類。
チャムチキムチ(ツナキムチ)700ウォン
内容量 : 100g 主原料:味付けご飯、ツナ、キムチ、ピクルス
他のキムチ系おにぎりの中で一番においがない。やや辛。マヨネーズとキムチソースがなかなかいい。キム
チ味のはずなのに、なんだかイタリアン。具が多めで美味しい。
キムチの味よりツナの味が強い。
ヤンニョンコギキムチジュモッパッ(味付け肉おにぎり)700ウォン
内容量 : 100g 主原料:味付けご飯、肉、キムチ、コチュジャン
意外と辛め。肉質はいまいち。
味付けがうまいがけっこう辛め。肉はあるのかないのかわからない。(辛いのが好きな人にはいいかも。)
スップルカルビジュモッパッ(炭焼きカルビおにぎり)700ウォン
内容量 : 100g 主原料:味付けご飯、刻み牛肉、牛の胸肉、炭焼きカルビソース、味付け海苔
そぼろ味に似てる。でもちゃんと炭焼きしてる。癖になるカルビ味。辛め。カルビにコンビーフが混ざった味。
炭焼きカルビの味の中で一番おいしくて、肉の食感がいい。
コチュジャンポックンジュモッパッ(唐辛子味噌いためおにぎり)700ウォン
内容量 : 100g 主原料:味付け海苔、コチュジャン(唐辛子味噌)、刻み牛肉、白砂糖、味付け海苔
予想通りの辛さ。焼きおにぎりの味噌みたいな甘辛みそ。美味しいけど具が少ない。
唐辛子の味が強いけど、そんなに辛くはない。韓国人にとって、コチュジャン炒めはいつでも美味しい。
チャムチマヨネージュジュモッパッ(ツナマヨネーズおにぎり)700ウォン
内容量 : 100g 主原料:味付けご飯、ツナ、マヨネーズ、味付け海苔、ごま油
基本のマヨネーズ味。オーソドックス。ご飯自体にごま油の味付けがけっこうしてある。ツナマヨはやっぱり日本の方がおいしい。マヨが足りない。
ツナの味が強くて、全体的にマッタリ。
キムチプルコギジュモッパッ(キムチプルコギおにぎり)700ウォン
内容量 : 100g 主原料:味付けご飯、キムチ、刻み牛肉、味付け海苔、玉ねぎ
辛い。けっこう辛い。キムチがシャキシャキ。韓国らしくておすすめ。具だくさん。
キムチのシャキシャキ、でもプルコギの味があんまりしない。
ベイコンマヨネージュ」ジュモッパッ(ベーコンマヨネーズおにぎり)700ウォン
内容量 : 100g 主原料:味付けご飯、ベーコンチップ炒め、フレッシュマヨネーズ、味付け海苔、ごま油
洋風おにぎり。好きな味です。パンには合うけどご飯にはちょっと。。。まずい。マヨネーズはやっぱりツナでしょ。
ベーコンとマヨネーズが絶妙なコンビネーションを醸し出しうまい。でも少しくどい。新商品!
メウンタッチムジュモッパツ(辛い鶏の煮つけおにぎり)700ウォン
内容量 : 100g 主原料:味付けご飯、鶏の煮つけソース、味付け海苔、ゴマ油
タッチムの味がするような、まあまあ。ペースト状でありながら、意外とシックリくる。焼き鳥を辛くした味。
鶏肉ソースと鶏肉があっていておいしい。
総評 : セブンイレブンは、ご飯がごま油とゴマの入った味付けご飯なので、ご飯がまずおいしいという結果に。海苔もパリパリでわるくないと。炭焼きカルビ、コチュジャン炒め、キムチプルコギなど韓国ならではのおにぎりも充実。ツナマヨについては韓国人と日本人の感覚が少し違うよう。日本人が少なめだと感じたマヨネーズは、韓国人にとってはこってりと感じるらしい。

LG25
韓国の大手LGグループのコンビニ進出。1990年に1号店をオープンしてから今や500店舗をこえる。LG25のサンカクキンパッは、ツナ系2種類、炭焼きカルビ、唐辛子チキンなど韓国系が5種類の計7種類(トンカスは韓国系に入れました)。やはり韓国系おにぎり強し!
トンカスジュモクパッ(とんかつおにぎり)700ウォン
内容量105g 主原料:ご飯、調味海苔、トンカス7,7%、トンカスソース
う~ん、カツサンドのご飯版。ジャンキー風おにぎり。いける。え?こんなものまでおにぎりに入れちゃうのね。サンドイッチを思い出す。
ご飯の中にトンカスが真ん中に少しだけ入っていて、トンカスのない部分は、ただのご飯だけ食べなきゃいけないので、トンカスが小さく感じる。韓国式トンカスの味がする。
ヤンニョンコギキムチ(味付け豚キムチ)700ウォン
内容量105g 主原料:米、豚肉7%、キムチ4,7%、コチュジャン(唐辛子味噌)、大豆糟
においがきつくて辛い。もっとお肉が入ってるといいのになあ。
全体的に甘く感じる。後から少し辛くなるくらい。
スップルカルビマッ チュモッパッ(炭焼きカルビ味 おにぎり)700ウォン
内容量105g 主原料:ご飯、海苔、牛カルビ肉7,5%、醤油、玉ねぎ
肉そぼろ味。辛くなくていける。
炭焼きカルビ味というより、プルコギ味に近い気がする。肉は食感がいい。
コチュチキン(唐辛子チキン)700ウォン
内容量105g 主原料:米、鶏肉10,2%、海苔、唐辛子3%
少し辛め程度。でもチキンの味は?
食べる前は辛そうだったのに、実際食べてみると全体的に薄味!チキン味とは役不足!
ソコギ コチュジャンポックン(牛肉唐辛子いため)700ウォン
内容量105g 主原料:牛肉8,9%、ご飯、海苔、唐辛子味噌、食用油
辛い。。。が悪くない辛さ。ポックン(炒め)なので、もっと辛いかなと思ったら、そうでもない。
コチュジャン(唐辛子味噌)の味が濃いから、ご飯と一緒に食べるとかなり合う!一番美味しい!でも中身が少ない。
チャムチキムチ(ツナキムチ)700ウォン
内容量105g 主原料:ツナ5%、キムチ4%、ご飯、海苔
キムチの辛さがちょっと辛め。
キムチの辛さにツナの味が混ざって、くどさを強く感じない。
チャムチマヨネージュ(ツナマヨネーズ)700ウォン
内容量105g 主原料:ご飯、海苔、ツナ4%、マヨネーズ5%
マヨネーズの味がOK!けっこういけます。辛くない。
ツナがマヨネーズと混ざってちょっと油っこい。
総評 : やはりおにぎりの基本はご飯と海苔。全体的にLG25のサンカクキンパッ(おにぎり)は、ご飯も海苔ももうちょっと頑張って欲しいという結果に。でもトンカスおにぎり、豚キムチ、唐辛子チキンなど肉の多様さはピカイチ。

BUY THE WAY
韓国のトンヤンマートが1990年にはじめたコンビニ。4つのコンビニの中では一番店舗数が少ないが、韓国系ならではの韓国人に合ったサービスを心掛ける。サンカクキムパッ(おにぎり)は、韓国ならではの辛さは十分期待できる。
チャムチキムチ(ツナキムチ)700ウォン
内容量:100g 主原料:米、ツナキムチソース20%、海苔
やや辛い・キムチがちょっと古い。
キムチの味が少しして、ツナは食感だけ。このおにぎりは時間がたつとキムチの味が落ちて他のより早く食べないとダメ!
チェユクポックン(豚肉の辛し炒め)700ウォン
内容量:100g 主原料:米、豚肉の辛し炒め20%、海苔、コチュジャン(唐辛子味噌)
やや辛め。
コチュジャン(唐辛子味噌)の辛さが飲み込んだ後口の中に残る。それゆえにご飯と一緒にちょっとずつ食べればいいけど、豚肉の辛し炒めの部分だけ食べると辛いかも!
セウマヨネージュ(海老マヨネーズ)700ウォン
内容量:100g 主原料:お米、海苔、海老4%、マヨネーズ4%
小海老がおいしい。悪くない。
海老の剥き身が3~4個くらい入っていて、海老の味が最初にしてマヨネーズの味が残る。全体的にマッタリしてる。
チャムチ(ツナ)700ウォン
内容量:100g 主原料:お米、海苔、ツナ11.26%
意外とチャムチが香ばしい。辛くない。
ツナの味が甘い。
コチュチャプチェ(唐辛子チャプチェ)700ウォン
内容量:100g 主原料:お米、唐辛子1.85%、ホンユ(ラー油)、ピーマン
なぜか肉っぽい味。
チャプチェの味より、肉の食感が強い。唐辛子の味も少しある。
総評 : ここBUY THE WAYのご飯、海苔は、ともにいまいちという結果に。韓国料理のメニューでチャプチェトッパッ(チャプチェどんぶり)があるがそれをおにぎりにしたというのは新鮮だが、チャプチェっぽくないのは残念だった。

MINI STOP
1990年、韓国の大象流通が日本のジャスコグループと技術提携してはじめたコンビニチェーン。現在店舗数は350をこえる。韓国も日本と同じように、中でラーメン、おにぎりなど食べれる遊べるミニストップお食事スペースがあり。ただし韓国なのでラーメンときたら辛ラーメン。
セウマヨネージュ(海老マヨネーズ)700ウォン
内容量:105g 主原料:海老4%、マヨネーズ4%、ご飯、海苔
海老+サラダの味。やはり独特の香り。
3~4個の海老が入ってる。マヨネーズがほとんどない。
プリミオムソコギカレー(プレミアムソコギカレー) 1,000ウォン
内容量:105g 主原料:牛肉6,2%、カレー:2,3%、ご飯、海苔、玉ねぎ、じゃが芋
カレーの味!これは新しい。チンしたらいけるかも。
じゃがいもがちゃんと入っていて、韓国式カレー味でうまい。
ソコギコチュジャン(牛肉とうがらし味噌)700ウォン
内容量:105g 主原料:牛肉8,9%、ご飯、海苔、コチュジャン(唐辛子味噌)、食料油
真っ赤か。ショッキングレッド。辛さもピカイチ。甘い感じがするのは気のせい?後からピリピリしてくる。
コチュジャン(唐辛子味噌)の味が甘い。ごはんに混ぜて食べるときの味みたい。他のよりコチュジャンの味があまい。
チャムチマッ(ツナ味)700ウォン
内容量:105g 主原料:ツナ11,25%、お米、海苔
においのあるツナ。辛くない。いやな人はいやかも。
くどくなくて全体的に甘い。
スップルカルビマッ(炭焼きカルビ味)700ウォン
内容量:105g 主原料:牛肉のカルビ肉7,5%、ご飯、海苔、醤油、玉ねぎ
王道カルビの味は韓国を代表するおにぎりになるでしょう。辛くない。
炭焼きカルビの味を出そうとよく頑張った。肉とご飯を一緒に食べるとおいしい。
チャムチマヨネーズ(ツナマヨネーズ)700ウォン
内容量:105g 主原料:ツナ4%、マヨネーズ5%、ご飯、海苔
マヨネーズだが。。。独特。
マヨネーズの味よりツナの味が強い。マヨネーズの味があんまりしない。
メウンチャムチマヨネーズ(辛しツナマヨネーズ)700ウォン
内容量:105g 主原料:ツナ4%、ご飯、海苔。マヨネーズ
マスタードの辛さ。おにぎりにはちょっと。。。わさび風味マヨネーズ和えツナ。お~変わった味。ちょっと米がぽろぽろ。OKっす。
マスタードの味。辛さがつ~んとくる。
チェユクポックン(豚肉の辛し炒め)700ウォン
内容量:105g 主原料:お米、豚肉の辛し炒め20%、海苔、コチュジャン(唐辛子味噌)
意外とまろやか。少し辛め。
なんとなくチェユクポックン味。肉がちょっとかたい。
ハッチキン(ホットチキン)700ウォン
内容量:105g 主原料:お米、鶏肉9,9%、コチュジャン(唐辛子味噌)、海苔
名前ほど辛くない。シンプルな味。チキンになったツナみたいな味。中が少ない。まあまあ、80点。
鶏肉がコチュジャンに混ざっているが、辛くなくて、味わい深い。
チャムチキムチ(ツナキムチ)700ウォン
内容量:105g 主原料:ツナ5%、キムチ4%、ご飯、海苔
思ったより辛め。キムチパワー!
ツナとキムチが絶妙なコンビネーション!
プレミオムヘムルポックンメウンマッ(プレミアム海鮮炒め辛い味)1,000ウォン
内容量:105g 主原料:イカ9,5%、海老の剥き身3,4%、ご飯、海苔、コチュジャン(唐辛子味噌)
イカの香りがけっこうする。辛い。
においからして辛そう。イカと海老の身がぷりぷりしていておいしく、最後にちょっと辛い。
トンカス 700ウォン
内容量:105g 主原料:トンカス7,7%、ご飯、味付け海苔、トンカスソース
カツサンドのテイスト。韓国海苔がイケル。
トンカスの味とご飯が良く合う。トンカスの味がしっかりしていてまろやか。
タッカルビ(鶏カルビ) 700ウォン
内容量:105g 主原料:タッコギ(鶏肉)6%、ご飯、海苔、ゴマの葉
話題のタッカルビ(鶏カルビ)、パンチはなし。
タッカルビ(鶏カルビ)はちょっと~という人でもタッカルビおにぎりはイケルんじゃないかな。初めてたべるけれど鶏肉の食感がいい。
総評 : 海苔とご飯の結果は、ミニスットップは海苔はいけるけど、ごはんはもう一歩ということに。そして他のコンビニは均一700ウォンに対して、ミニストップはプレミアムおにぎり、1,000ウォンもあり。種類も一番豊富で、カレーおにぎりや、ツナはツナでも辛しツナ、海鮮炒めおにぎりなど、他にはないおにぎりもある。また日本系コンビニだからそうなのか、辛さの少ない甘めの物が多い感じがする。
ナビの感想
今回韓国のサンカクキムパッ(おにぎり)をこうしてチェックしてみると、日本からやってきたとはいえ、やっぱり韓国料理がかなり反映されて辛味の効いたものがとても多く、海苔はもちろん韓国海苔、ご飯はごま油を混ぜたものもありました。
人気のサンカクキンパッ(おにぎり)をコンビニの店長さんに聞いてみると、サンカクキンパッは特にどれがということなく、全体的によく売れるということ。だいたい一般受けする味にしてあるんですね。
それから、韓国のおにぎりは、全体的に中の具が少ないのが目立ちました。日本だったら、特にツナマヨなんかは、海苔から具が飛び出るぐらい具だくさんだったりするのに、ちょっと残念。4つのコンビニの中で、ごま油を一番よく使っているにもかかわらず、セブンイレブンが一番日本に近く、人気がありました。韓国おにぎりなかなかいけますよ!一度お試しを!以上、ソウルナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2001-11-10

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