ソウル郊外は安城(アンソン)にあるハーブ村に行ってきました!

ドラマのロケ地でもあるハーブ村!ソウル郊外の静かな自然の中、ハーブの香りに包まれながら散策してきました!

こんにちは!ソウルナビのユンギオンマです。皆さんは日常のどんな時にハーブを使用しますか?お肉の臭みを取ったり、デザートの上にちょっと添えてみたりとお料理に使うとか?それとも部屋の芳香剤としてやインテリアデザインなどリラクゼーションとして活用したりとか?ユンギオンマは家事や育児で疲れて一息ホッとしたい時にハーブティーとしていただいています。ハーブは紀元前のヨーロッパではすでに感染を防ぐ薬として使用され、時代の変化と共にリラクゼーションや料理に使用するなど、活用範囲も広がっていったとか。見ればかわいくて少々ひ弱なのに、実は私達人間を助けてくれる心強い植物、ハーブ!そんなハーブを沢山栽培し、ドラマの撮影地としても使用されたハーブ村(ハーブマウル)が、ソウルから車で1時間ちょっとの町、安城(アンソン)にあるんです。その名も「安城ハーブ村(アンソンハーブマウル)」!オシャレな場所で食事しながらティータイムもいいけど、今日は自然と触れ合う旅に出かけてみましょう~!

◆◇◆韓国の慣用句の語源にもなるほど栄えていた安城(アンソン)にあり◆◇◆

「安城ハーブ村」がある安城(アンソン)は、ソウルをぐるっと取り囲んでいる京畿道(キョンギド)内の南側に位置。「打ってつけ」や「おあつらえ向き」と表現される韓国語の慣用句「アンソンマッチュム」の語源として登場するなど、朝鮮時代は商工業で大変栄えていた歴史ある街!ソウルからは江南高速バスターミナルや南部市外バスターミナル、東ソウル市外バスターミナルなどからバスに乗り、安城総合バスターミナルまで所要時間が約1時間から1時間40分。ハーブを求めてプチ日帰り旅行したい方にオススメの場所でもあります。

◆◇◆地元の大衆食堂でお腹を満たしてから出発!◆◇◆

ユンギオンマもゆっくり身支度をしてから出発したので、安城付近に到着したのはお昼近く。値段もリーズナブル、まだ小さいユンギも安心してく食べられるという条件が揃っていたので「アンソンチャンチグクス5000ウォンビビンククス」という面白いネーミングの食堂でランチタイム♪ 金額変更したのか看板の数字の部分を堂々とテープで修正しているところが韓国らしい(笑) 
中に入ると思ったよりお客さんも多く、当たりの予感。チャンチククス(温かい素麺)とキムチトゥブ(キムチ豆腐)を注文してみました。ユンギオンマが注文したチャンチククスは値段の割に量が多いので満足だけど、一人で全部食べるとお腹いっぱいになりそう。でも麺好きのユンギが思ったよりもお素麺を沢山食べたので、2人で調度良い量になりました。ユンギアッパが注文したキムチトゥブには焼き魚を含む数種類のおかずと釜で炊いたごはんが出てきてとっても豪華!一口もらいましたが、ムグンジ(古漬けのキムチ)で作ったキムチスープはコクがあっておいしく、何よりも個別に釜で直接炊くごはんがシャキシャキ、熱々でおいしかったです。
地元でも人気らしく、お客さんも入っています 地元でも人気らしく、お客さんも入っています

地元でも人気らしく、お客さんも入っています

値段の割にボリュームが多いチャンチククス(温かい素麺)

値段の割にボリュームが多いチャンチククス(温かい素麺)

炊きたてごはんと焼き魚までついてる満足できるキムチトゥブ(キムチ豆腐) 炊きたてごはんと焼き魚までついてる満足できるキムチトゥブ(キムチ豆腐) 炊きたてごはんと焼き魚までついてる満足できるキムチトゥブ(キムチ豆腐)

炊きたてごはんと焼き魚までついてる満足できるキムチトゥブ(キムチ豆腐)

◆◇◆1万坪もあるハーブマウルに到着!◆◇◆

お腹も満足したことだし、さっそく目的地であるハーブ村までレッツゴ~。ユンギファミリーは車で向かいましたが、安城までバスで来られた方は安城総合バスターミナルからタクシーで約20分ほどでハーブ村に到着。国道から小さな道に入り、くねくねした道を奥に進んでいくと2つに分かれた道が見えてきます。右に進むと突き当たりに「ハーブマウル」の表示が。奥まった場所にあるので訪れる人は少ないのかな?と思ったら、家族連れをはじめミセスや学生のグループなど沢山の人が訪れていて、韓国の人にもどうやら人気のスポットのよう。空気もキレイだし車の心配もないから、ユンギも思いっきり歩き回れそう!そしてオンマも敷地内散策が楽しみます。
くねくね細い道の突き当りに見えるハーブマウル

くねくね細い道の突き当りに見えるハーブマウル

ミセスでのおでかけにも利用されるハーブマウル

ミセスでのおでかけにも利用されるハーブマウル

最近はどこでも入場するたびにお金がかかりますが、ハーブ村は入場料が無料というのが魅力のひとつ。自然がいっぱいつまった1万坪の敷地面積内にはペンションをはじめハーブテラピー、ハーブ農園、レストラン、散歩道など見どころがいっぱいあって、ゆっくり回ればここで1日たっぷり過ごせそう!今日は限られた時間しかないので、地図を見ながらどうやって見学するかを決めましょう~!

■■■ 敷地内案内MAP ■■■
①ライフツリー生活館②ハーブテラピースパ③ソレアートレストラン④フラガンシア⑤ディセノ体験工房⑥アリアテ農場⑦シークレットガーデン⑧コモド宴会場⑨ボニータペンション団地⑩ハーブ食品工場⑪展望台⑫ミニ動物園⑬ハーブ歴史博物館⑭散歩道

◆◇◆さっそく散策開始!◆◇◆

いざ散策を開始しようとすると、どこから見ればいいのか迷ってしまいますよネ。地図をみてみると、到着した駐車場を中心に均等に建物が配置されているよう。まずは目についた建物「フラガンシア」から行ってみよ~
■■■ フラガンシア ■■■
白い円形状のアーチをくぐると、本の一部に出てくるような白いブランコや自転車、パラソルの下には丸いテーブルとチェアなどが置かれ、中に入る前からに幼い時のワクワクした気持ちを充分に思い出させてくれそうな庭を持つお店「フラガンシア」。店内では自分のお肌に合ったハンドクリームやリップバームなど、コスメを体験製作することができます。自分のお気に入りのハーブのにおいが入ったコスメを作ることができるなんて、なかなか出来ない体験では?!ほかにも沢山の種類のオーガニック石鹸、お部屋や車内をいい香りにしてくれる芳香剤から、よもぎやニンジン、かぼちゃなどの野菜エキスが練りこまれているお素麺やカルグクス(平打ち麺)など販売されていて、ウインドーショッピングするだけでも楽しいショップです。

■■■ アリアテ農場 ■■■
フラガンシアの奥には沢山の光が差し込む大きな温室があり、一般植物と私達の知らない沢山のハーブが栽培されている農場「アリアテ農場」があります。季節ごとに違うハーブを楽しめるだけでなく、気に入ったハーブをその場ですぐに購入できるのもここならでは。咲いている花のいい香りに包まれながら農場内をゆっくりと歩いていると何やらせせらぎの音が聞こえてきます。こちらではヨーロッパの庭園の一部を思わせる噴水と橋を発見。写真を撮ってみると、とても温室の中にいるとは思えないステキなショットがとれてユンギオンマも満足(笑) また白い小さな花とツタが巻きついたレストエリアも見つけました。こんな場所でゆっくりとティータイムを過ごすことができたらストレス解消間違いなし^^

■■■ ミニ動物園 ■■■
これで終わりかと思いきや、アリアテ農場の奥にもまだ道が続いてる!ゆるやかな坂を上っていくと突然丸太木で造られた檻の中にヤギが!植物だけでなく、種類は少ないけれども動物とふれあうことができるミニ動物園まである盛り沢山なアンソンハーブマウル。こちらではうさぎのような一般家庭でも飼育できる動物から、どんな鳥よりも美しく立派な孔雀、またグルメの世界では貴重な食材として知られているウコッケイなどがマイペースで生活しています。スペースは広くないけれど、動物が快適に過ごせるようにスタッフが一生懸命オリを綺麗になおしていて、マンションで飼われているペットより静かな自然の中で飼育されていいる彼らは幸せかも?

■■■ シークレットガーデン ■■■
室内で一般植物・ハーブ栽培を見られるアリアテ農場に対して、こちらは屋外で栽培されたハーブを含むさまざまな植物を見物することができる農場。残念ながらユンギファミリーが訪れた時には植物やハーブの花の咲くハイシーズンが過ぎてしまい、さびしい風景となってしまいましたが、かわいらしいヨーロピアン風の建物やミニ噴水、ちょっと休息できるかわいらしいテーブルと椅子など、自然と建物が調和した異国的な雰囲気な中でリラックスした時間を過ごすことができました。シークレットガーデンといえば「秘密の庭園」、花が満開になった季節を想像すると、きっと誰にも教えたくないほどステキなんだろうなと想像してしまいます。是非、次回満開の時に期待します(笑)

■■■ ディセノ体験工房 ■■■
ほのかに香る自慢のハーブを使用してキャンドル・石鹸などの生活用品を作ってみたり、ハーブを植える鉢植えに絵付けをしたり、ハンドクリームのような化粧品を作ったりと生活用品だけでも様々な体験ができる体験工房。食いしん坊のために料理教室も開催され、ハーブクッキー作り・ハーブジャム作り・ハーブビネガー作りも行われています。特に子供がいる方は自宅だと台所を汚されたり材料がなかなか揃わなかったりなど問題が多いけれど、体験工房なら汚れも気にならないし、材料は用意されているから便利ですよネ。少人数から団体まで参加が可能なのでグループ旅行でスケジュールに困った時はこちらで時間を過ごしてみると、思ったよりも楽しいかもしれませんヨ。

■■■ ライブツリー生活館 と ハーブテラピースパ■■■
ウッド調のシンプルなインテリアデザインながら、商品の並べ方がとても上手で華やかに見えるのが特徴のこちら。心も体も健康な生活が送れるように、いろいろな種類のハーブアロマ製品やホットパックなどの健康グッズなどもあります。それ以外にお皿やコップなどの食器、キャンドルグッズ、時計など自分の家に置いたら素敵な品物も沢山。建物内にはハーブセラピースパもあり、疲れた体をリフレッシュしてもらえます。ユンギオンマも育児でガチガチに固まった体をリラックスさせたかったけど・・・時間がないので次回のお楽しみに(泣)

◆◇◆ジュヨン出演「グッドドクター」の撮影地!◆◇◆


■■■ 撮影地1:シークレットガーデンの上にある展望台 ■■■
こちらのハーブ村、実は数多いドラマロケ撮影地の中のひとつでもあります。俳優のカン・ドンウォンに顔が似ていて「製パン王キム・タック」にも出演し一気に人気を得た俳優ジュヨンが出演するドラマ「グッドドクター」もそうで、シークレットガーデンの上の方にある展望台で撮影が行われていたそう。少し急な山道を登っていくためユンギは下で待たせてオンマだけ見学することに。ただ残念ながらドラマをほとんど見ていないため、やっとこさロケ地にたどり着いてもあまり感動を味わうことができず・・・時間に余裕ができたらぜひ再放送を見て気持ちを高めてみたい(笑)

■■■撮影地2:ソレイアドレストラン&ベーカリー ■■■
ここもドラマの撮影で使われたレストランだそう!ユンギファミリーは残念ながら来る前に食事を済ませてしまったので、食事はしませんでしたが、ヘルシーな料理をテーマに雰囲気の良い店内で、メニューにはパスタ料理をはじめとするイタリアン、熱々だけど中はジューシーステーキコース、カリカリ熱々のとんかつを味わうことができるそう。店内がほのかないいにおいがすると思ったら、ベーカリーでは焼き立てのパンが出てきたところ!ハーブ村だけあって、一般のカフェよりもハーブティーが沢山置いてあるのもこのレストラン&ベーカリーならでは!ユンギオンマも旅のお土産を兼ねて育児の合間に飲むハーブティーを買っていこうと思います。
いかがでしたか?ゆっくりと見学したせいか時計を見ると、そろそろ帰らなくてはいけない時間!楽しい時間って何でこんなに早く過ぎてしまうのか残念なユンギオンマ。家事、育児に追われてめまぐるしく毎日が過ぎていく中、今日は沢山の自然のおいしい空気と美しい温室での風景、数々の美しい花を観賞することができ、こちら「安城ハーブ村(アンソン・ハーブマウル)」でまたまたリラックスすることができました。在韓の方も、旅行でいらした方も、ソウルはもう見尽くして見どころはなくなってしまった・・・そんな方なら、日帰り旅行を兼ねて是非かわいいハーブに会いにハーブ村を訪れてみてくださいね。以上、ソウルナビのユンギオンマがお伝えしました~。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2014-05-28

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