先週2泊3日のLG視察旅行の際、8人を連れて行ってきました。2泊の
ソウルで、一日目はカルビにしたので、2日目は韓定食か宮廷料理と
考え、どうせ食事をするなら華やかにショーも見た方がいいかな、
と思いコリアハウスに決め2週間前に予約しました。
夕食は、7万5千ウオン(ソウルナビの金額は誤り)、5万7千ウオ
ン、4万5千ウオンの3つの宮廷料理があります。9人のうち4人を一番
高いもの、5人を一番安いものにしてみました。夕食は、本館から山
を少し上がった離れの建物の部屋で取りました。
高いものと、安いものの違いは、大きくなく、基本的な食事とおか
ずは、同じです。違いは、小皿で出る生の朝鮮人参、車えび、小皿
のマツタケ、とても小さいあわび、が追加で出る程度で、それらが
無くても量的にも品数的にも、安い方の料理でなんら不足はありま
せん。味は、まづく無く、まあまあ、しいて言えば、おいしい部類
かと思います。(びっくりするほどのおいしさではない)山の中の
離れの趣の建物で食事をする落ち着き感は、街中の食堂にないもの
です。閉口したのは、飲物が高いこと。チャミスルやマッコリなど
はなく、一番安いお酒でも一本3万ウオン以上からです。
食事後、公演場に案内され、席は指定席です。約一時間の公演は、
ちょうど良い時間で、踊りなどの説明が電光掲示板に韓日英中の4ヶ
国語で出てきて分かりやすくなっています。
私は、3ヶ月前と2ヶ月前に、別々の場所で貞洞劇場の伝統芸能を見
たことがあります。内容的にはコリアハウスも貞洞劇場も素晴らし
い本格的なものです。しいて言えば、私のような素人観光客には、
貞洞劇場の方が、少し華やかさがあり、コリアハウスの方が伝統性
が強い気がしました。華やかさや見せ場は貞洞の方があり観光客受
けするかもしれません。
帰りは、通りに出ればタクシーが多く、ホテルに帰るには便利で
す。明洞までは歩いても帰れる距離です。
こんな市街地の中で、立派な建物と山の中を思わせる雰囲気での食
事と、韓国ならではの素晴らしい伝統芸を見ることができることは
素晴らしいことと思います。
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