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投稿者:諸葛亮

口コミ掲示板[RE] : [サドンミョノッ] 貝毒でしょう

2005-09-25
>>私も、主人(フランス人)も牡蠣好きでこれまで中毒になったこと
>>ないんです。特にフランスでは牡蠣はナマでしか食べませんし、
>>それでも問題なかったんです。どうなってるんでしょう??

フランス北海岸の牡蠣は、過去、同種と思われる病気で、牡蠣自体が、
ほとんど壊滅的に近い状態に追い込まれました。その後松島産の
牡蠣を移植しています。ですので、現在のフランス牡蠣の多くと
松島産では、DNAが同じ部類です。

田田さんのおっしゃる「貝毒」に関しては詳しくないのですが、
昨今業界で問題になっているのは、やはり牡蠣を主原因とする
「ノロウィスル(小型球形ウィルス)」です。非常に微小ですので、
一般の顕微鏡では発見出来ません。こちらは潜伏期間も長く、
48時間を越えての発症例もあります。また、年間を通しての発症例
がありますが、冬場に発症の多いのも特徴です。熱に弱く、加熱
調理済み食品での感染確率は低いですが、まな板等からの二次感染
の可能性は残ります。
元々人間の体内に潜む菌でもあり、アレルギー反応ですので、
同じに食しても、全然平気な人も居ます。

現実には、これだけでは、こちらの店が、そして牡蠣が原因食材
とは断定も出来ないと思います。まずは直前の食事を疑いますが、
食中毒菌の場合、長い潜伏期間を持つ菌もあります。一番短い
黄色ブドウ球菌で3〜5時間、ほかで13〜24時間程度、特に長い、
病原性大腸菌では、1週間という場合もあり得ます。直前だけでは
無く、最低でも24時間以内での食事すべてを疑う必要があります。
また、「痛んだ食品」とは異なり、食中毒菌での原因食品の場合、
臭いにも味にも、何ら変化の無いのが普通です。 
訪問日:2005/09/25