韓国の海苔お菓子『キムブガク』を作ってみよう!

材料は海苔とライスペーパーだけ!かんたんにできる韓国の味。

こんにちは!ソウルナビです。今日は韓国の海苔を使ったお菓子、キムブガクに挑戦したいと思います。キムブガク?お土産用に海苔コーナーに足を運んだ時、海苔を揚げたせんべいみたいなお菓子を見たことはありませんか?サクサクの触感で、軽やか、一度食べると止まらなくなってしまうんです。

キムブガクとは

海苔にお米の衣を着せて、揚げたお菓子がキムブガクです。海苔が沢山取れる全羅道発祥で、もともと市場などで手作りで作って売られるようなお菓子でしたが、韓国のバラエティ番組『私は一人で暮らす(ナホンジャサンダ)』で、2018年にMAMAMOOのファサが出演した回で、彼女がキムブガクをパリパリとおいしそうに食べていたことで話題になり、その後、bibigoのやドンウォンなどから、フレイバーを現代風にアレンジして発売されています。
左:ドンウォン『キムブガク』2480ウォン 右:ビビゴ『チップ』2380ウォン

左:ドンウォン『キムブガク』2480ウォン 右:ビビゴ『チップ』2380ウォン

左のドンウォンの方が、右のビビゴより大きい目です。

左のドンウォンの方が、右のビビゴより大きい目です。

そんなキムブガクですが、考えてみると、薄い海苔に衣をかぶせて揚げただけの単純なお菓子なのに、値段はそこそこして、原価を考えたときにちょっと複雑な気分に。しかしながら、古風な作り方は米の衣を作るのが面倒くさい上に、油を大量使うので、自分で作るとなると面倒くさいのです。人々がお金を使ってしまうのはそこなんでしょうね。ところが、韓国のテレビでそのキムブガクを簡単に作れる方法が紹介されていたので、それを試してみることにしました。


<かんたんキムブガクレシピ>
材料:全型のり 、角形のライスペーパー(全型のり1枚に対し、ライスペーパー1枚という計算になります)、塩水(海水の濃度と同じくらい)
塩以外に使う材料はたったこれだけ! 塩以外に使う材料はたったこれだけ!

塩以外に使う材料はたったこれだけ!

1)ライスペーパーを塩水にさっとくぐらせます。
2)海苔にライスペーパーを張り付けます。
3)あまった部分はチョキチョキ切り落としてしまいます。(切り落としは、まとめて別のライスペーパーに張り付けて無駄なく利用)
4)網などに載せて、涼しい場所で一昼夜乾燥させます。
5)乾燥させるとこんな感じ。食べやすい大きさにハサミでチョキチョキ。
6)適量の油を温めます。ナビはなべ底から1㎝位でやってみました。
7)あとは揚げるだけ。くるくる丸まってくるので、きつね色になる直前、さっと取り上げます。

こんがりと揚がった自家製キムブガクの完成!

揚げたてなのか、買ったキムブガクよりも美味しいのは当たり前!ほんとに簡単なので、リピートも苦ではありません。塩分の濃度は好みで変えたり、また、コンソメの粉を振って、コンソメ味にしたり、アレンジしてもよさそうです。

サクサクの食感はこんな感じ(音を聞いてみてください!)

ライスペーパーを使うというアイデアを考えた方に、惜しみない拍手を送りたい気分です(ドンウォンのキムブガクの原材料を見るとライスペーパーがあったのは内緒です)。少ない材料で簡単にできてしまう、韓国のローカルフード。コロナ禍で韓国に行きにくい今、キムブガクをつまみにビールを飲んで、韓国気分を味わってみませんか?ソウルナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2021-12-10

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