みぽりんのマッサージ体験レポート「クイックスポーツマッサージ」
みぽりん、スポーツマッサージを受ける
今日のみぽりんは、 トンデムン(東大門)にあるスポーツマッサージのお店、「クイックスポーツマッサージ」にやって来ました。
学生時代に肩こりが始まり、就職してから足の裏が痛み出し、40の坂を越えた頃からは、毎日のように子供達に足の裏を踏んでもらってきた私の長年の夢は、「足の裏マッサージ」専門店で足の裏の壷をギューギュー押してもらうこと。どんなに気持ちがいいか、想像しただけでもうっとり。。。そんな願いが今日とうとうかなったんです。ああ、嬉しい。
今日やってきたのは東大門にあるミリオレの14階にあるクイックマッサージ。よく地元韓国人と日本人の料金が違う、という話をききますが、ウワサ通り、受付デスクの後ろにちゃんと価格表がハングルと日本語で書いてありました。これなら安心ですね。
中に入るなりスリッパがさっと出てきて、横のいすに座ってコースの選択です。でもここに行く前からナビの記事を読んで、全身マッサージと足の裏マッサージがセットのVIP Bコース(プレミアムコース)90分、55000ウォンを受けることにしていましたから、全然悩まないで決めました。メニューにも日本語がちゃんと書いてあっていいですね~
マッサージ室はロッカールームの前にあります。そう。病院の大部屋のような雰囲気ですが、インテリアはずっとリッチで暖かい感じ。ベッドがずらっと10台くらい並んでいて、私の隣のベッドでは中年の男性が足の裏のマッサージを受けていました。
さあ、これからが本番よ!
まずは足の裏洗い機で足を綺麗に洗ってもらいました。バスクリンの香りがほんのり漂うお湯に足をつけながら、ついでにお茶のサービスも頂きます。
マッサージってお年寄りや病人、怪我人が受けるものだと思ってきたし、ジメッとしたイメージがあったのですが、案に反して明るい雰囲気なので驚きました。その上他のベットも丸見えなんです。実はここに来る前に夫に「マッサージ受けに行くよ」と言ったところ、「マッサージなんて&*%$#!!!」と眼を剥かれました。韓国ではマッサージというとエッチな印象が強かったみたいです。ところがここはスポーツマッサージの名のごとく、実に健康的なんです。これなら夫婦でも恋人でも家族連れでも誰でも気軽に来れると思います。などと何のかんのと担当の方と日本語で5分くらいおしゃべりを交わしたら、次は足を綺麗に拭いてくれました。他人に足を拭いてもらうなんて、記憶にある限りでは、生まれて初めての経験ですよ。
ベットの上に敷いた電気シーツの暖かさにすっかり緊張がほぐれ、まな板の鯉になりきっている。
まずは足の裏のお手入れから。踵の部分の角質を落としたり、魚の目をけずったり。
次は肩の部分。右肩をじっくり揉み解してから、左肩へ。
担当「力を抜いてください。」
みぽりん「はい・・・いたたた~」
担当「痛いですか?」
みぽりん「ちょっと」
担当「今度はどうですか?しびれますか」
みぽりん「たたた。。いえ、いい気持ちです」
こんな会話を何回繰り返したか分かりません。そしてマッサージは肩から背中。背中から腰へと移っていたんですが、段々ダイナミックになっていって、お尻に乗られたり、足を曲げられたりと、ちょっとすごかったです。痛くはないんですがびびってしまいました。スポーツマッサージというのは、手の平や腕、踵なんかを使ってマッサージするので按摩とは違うそうですが、全然違うようだなというのが素直な感想です。
さてこれからが足の部分です。足全体にクリームとオイルをたっぷり塗って、ひざからかかとにかけてじっくりマッサージします。
首や肩のあたりにうっ血した汚い血が、下のほうに降りていって、最後に足の裏のマッサージで再び心臓へと送られるといったらいいのでしょうか。血が足の裏から逆流するのが感じられた。。かな。。。つまり足の裏がやっぱりクライマックスだたったんですね。こんなに足の裏のマッサージが気持ちいいなんて、誰にも想像できないでしょう。
足の裏が終わったら、次はもう一度頭に戻ります。首と頭を軽くマッサージしてから、お腹の周辺を押します。
最後に簡単なストレッチ体操を。
これでプレミアムコース、90分はお終いです。ツカレタ。
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ビタミンたっぷりの栄養ドリンクを頂きながら休憩。タバコもオーケー。
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足をぐりぐり押して、腫れあがってしまったらどうしようかとかなり不安だったのですが、意外にも足の浮腫みが綺麗に取れてしまい、靴がすっと入った時はとっても不思議な気がしました。それにみぽりんは普段から不眠症でもあるんですが、この日の夜は久しぶりにぐっすり眠れて、心身ともにリフレッシュしてしまいました。かなりハードですが、心地よい疲れといったら正解でしょう。
このように初めてのマッサージということでかなり緊張してしまいましたが、行って良かったと実感しています。ソウル旅行の仕上げに是非一度お試しください。では~~
*おまけ
「クイックスポーツマッサージ」には小さな仮眠室が準備してあります(別料金はなし)。みぽりんもちょこっとだけ横にならせて頂きましたが、夜行列車の吊り棚のような二段ベッドがありました。衛生状態は昔の小学校の当直室くらい、といったらお分かりいただけるでしょうか。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日 :2003-10-29
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