釜山から『麗水世界博覧会』に行ってきました！

エキスポ開催地は麗水

エキスポの開催地である 麗水は、韓国の南海岸のちょうど中間にある、美しい海に面した都市。二つの海上国立公園を持つ自然と、豊かな海の幸が有名だとか。食い意地の張ったdk一家、疲れた体にムチ打ち、麗水ならではの海の幸を味わえる有名店にも足を運びました！それもあわせてお楽しみに。

エキスポはV字型の敷地で、3つのゾーンからなっています！

※国際館ゾーン
V字の中央。入り口入ってすぐの巨大スクリーンを中心とした通路の両側の建物は国際館。世界各国の展示やレストラン、お土産屋などが並んでいます。

※特設企業館ゾーン
V字の左翼。国際館の東側にはスカイタワーと呼ばれる、廃セメント貯蔵塔を使って作られた巨大オルガンが聳え立ち、その奥に韓国を代表するサムソン、POSCO、大宇などの企業によるパビリオンが並んでいます。そのさらに奥が旅客線ターミナル。このゾーンにあるパビリオンはさすがに大企業が力を入れたものなので、どれも見る価値あり！

※ 自治体・韓国の展示物ゾーン
V字の右翼。国際館の西側はBig-Oを中心にアクアリウム、自治体館、韓国館など韓国のパビリオンが並んでいます。

注目されている5大展示館！

The Big-Oショー、アクアリウム、 大宇造船海洋ロボット館、 POSCO館 、 韓国館の５つが5大展示 と呼ばれるそう。dkもとりあえず全部入ってみました。

＊アクアリウム
エキスポの人気パビリオンのひとつと言われながら、開園1ヶ月でつまらない、たいしたことない、と悪評が立ったのがこのアクアリウム。５月末の連休では最大待ち時間が7時間半を記録したとそうですが、dkが訪れた夜７時半、Big-Oショーを見る前に見ておこうと並んだところ、待ち時間は40分。これが悪評通り、dkがみたところ本当にたいしたことない。アクアリウムはエキスポ終了後も残されるそうなので、長時間並ぶようならパスするのがオススメ。、わざわざアクアリウムだけを見るために麗水に行くのはやめましょう。

＊The Big-Oショー
エキスポ最大の目玉がこのThe Big-Oのショー。巨大なO字型のフレームは世界最大のウォータースクリーン。レーザーや霧、噴水、そして炎を使った様々な芸術が 麗水の夜空に繰り広げられます。ショーの開始は21時半。dkはアクアリウムを出たあと、20時半に席を確保しに行きましたが、正面の席は全て満席。一番下の海沿いの通路が比較的正面でも空いていたので座りましたが、ショー開始と共に空から大量の水しぶきと濃い霧が吹きかかり、dkよりもっと海側にいた人たちは大慌てで避難を始めるという事態に。事前にレインコートと傘を準備して頑張るつわものもいました。濡れない良い席でショーを見たいという方は平日でも酒とつまみを用意して2～3時間前からのスタンバイをオススメします。というより、正面で見るのと横から見るのとではかなり差があるショーなので、３時間粘ってでも濡れない席で正面から見る、それだけの価値あり！

＊大宇造船海洋ロボット館
男の子に大人気なのがこのロボット館。最先端のロボットを間近で見ることが出来ます。また実際にロボットのメンテなどを館内でしているので、ロボットを見るだけでなく技術者から話も聞けてポイント高し。開園直後に駆けつけて、待ち時間40分。

＊POSCO館
dk一番のお気に入りがここ。実際に触って遊べるものがあるので子供たちにも好評。幻想的なひと時をすごすことが出来ます。午前11時で待ち時間ゼロ。

その他の見所

日本館は国際館のD棟1階にあります。各国のパビリオンはどこも空いていて待ち時間ゼロだったのですが、日本館だけは20分くらい入場待ちしました。 内容は、3.11の東日本大震災を取り上げたもの。

軽食・食事

＊フードコート
国際館の地下にはフードコートが数カ所ありますが、どこも内容はイマイチ。混雑時にさっと食事を済ませたい場合には便利かも。敷地内はゆったりとしていてベンチがたくさんあり、涼しい日陰も用意されているので、お弁当を買って外で食べるのもオススメです。

ｄｋはフードコートにある中華のお店に入りました。でもびっくり、チャジャンミョンなどいわゆる韓国の中華はなく、中国人による中国人のための中華！見たことのないメニューが並び、お客はほとんどが中国人、ウェイターも韓国語が通じない中国人ばかり。写真は適当に頼んだ牛肉ときのこの炒め物と麺。味はうーん、まずまず。フードコートよりはよかったかな。

国際館の１Fにはサムゲタン、コムタンなど各種韓国料理の専門店もありました。

＊国際館の各国専門店
エキスポでの食事のオススメは、国際館の各国展示場に付随しているレストラン。エキスポのパンフレットにこの情報が載っていなかったのでdkは見逃してしまったのですが、専門料理ガイドというのが別に配られていて、それにくわしく載っていました。案内所でも入手できるので、是非そちらを参考に。写真はドイツのレストランの「今日の料理」、ビールとセットで16900ウォン！

＊軽食
敷地内にはいたるところにアイスクリームや飲み物、焼き鳥、カバブなどの軽食の屋台がありました。ただし、パビリオン内は飲食物持ち込み禁止のところがほとんどなので、ご注意を。

お土産

エキスポのお土産店は国際館１F。ヨニとスニのプリントされたお土産がいろいろあります。 The Big-Oショーで使う（？）レインコート＆傘も売ってます。また、国際館で使えるパスポート型のスタンプラリー台紙もここで売られています。

国際館には世界各国の土産屋が並んでいました。麗水の特産品を扱うお店や韓国コスメが手に入るお店も。また、エキスポ入口付近には免税店も。

宿泊

『麗水韓屋ホテル梧桐斎（オドンジェ）』
dkが泊まったのは今年(2012年）オープンしたばかりの韓屋ホテル。エキスポまで徒歩10分と便利な上、ホテルからの海の眺めが最高。dkが泊まったのは２～4人用の11坪で１泊36万ウォン。

＊韓国語名称：오동재
＊住所（韓）：전남 여수시 덕충동 394-5
＊住所（日）：全羅南道麗水市徳忠洞394-5
＊電話：061-660-1000