ウォンジョマポワンカルビ

元祖麻浦ワンカルビ원조마포왕갈비

閉店・移転、情報の修正などの報告

投稿者:コウ

口コミ掲示板行かない方がいいです。怖いです。

2009-02-25
ソウルナビ見て、韓国最後の夜となる2月22日の午後5時30分頃、2人で訪れました。
通された1F奥の部屋には数組の客がいて、まずセントゥンシム(生ロース)とワンカルビを注文しました。
注文の際に対応した40代の女性従業員の態度がとても横柄でしたし、追加でメニューに2種類あるプルコギを頼んだのですが、怒るような激しい口ぶりで「ない!」と言われ、のっけから嫌な気分になりました。
また、セントゥンシムを食べ終わって、ワンカルビを食べようとしたときに、「ワンカルビをもう一皿追加しろ」と言ってきます。あらためてプルコギを頼むと、本気で怒られてしまいました。
このお店、どうなっているのでしょうか。どうして怒るのでしょう。(怒ったような言い方ではなくて、本当に怒っているのです)
どうにも、安い値段のものは注文させたくないようです。
 
また、ワンカルビに韓国味噌をつけて野菜にくるんで口に運ぶときに、横から大声を張り上げてステンレスのトングで僕の口元まで運ばれていた肉をつかみ、野菜をとって網の上に放り投げました。
ワンカルビは味つきだから、韓国味噌をつけないで食べるように大げさな身振りと大声で命令します。
確かに味つきワンカルビはそのまま食べてもおいしいですが、私は何より味噌が大好きで何にでも味噌をつけて食べています。
韓国では、言葉が通じず風習の違う観光客に対して良い意味のおせっかいをすることが良くあります。それらは親切心の表れであり、そんなおせっかいに助けられたことをとても感謝しています。
けれど、口に入る寸前の肉を物をつかんだりする金属の道具で取り上げて、その肉を投げることはおせっかいの範囲を超えています。
あきれる、と言うより恐怖を感じました。
 
ただし、肉はおいしかったですよ。
このことはちゃんと伝えておきたいと思います。
 
ワンカルビをもう一皿追加してお腹がいっぱいです。
その姿を女性従業員見つけると、60代の男性従業員に指示して炭を片付けさせ、続いて言うには「冷麺を食べろ」とまくしたてるのです。

ワンカルビの追加といい、冷麺といい、まさに脅して注文を迫ります。
冷麺は食べないと言うのも命がけでした。
 
このあと、さらに驚くことが起こります。
帰ろうとして上着を着て席を立とうとして注文票を手に取ると、女性従業員は私の手から注文票を取り上げ、さらさらとながめて「9万ウォン」と言うのです。
私たちが食べたのはセントゥンシム(生ロース)1人前とワンカルビ2人前、そしてビールが2本ですから、ソウルナビの値段表にあるとおり7万ウォンです。
私は正面入口にキャッシャーがあったのを知っているので、そこで払おうと注文票を取り戻そうとしたのですが、女性従業員が返してくれません。そして、仁王様のような顔と大声で「9万ウォン」と言って、テーブル席のこの場で自分に払えと言い張るのです。
私は、たかが日本円で千円あまりのことで、これ以上嫌な気分になるのは御免で、早く開放されたい一心で彼女の言うとおりのお金を渡しましたが、靴を履いたあとも彼女が離れません。
裏口から出て行け、というのです。キャッシャーがいる正面から出て行こうとしたのですが、裏口のドアを開いて押し出されました。
信じられないくらいヒドい店です。
あの調子だと、もしかしたら注文票を書き換えたり、握りつぶしているかもしれません。
 
韓国の名誉のために強く言っておきますが、韓国のお店はこんなところは少ないです。
今回の旅行では現地の多くの方々にとても親切にしていただき感謝していますし、そのことが韓国に対して良い印象をを持つことにつながっています。
例えば言葉がよく通じなくても、大勢で賑わうサンギョッサルのお店ではたいへん忙しいにも関わらず、不慣れな私たちが食事を楽しめるよう若い従業員が何かにつけて笑顔でかまってくれましたし、ウドン2杯と海苔巻き、トッポッキで1万ウォン足らずという小さな食堂で一生懸命になって注文をとってくれたご主人もやはり笑顔でした。そのほかにも誠意あふれる多くの方々に助けていただきました。
なのに、この店といったら。
 
旅でのトラブルではお金といった実害よりも心情のダメージのほうが痛いものです。
味、サービスが期待はずれだったり、対応が無表情でとっつきにくかったりすることは旅ではよくあることで、特別なんとも思いません。
けれど、この店は不快でしたし、ある瞬間は本当に怖さを感じました。
 
ただ、日本に戻ってから思い返すと、自分の行いが正しかったとは言えないことに気づきました。
私の行為は意としないとはいえ、結果としてサギを手助けしたことになります。
誰かの際に成功した恐喝の手口が私のときにも成功したため、続いてやって来る日本人観光客の誰が被害に遭うのでしょう。
代金をふっかけることはお店が組織的におこなっているとは思いませんが、無茶な代金を請求したり、裏口から客を追い出すところは周りにいた別の従業員たちも見ていて黙っていたことから、少なくともお客から代金をだまし取ることは従業員の間で日常おこなわれているようですし、お店の関わりの有無はどうあれ、お店そのものの体質をあらわしています。
 
このお店に訪れた日本人が同じ被害に遭うとすれば、私にもいくばくかの責任があります。
心よりお詫びします。
もし、このお店での食事をお考えの方に申し上げたいのは、気持ちよく、楽しく焼肉を食べられるお店はほかにたくさんあるということです。この情報が韓国へ訪れようとする誰かの役に立つとして、このお店は詐欺行為を許していることの代償を払うことになります。
 
また、自分ができなかったことではありますが、似たようなことが起きたときは、どうぞ毅然とした行動をもって詐欺行為を断ち切っていただきたいと願います。
私はこの出来事を反省しつつ、次回は面倒がらずに対処するつもりです。
 
皆さんはどうぞ、韓国でのよい旅を。
ありがとうございました。 
訪問日:2009/02