【※休館中~2017年以降再オープン予定】梨花荘

イファジャン이화장

閉店・移転、情報の修正などの報告

投稿者:鯨丸通信社

口コミ掲示板[RE] : 韓屋村にも日本語ガイドシステムがあるそうです

2004-09-29
>> 顰蹙をかっていた親父たちが去り、昨今訪韓しているのは20代
>>の女性が買い物やエステに、「韓流」なんとやらの40代の女性が
>>大宗を占めているといわれる。それぞれの角度で韓国を理解するこ
>>とは、一概に忌避、唾棄すべきではないであろう。       
>> 過日、ソウルシティーツアーバスを利用して大韓民国初代大統領
>>李承晩博士の旧宅「梨花荘」を尋ねた。先の二つの世代の女性達に
>>とって李博士といってもほとんど聴き覚えがないであろうし、(此
>>の項の課題ではないので)博士と我が国のひところのいきさつにつ
>>いては、各自で学習していただくとして、「海洋」に関して学んで
>>いる僕にとっては忘れがたい韓国の指導者の一人である。    
>> (20)大学路から僕の足で幾分疲労をおぼえる距離を歩き、丘
>>の中ほどにある「梨花荘」にたどり着いた。門が閉められていたの
>>で「休館?」、否「年中無休」の筈と門を押し開けて荘内に入って
>>いった。門の左手にある受付めいた建物に係りの方々がいない、そ
>>こで大声で来意を告げてみたが応える様子もない。       
>> 意を決して庭内に足を踏み入れた。手入れが行き届いているとは
>>いい難い庭内を、「侵入禁止」のタテカンを守りながら歩を進めて
>>いたら、コの字型の韓屋にたどり着いた。軽く鍵がかけてあったの
>>で、来意を告げるべく声をかけてみたが、遠くで庭仕事をしている
>>らしい音や、近隣の生活音が聞こえてくるだけだった。     
>> コの字型の内側に廻ってみると、その外壁に、抗日にその生涯を
>>かけてきた李博士の足跡を物語る写真が展示されてあり、その一枚
>>一枚のモノクロは、当時の我が国がおかした理不尽な歴史の証明で
>>もあり、「是非この邸内」にという気持ちを封印し、退出した。 
>> この「梨花荘」は、李博士が60年政権の座から下りて以来、夫人
>>が守っていたと言う。博士は65年亡命先のハワイで、発展途上にあ
>>った故国を再び訪れることもなく90歳で客死したという。    
>> この「梨花荘」は、今では忘れられ、訪れる人もいない様子であ
>>ったが、再び愚かなことを繰り返しかねない我が国の為政者への橋
>>頭堡として、これを機会に是非訪れていただきたい。
>
>>[ 鯨丸通信様 Wrote ]-------------------------------------
>
>こんにちは、このような秀逸な書き込みにレスするには甚だ心もとな
>い私です。駄文、愚問ご容赦願います。
>
>私は建築を学んだ者で各国の伝統建築に興味があります。この「梨花
>荘」も伝統韓屋のようですが、その設計図の展示はありましたか?わ
>が国もそうですが、どうも伝統建築には建築者の恣意が優先し確たる
>図面が存在しないもので…
>
>鯨丸通信様の過去レスも拝見しました。南山コル韓屋村や国立民族博
>物館あたりにも韓屋の設計図はありませんでしたか?それだけを観る
>ために渡韓してもいいくらいです(笑)

>[ ペム様 Wrote ]-------------------------------------
 恥ずかしながら僕はまったく気がつきませんでしたが、南山コル韓屋
村にも、国立民族博物館と同じ日本語ガイドシステムがあるそうです、
遅ればせながらお知らせいたします。
 挨拶程度の韓国語しか話せなくて、どうして韓国理解が進むものか、
と浅学を恥じています、といいつつも『「資本論」の著者は貧しい階層
の出ではなかったし』(たとえが変ですね)と慰めても居ますが、一層
の努力をします。  
訪問日:2004/09/29