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ソウルの郊外は一山にある世界水準の展示場&コンベンション文化空間!

こんにちは、ソウルナビです。今日はソウルの郊外、京畿道は一山(イルサン)にあるKINTEXをご紹介します。KINTEXってイベントや公演の情報などで名前だけは聞いたことがある方も多いのでは?このKINTEX、韓国国内で展示やコンベンションを行う場所を確保し、コンベンション産業の国際化を目的に、国と京畿道、高陽市が共同で出資して2005年に建設された巨大な展示場なんです。ではそのKINTEX、さっそく行ってみましょう!

第1展示場と第2展示場があります

KINTEXがあるのはソウルの中心部から地下鉄で約50分のところにある一山。金浦空港や仁川国際空港から直行のバスもあります。このKINTEXには第1展示場と第2展示場の、2つの展示場があります。第1展示場は2005年4月29日にオープン。建物は3階建てで、1階に展示ホールと展示ホールの入口があります。展示ホールの面積は5万3975平方m。中を6つのブロックに分けることができます。展示内容の大きさによって、どのブロックを使用するか決めるので、一部分だけ使用することもできるんです。ちなみに床の耐久性は5 トン/平方m。だから大型重量物の展示やイベントもできちゃうんですよ。2階と3階には会議や事務室に使用できる部屋と、結婚式などに使える礼式場があります。韓国では生まれた子供が1歳になる時に盛大なお祝いを親戚、知人を呼んでするのですが、KINTEXにあるこの礼式場で行う人も多いみたいです。

2011年に第2展示場がオープン!

第2展示場は2011年9月にオープン。建物は4階建てになっています。展示ホールは第1展示場と同じで1階にありますが、入口は2階になっています。展示ホールは大きく4つあり、各ホールは2つに分けての使用も可能なんです。第2会場の展示ホールの広さは全部あわせると5万4,508平方mで、第1展示場と第2展示場にある展示ホールの広さを全部合わせると、なんとアジアで5位の広さになるんだそう!ロビー内の雰囲気は第1展示場が直線タイプなら第2展示場は円のライン。単純な直線よりはカーブのラインがなんか不思議の国のアリスになったみたいな!?異次元的な空間を感じさせます。
ホール入口のある2階には木や植物が植えられています。本物かなってびっくりして触わってみたら、土や石以外はにせもの。でも近くで見ない限り本物みたい。とってもリアルで、人工物ながら自然が感じられ、いつまでもいたくなるような憩いの空間を感じさせます。3階、4階は会議に使える部屋がたくさんあります。第1展示場も第2展示場も外壁はすべてガラス張りで、とっても明るくってステキ。駐車場もたくさんあり、第1展示場は1,969台、第2展示場は2,285台駐車できます。さらに臨時で4,000台の駐車可能だそう!すごいですね~

いろいろな空間とオブジェ

第1展示会場と第2展示会場の間にはいろいろな空間とオブジェがあります。外との通路を利用した、画廊があって、タイルに絵が描きこまれたものが飾られています。有名な作品の模写ですが、とてもよくできていて、心が癒される感じ。
また、行く道に沿ってずっと立てられている不思議な柱のオブジェと大きな作品には笑ってしまったナビ。これ、なんだろう!?でも、たくさんあり、この存在のおかげで行く道が華やかで、面白い空間になっています。それから道の中央にある芝の中にはKINTEXのロゴの椅子まであり、ちょっとびっくり。歩きながら見物しているといろいろ考えさせられて、ちょっと面白いんですよね。そんな感じで、展示場と展示場の間を歩いている間にもいろんなことが印象的なKINTEXです。

居心地のよい休憩場所

それから、ちょっと疲れた時に座れる居心地のよい休憩場所。また、バスの停留場があります。ここからは最寄り駅の地下鉄3号線 テファ(大化)駅まで行くバスと、ソウル方面に行くバスが出ています。その横には、外で急にもよおした時に展示場まで行かなくてもよいように公衆トイレもあるので、とっても安心なんです。

お役立ち情報

各展示場のインフォメーションには英語のできる案内係が待機していて、困った時や助けが必要なときはいつでも親切に対応してくれます。インフォメーションのもうひとつ良いところは、無料充電器があるところ。中を開くと充電用のケーブルが6種類もあって、たいていの機種は合うようになっています。日本語の使い方の表示もあります。ロック式なので自分以外は開くことができません。これは安心かも。
ロッカーもありますが、数が多くないので手荷物はできるだけ少な目にしたほうがいいかも。コーヒーとジュースの自販機もあちこちあります。特に2階と3階には多いかな。休憩用の椅子もあちこち見かけます。特に印象的なのは第2会場のフードコートの近くにある休憩場所の椅子。すごく変わったデザインですが、座り心地は抜群。是非、機会があったら一度座ってみてくださいね。

さまざまなイベントや展示会、コンサートが開かれます

展示ホールではさまざまなイベントや展示会、コンサートが開かれています。時期によって内容が違います。分かりやすいところでは、2010年と2011年の年末にSBSテレビ局が「歌謡対戦」の会場として使用されました。ナビも知ってる有名なアイドルや人気の歌手たちが一同に集まって観客と楽しい年末を過ごしましたのがこちら。それ以外にも、世界初の4Dライブパークが行われるなど、何かと話題の多いKINTEX。子供たちが好きなキャラクター展がある時は、幼稚園や学校から団体で見学にもたくさんやって来ます。その都度、何か関心のあるイベントがないかホームページに入って調べられるので、一度は遊びに行きたい場所ですよね。

食事や軽食も展示場内で

食事や軽食も展示場内でできます。第1展示場も第2展示場も1階と2階にお店が入っています。パン屋やコーヒーショップは早いところは朝7時から、他は朝9時から営業し、夕方6時まで。ただし、第2展示会場の方は夜10時まで営業するところも。軽食店は朝11時から夜8時まで、レストランは朝11時から夜10時まで、コンビニは朝9時から夕方6時まで営業。でもなんといっても一番利用しやすいお食事どころはフードコート。第1展示場、第2展示場それぞれに1つずつ、フードコートがあります。第1展示場のフードコートは2階にあり、朝11時30分から夕方5時まで営業。価格は6,000ウォンから7,000ウォンぐらい、第2展示場のフードコートは1階にあり、朝11時から夕方4時まで営業し、価格は7,000ウォンから1万ウォンぐらい。しかも年中無休なんですって。そういえば、第1会場の2階にあるレストランには著名人のサインが窓際に飾られています。日本でも有名な人は、ドラマ「秋の童話」の俳優ヨン・スンホンのサインがあります。

周辺に現代百貨店が

まだ周辺は開発中なのでショッピングやグルメスポットはほとんどありません、その不便を少しでも解消しているのが現代百貨店。KINTEXを出て、第1展示場の建物の横を見るとあります。展示場内で不足なものがあれば、ここでもショッピングが可能。

展示会場の完成後も周辺の環境整備や交通の便宜を図るため、バス路線の開発などが進むKINTEX。ソウルの近郊で一番大きな展示空間を提供するKINTEXは、これから韓国が世界に誇るコンベンションセンターとして注目していきたいところです。以上、ソウルナビでした。

記事登録日:2012-03-12

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スポット登録日:2012-03-12

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