KTX 韓国高速鉄道

４／３（火）朝、プサンからソウルへ移動するため
プサン駅でKTXのチケットを購入したのですが、
切符売り場のお姉さんの親切さに心を動かされました。

乗る電車が確定したらソウルに住む叔母に到着時刻を
知らせ迎えに来てもらうことになっていたのですが、
切符を買ったのが発車の１０分前くらいで、私は韓国の
携帯を持っていなかったので、切符売り場のお姉さんに
「公衆電話はどこですか？」と片言で尋ねました。

するとお姉さんは「あっちにあるけど、そこまで
行って電話してたら電車に間に合わないから、私の
携帯を使いなさい」というような身振りで自分の
携帯電話を貸してくれたのです。
それだけでも充分に親切だと感動したのですが、
借りてかけてみたら叔母の家が話し中のため通じず、
「ダメみたいです、ありがとうございました」と携帯を
返したところ、「到着時刻を知らせるの？私が後で
この番号にかけておいてあげるから早くホームに行きなさい」
というような身振り。

ええっ？そんな親切な人ってアリ？と思いましたが、
まあ到着時刻が伝わってなければ、ソウル駅から
改めて電話すればどうにでも調整可能だろう、と考え
お礼だけ言って電車に駆け込みました。

すると、ソウル駅では私の乗った７号車の降り口の真ん前に
叔母の姿が。「駅から電話があった」と叔母も驚いていました。

もしかしたら韓国では普通のことなのかもしれませんが
私にとっては、日本では出会ったことのない体験で、
今回の旅行の一番の思い出になりました。