カンヌンイェンナルチッ＆カムジャバウ

こんにちは！ソウルナビです。せっかく韓国旅行に来たなら、帰る前に一度くらいはテーブルにずら～りお皿が並んだ豪華な韓定食を食べてみたくありませんか？それも韓国の有名な芸能人がよく足を運ぶエリア、狎鴎亭（アックジョン）なんかで高級感を味わいながら食事を楽しむ、なんていかがでしょうか？今日ご紹介する「カンヌンイェンナルチッ＆カムジャバウ」は江原道（カンウォンド・韓国の東部）の郷土料理韓定食が楽しめるお店。「カムジャバウ」とは「素直で情深い江原道の人々」を現す昔の言葉で、山間でのカムジャ（じゃがいも）栽培が盛んな江原道で生まれ育ったお店のオーナーが江原道の江陵（カンヌン）の家庭の味をソウルでも味わえるようにとこちらのお店を始めたんだそう。海も山も両方持ち合わせている江原道の豊富な海の幸と山の幸、どんなお料理が出てくるか気になりますよね？！さっそく行ってみましょう～＾＾

◆◇◆2012年6月にリニューアルしたイエンナルカンヌン＆カムジャバウ◆◇◆

お店は地下鉄３号線アックジョン（狎鴎亭）駅２番出口から歩いて１０分ほどの場所にあります。お店からの徒歩圏内には有名デパートであるヒョンデ（現代）百貨店もあり、高級デパートギャラリア百貨店もあり、セレクトショップが立ち並んでいるロデオ通りもあるので、お食事の前後にはショッピングなんかも楽しめちゃうんですヨ！そして、名前を見てお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、このお店、もともとは「カンヌンイエンナルチッ」と「カムジャバウ」と、場所も離れた別々のお店だったのですが、２０１２年６月にお店を合併、リニューアルオープンしたんです。ブラウン調の近代的な建物に白い文字でくっきりと「カンヌンイェンナルチッ＆カムジャバウ」とあり、周りの雰囲気にぴったりと合っています。

さすが、セレブな立地。車で来る人のために1階には広々とした駐車場が設けられ、お食事のフロアは階段もしくはエレベーターで上がって２階になります。店内は骨董品や民俗品などをあしらって、細かい部分にまでデザインに気が配られています。韓国の伝統家屋をイメージした店内は、落ち着いた雰囲気で最高！のんびりとお食事が楽しめそう＾＾通常の座席は4人掛けテーブルが全部で２５テーブル。個室も用意されているのでちょっとした宴会や、小さなお子様連れで気を使う場合には大変便利です。その場合には前もって予約をしてくださいね。

◆◇◆テーブルいっぱいの贅沢な海・山の幸をお腹いっぱい堪能する◆◇◆

お店に訪れる人が注文する定番３メニューがカムジャ定食とバウ定食、イェンナル定食。以前の「カムジャバウ」にはカムジャ定食とバウ定食がありましたが「イェンナルチッ」との合併でイェンナル定食があらたに加わりました。いずれも数種類のメイン料理に約20種類ほどのおかずと石焼ご飯、テンジャンチゲ（韓国風お味噌汁）が付く豪華なる田舎韓定食！いずれもメイン料理はカルビチムが定番で、あとは日替わり。各定食の違いはメイン料理の数になります。

雑誌やテレビなどでテーブルいっぱいにお料理が運ばれて来る韓定食の映像を見かけますが、実際に目の前に食べられないほどのお料理が並べられると、やっぱり感激＾＾　お野菜からお肉、海産物までまんべんなく取り入れられたお料理は栄養もバツグン。会社勤めで日頃バランスの偏った食生活や不規則な食生活をしている方はこの韓定食で体をリセットしましょう！

定食に付いてくるこのシンプルなトルソッパッ（釜炊きご飯）も実はおかずと並んで人気の一品なんですヨ。炊飯器で炊いたご飯ではなく、直接お釜で炊いているから、よ～く見てください。お米がシャキシャキしてるでしょう？！韓国のご飯って日本に比べると味がないのですが、ここのご飯は噛めば噛むほど甘い味が出てきます。沢山のおかずだけでなくて、ご飯もおいしいから完食しちゃったら、今日の総合カロリーは大変なことになってしまうかも（笑）先にご飯をお茶碗に移してお湯をそそぎ、お釜にこびりついたおこげを後で食べるのが韓国流！

いかがでしたか？夜に行けばマッコリやソジュなど多くの種類のお酒と、アンジュ（おつまみ）のカルビチム（カルビ蒸し）やカンジャンケジャン（かにの醤油漬け）、プルコギ、チヂミなどの一品料理も用意されているので、それもまた楽しみですよネ？！旅の大きな思い出の一つに残るキーワードはやっぱり「お食事」！このたび生まれ変わった「カンヌンイェンナルチッ＆カムジャバウ」で、ゴージャスにお食事を楽しんでくださいね＾＾以上、ソウルナビがお伝えしました～。