このお店については、本当にいろいろな意見があるようですね。
私達(女2人)は3月の初めに行きましたが、結論から言うと
満足度はかなり高く、今後のソウル滞在時には外せないお店と
なりました。
味、雰囲気、お店のサービスの仕方で賛否両論となるのは
万人ウケしそうなお店ではないのでわかる気がしますが、
値段については日本でもどこでもありうる事だと思います。
「この味でこの値段?!」と思ってしまうお店は、もちろん
日本にもありますよね。但し、このお店の場合は何と言うか
独特のムードがあるので、それが『圧倒的にダメだ・・』と
感じてしまう方だとキツイのではないかと思います。
(ちょっと悪く言えば、場末の飲み屋のような雰囲気かも・・・
変な表現でゴメンナサイ)
行く前にこのクチコミを見て『ボッちゃう店なのかぁ』と
私達も思っていましたが、何としてもマヌルチキンが
食べたかったので、イヤな事があってもすぐに忘れよう!
という気持ちで出かけました。ボラれようが何だろうが
食べたいという気持ちが強かったような。
ビールとマヌルチキン2人前、仕上げにコーラを注文。
チキンはパンチが効きまくり、大根の酢漬けも食欲を倍増させ
瞬く間に骨の残骸だけがテーブルの上に残りました。
にんにくの辛さと香りがたまらなくクセになり、皮がパリパリで
肉汁がまた・・・・と、チキン、酢漬け、ビールのローテーションが
いつまでも続いて欲しいと願うばかりのランチタイムでした。
(ハマッた私達は夜には又食べたくなっていました、刺激的美味!!)
注文時に例のチャーハンもすすめられましたが、お肉で
満腹になりたかった私達はきっぱりとお断りしました。
『チキンを食べに来たから要らないよ、でもビールも飲むよ』
という気持ちを骨の残骸とともに体現したのが良かったのか、
ママさんはとても手厚く応対してくれました。私達が帰りに
行こうとしていた場所を一緒に地図で探してくれて、さらに
案内所へ電話してバスや電車の乗り継ぎも調べて最後にメモを
持たせてくれました。
このお店へ行って改めて感じました。人には本当にそれぞれの
好みがあるんだなぁと。当たり前の事ですが、そう痛感しました。
豪華なホテルじゃないとダメな人、お魚しか食べない人、
お肉の脂が好きな人、マグロは赤身しか食べない人、電車では
端っこに座る人・・・挙げればキリがないですね、食べ物もスタイルも。
大げさかもしれませんが、このお店にはこのお店のスタイルが当然
ある訳で、もともと飲み屋さんで、その名物おつまみがマヌルチキン
なんだという事を忘れずに出かければダメージは少ないと思います。
私達はたまたま気に入りましたが、そうでない方がいるのも十分
理解出来ます。でも値段はその人の価値観で決まるのかも知れません。
メニューに値段表記はされているので、ボッている訳ではないと
私達は思いました。
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