ウォンジョ・チャンチュンドン・ハルモニチッ

　８月２３日夕方７時頃一人で行きました。久々でした。忠武路で映画を観た後、何となく無性にチョッパルが食べたくなり、てくてく歩いて行きました。
　この店に近づくと何やら人だかり。家族連れなどが店外に列を作っているではないですか。数えたら２０人くらい。エェ〜ッと一瞬たじろぎましたが、あとで後悔したくないと気を取り直し列の後ろにつきました。夏休み最後の土曜日で前日までの雨をあがり、「外でチョッパルでも食べようか」という家族づれや友人連れが多かったのでしょう。１０分ほど待って１階奥のテーブルに案内されました。
　テーブルに着いてすぐ小（２万ウォン）と焼酎を頼みました。ちょうど店のテレビで北京オリンピックの野球決勝戦を中継していて、韓国チームがヒットを打つと歓声が上がり、１回表にイ・スンヨプ選手が前日の日本戦に続いてホームランを打った時はウォ〜という大歓声が上がっていました。声高かなしゃべり声とテレビ中継と大歓声で店内騒然としていて、日本人の自分も何やら興奮してしまいました。
　メニューは変わらず値段も変わっていませんでした。顔を知っている給仕のおばさんもいました（もちろん向こうは知らない）。
　情報を一つ。パジョン（１万ウォン）の注文が多かったこと。パジョンは観光客向け料理と思っていましたが、地元の人が次々と注文していました。美味しいのでしょう。それから、経営者の奥さんが給仕のアジュモニたちと一緒になってテキパキと働いていました。経営者のご主人と息子（顔そっくり）がこれもテキパキとテーブルへの案内をしていました。
　店内で働く人のチームワークが良く一生懸命働いていて、来るたびに清々しい気持ちになります。