南浦麺屋

ナンポミョノッ남포면옥

閉店・移転、情報の修正などの報告

本格平壌式冷麺がご自慢!おばあちゃんの代から続く60年の老舗!

こんにちは!ソウルナビです。韓国人も日本人と同じく麺料理が大好き!そんな韓国の麺料理の中でも特に人気のあるメニューといえば?やっぱり冷麺!!今日は冷麺を作り続けて創業40年のお店「南浦麺屋(ナンポミョノッ)」をご紹介しましょう!こちらの「南浦麺屋」は平壌式の柔らか麺が特徴。中でも特に有名なのが水冷麺。自家製水キムチ”トンチミ”を混ぜたスープが魅力の冷麺なのです。そしてもう一品!!チェンバンというちょっと珍しい北朝鮮式の鍋料理もご紹介しましょう。ソウルでこのチェンバンを食べられるお店は少ないので「南浦麺屋」はと~っても貴重なお店。辛くない淡白な味付けで日本人旅行者にもとっても人気だそうですヨ。それではさっそく歴史あるお店「南浦麺屋」、ご案内いたしましょう~!
場所は乙支路入口!ロッテ百貨店から歩いて3分のところにあり!
まずはお店の場所から。場所は日本人が訪れるのに1番アクセス便利な「ロッテ百貨店・明洞本店」から徒歩5分ほど。そして市庁駅前にあるソウル広場から徒歩5分ほどのところにあります。少し細い路地にあるので見落とさないでくださいネ! お店はっというと・・・なんと同じ通りに本店と支店が並んでいます。ナビの地図だと、支店が先に右手に見え、その1軒先に本店がみつかるはず。皆さんは本店から入ってくださいね~。(支店は宴会などで主に使われているようです。)
本店

本店

支店

支店

平安道の味を伝え続けて40年!
ソウル市から伝統飲食店の認定を受けているこちらの「南浦麺屋」。 現在の社長であるイ・ジェヒョンさんのおばあさんの代から続く、40年の歴史のあるお店です。
北朝鮮は平安道(ピョンアンド)出身のおばあさんが地元、平安道の味を韓国でふるまったのが始まりとか。現在も当時の味をそのまま伝えているそうです
韓屋スタイルの趣ある店内。
店内はまさに韓国伝統家屋を再現した趣ある雰囲気。近くのサラリーマンたちが外国人を接待する場所としてもよく利用する、というのも納得!店内はテーブル席とオンドル(韓国式お座敷)の2タイプあり。
「南浦麺屋」の命!さっぱりトンチミ(水キムチ)
こちらの冷麺の味を特徴づけているのがこのトンチミ(水キムチ)。少し辛味のある大根とニンニク、生姜、ネギ、梨などをハンアリという陶器の壷に入れ漬け込んだもの。お店の入口の右手にズラリ~と展示されている壷がまさにこのトンチミを漬けた壷!その壷ひとつひとつに日付が書かれているのに気付くはず。なんと!こちらでは毎日新しいものを漬け、熟成したものから順番にお客さんに出しているそう!そしてなぜこれが冷麺の味?!かというと・・・冷麺のスープの約半分がこのトンチミのスープだとか。このトンチミスープとユクスと呼ばれる牛肉スープをドッキングして出来上がった特製スープが「南浦麺屋」の冷麺の味を決めているんです。また冷麺だけでなく、鍋料理のチェンバンやマンドゥクッ(餃子汁)も、サイドメニューとして必ずこのトンチミが登場。お肉料理を食べる時はこのトンチミスープが口の中をさっぱりにし、さらに食欲を刺激しますョ。さぁ~次はトンチミを使った冷麺をご紹介!
蕎麦の香り漂う平壌式冷麺!
冷麺の麺は、サツマイモのでんぷんと蕎麦粉の割合を変えることで、麺の歯ごたえや味が変わってきます。「南浦麺屋」の冷麺は蕎麦粉の量がでんぷんより多く、麺を口に含んだ瞬間、ぱぁっ~っと蕎麦の香りが広がるという独特な風味の麺。日本のお蕎麦のように切れやすいので、ご年配の方に特に人気なんですヨ。

また、スープは先ほどご紹介したトンチミ(水キムチ)とユクスという牛肉から取ったスープを混ぜたものを使用。さっぱりとしたトンチミと、牛肉の淡白なスープの組み合わせ。まさにこれが40年前からの伝統の味!化学調味料などの味に慣れてしまっている人には馴染まない、といわれる味ですが、正真正銘のグルメが認めるお味!と社長さんは誇らしげ!!^^
またおいしく食べるコツは出来上がってすぐに食べること!!茹であがってお客さんに出すまでの時間をできるだけ短縮するよう、お店の方も努力しているそう。だからテーブルに運ばれてきたらすぐにいただきましょう~!それが麺を一番おいしく食べるポイント!^^

お肉と野菜がたっぷり!北朝鮮式鍋料理チェンバン!
チェンバンというこの鍋料理。このメニューを扱っているお店はそれほど多くなく、「南浦麺屋」の自慢のお料理でもあり。目で見てもおいしく、食べてもおいしくというコンセプトで作られたチェンバンは、期待通りの華やかなでありながら上品なお料理。
ヤンジモリ(牛の胸部のお肉)の脂身をある程度除いたものと、ユトンという牛の乳房のお肉がメイン!
このユトンはとても下準備が大変ということもあり、扱っているお店が少ないそう。この2種類のお肉に春菊、キノコ類、銀杏、ナツメなどをトッピングしてスープを注ぎます。このスープはヤンジモリを煮込んだスープ。冷麺のスープを作るときに使うあのユクス(スープ)と同じものだそうです。
具とスープがそろったら点火!普通はガスコンロなどで煮込むお店が多いそうですが、「南浦麺屋」は特注の真鍮の鍋とアルコールの火を使用。熱がじんわりゆっくり~伝わるよう、そして始めから終わりまで焦げずにおいしく楽しめるように工夫されているとのこと。鍋の真ん中だけでなく、全体を火が覆い、まんべんなくお肉や野菜に火が通る、というワケなんですネ!
味は~?!ん~とっても淡白!韓国料理は辛いっというイメージを一挙に変える味。春菊やキノコなどの野菜の香りがぷ~~んと漂い、食欲がますますアップ!お肉や野菜を食べたら、マンドゥ(餃子)やトッ(餅)、麺などを加えて食べてもいいかも!
(※マンドゥ(餃子)、トッ(餅)、麺は別料金になります)
冷麺のお友達?!スユク
もう一品!冷麺のお友達といえるスユクをご紹介!これは特にご年配の男性に好まれるお酒の肴的なお料理。冷麺を食べる前にまずはスユクとソジュ(焼酎)で軽く一杯!っというのがおじ様方のお決まりパターン!こちらのスユクは、茹でたヤンジモリ(牛肉の胸部のお肉)を軽くごま油とお醤油で味付け、さらに特製のソースにつけて食べるもの。日本の焼き豚に似た感じの味付けで、うまい!適度な歯ごたえがまたクセになり、次々とお口へ~~^^。
いかがですか?韓国に来たらやっぱり冷麺!っという方は、昔ながらの冷麺に挑戦してみるのもよいと思いますョ。こちらでは冷麺のダシ用に煮込んだお肉はチェンバンの具としても使う、という効率よいシステム。 冷麺専門店の中にはお肉を煮込んでダシを取るユクスは経費がかかりすぎ、使用していないところもあるとか・・・でもこちらの冷麺スープはホンモノの牛肉のダシでとったユクス。これぞ本場の冷麺! 冷麺にチェンバン、あるいは冷麺にスユクといろいろな組み合わせで韓国グルメ、平安道のグルメに挑戦してみてはいかがでしょうか?!以上、「南浦麺屋」からソウルナビがお伝えしました!!

ポータルサイト Naverより (韓国語の外部サイトが開きます)

記事登録日:2005-08-30

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イチオシ

オボッチェンバン

お盆の中央にダシ、回りにそばや茹で肉を盛った郷土料理

어복쟁반

(大・4人分)90,000
(中・3人分)80,000
(小・2人分)70,000

イチオシ

ネンミョン

冷麺

냉면

14,000

スユッ

肉の煮込み

수육(대)

35,000

ハヌプルコギ

韓牛プルコギ

한우불고기

32,000

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2005-08-30

スポット更新日:2012-06-20

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