エグゼクティブとは「エグゼクティブ・フロア」(マリオット系では
「エグゼクティブ・レベル」、ハイアット系では「リ−ジェンシー・ク
ラブ」とか「リージェンシー・フロア」と呼ばれる)階にある、ホテル
の中でも特別(たいていは普通階より高価格)な部屋のことをいい、主
にビジネス客用に、ラウンジなどを設置して各種のビジネス(&レジャ
ー)用件に対応するコンシェルジェを常駐させている、というもの。
ウェスティン・チョースンは客層をビジネス客に絞っているので、なん
と全体の半分以上の階(たしか9階以上)この「特別階」にあててい
る、という世界(!)でもめずらしいホテル。
このフロアに宿泊すると(あるいは上客で普通階からアップグレードさ
れると)、チェックインからチェックアウト、朝食から午後10時まで
のスナック類やすべての飲み物の無料対応、各種ビジネス対抗、レスト
ラン予約などのコンシェルジェ業務を、9階と17階(階数、間違って
いたらすみません)の2つのラウンジで、引き受けてくれます。
食事で言えば、朝はコンチネンタル・スタイルの洋食と「味噌汁+の
り+ご飯」が無料でお好きなだけ食べられます。まちがっても「キム
チ」はでません。朝食でもジャケットにネクタイ着用のビジネスマンが
かなり多い雰囲気です。
昼間はソフト・ドリンクやプチ・ケーキやトック(お餅)、フルーツや
チョコレートが供されています。夕方からのカクテル・アワーにはお酒
各種と本格的なオツマミが数種出されます。
ラウンジでは英語対応が主です。日本語は通じない事の方が多いとい
う、ソウルではめずらしいホテルです。というより、もともとこのホテ
ルは日本人の利用は少なく、エグゼクティブ・フロアでは更に日本人で
も英語可のビジネス客が多いので、ラウンジでは日本語力を必要とせ
ず、ますます「そういう」英語オンリーのスタッフが集められているの
かもしれません。たまに日本語のしゃべれるスタッフもいますけど。
このラウンジでチェックアウト、空港までのリムジン予約、空港で使用
料などの支払い(部屋付け可能)もできます。
フィットネス・クラブは当然無料で使用できます。
サウナ、浴場、インドア・プールなども無料です。
エステ無料というのは分かりません。エステのどんなメニューのことを
言われているのか分かりませんが、一般的にエステといわれているもの
が「無料」ということは考えられないのでは。
最後に、このエグゼクティブ・フロアに降りるには、エレベーター内で
渡されたカード・キーで「ある」(笑)操作をしなければ、降りられま
せん。また乗れません。動きません。
カード・キーでいえば、このホテルでは部屋の鍵を開けるのに、ドア・
ノブに触る必要がありません。カード・キーをXXするだけで、施錠が
解かれます。
以上、知っている事を書かせていただきました。
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