旅行情報掲示板

　　　　【究極のセカンドバック】　　
[オジさま族]と称される日も近い私達の世代には、
“こだわりの逸品”が幾つか存在します。

『セカンドバック』もその１つ。私達の“それ”はブランドや
高級感では無く、使い勝手と携行性・・・。

過日、業界の理事会でメンバーの一人が“それ”を持参しました。
各位の賞賛を浴び「オレに譲れ」「ヤダッ」の定番問答のあと、
「韓国・ソウル、ハミルトンプラザで発見。定価￥12,800−を
￥6,000−で購入。“最後の限定品”で自慢の戦利品」とのこと・・

そこで．．．．．

本年4月、訪韓時の2日目に“ハヤル気持ち”を押さえつつ、
足取り軽く目指すはイザ、ハミルトン・プラザ１階へ・・・。

「社長、本物のコピー有るョ〜」
「オパー、Ａ級のロレックス１万円！」
「サジャン、皮ジャン買えョ、ケチ−」

喧騒を掻き分けて探す事２０分・・・「あった、あった」
値札はＷ128,000−、色も形もどこをとっても“ヤツのソレ”

「チョギョー、オﾝニー、イゴッ−オルマェョ〜！」
ソウル・ショッピングの“鉄則”を忘れて、買う気満々・・・
「オソォセョ〜」出てきた“敵”のチーママはやや太身ながら
若くて美麗。そう云えば、この売り場ってやたら女性が多い・・

“敵”の譲歩はＷ100,000−、当方は“ヤツ”の購入価格の
Ｗ60,000−。死闘を繰り広げること２０分・・・。
「最後の限定品ですから・・・」(出た、出た〜)の決めゼリフ。

最終的にはＷ80,000−で妥協。たかが2,000円でと云う無かれ、
“陳腐なこだわり”と“微妙なプライド”で男の真価が問われる？

釈然としない『敗北感』を引きずりながらホテルに戻りました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【第二部】につづく　

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続いて【第二部】

翌日、ホテルで朝食後に恒例の検品・チェック・・・。
−−と、“ソレ”の内袋の底に致命的な穴がパックリ。

今日は帰国日。開店時間を見計らって再び件のお店に・・・
見慣れた売り場に辿り着くと、ナンとナンと．．．．．．
そこには“最後の限定品”が2個鎮座しているでは有りませんか。

　　　ヤラレタ。。。。。。。何が“最後”だ。。。。

日頃は人柄温厚な小生も、再びガッカリ・・・
「これが最後の商品だと言ったじゃナイカ！」怒涛の抗議に
チーママ曰く
「あなたの“ソレ”は、セカンドバックで最後の限定品。
“コレ”は今日入荷したサードバックで最後の限定品・・・。

知らなかったヮ−−。すると“ヤツのソレ”はファーストバック
だったのか知らん．．．．．。

「アジュ・イエップネョ〜」なとど持ち上げたり、粘ったりで
商品の交換とＷ10,000−の値引きに成功したものの「？？？」
明洞のホテルから梨泰院までホテルタクシーで２往復した小生、
損得勘定・採算性を考えると・・・。

軽い財布と重い足取りで帰国の途につきました。　トホホ・・