6月26日の夜に行ってきました。今回はツレの年齢層が高かったので歩かないでもOKな観光として伝統芸術公演にでも行っとくか、安いしという軽い気持ちで観に行きました。正直各国でよくある伝統公演は外国人観光客の私には理解が難しくつまらない気分になりがちなので今回も「観光の一環」という以上は期待していませんでした。
ところがどうしてどうして!迫力もありとても素晴らしい舞台に感激しました。私はチェロのような音のする弓で弾くタイプの琴を気に入りまして、その幻想的な音色に終始ウットリしていました。三面の太鼓を駆使する一糸乱れぬ群舞にも感動。扇の舞はちょっと「ナントカ組」を連想してしまって個人的には怖面白かったですw。
残念だったのはパンソリ。手前勝手な事情なのですがやはり言葉が分からないのがこの演目のつらいところです(話のおおまかな流れは電光掲示板で説明してくれますが)。
圧巻だったのがサムルノリチームと管弦楽チームのセッション。種類の違う伝統芸能が見事にマッチしていて良かったです。
そして最後はサムルノリチームの迫力の演奏。演者自身も楽しんでいるようなノリの良さで思わず手が痛くなるほどの手拍子を送ってしまいました。ソロ演奏で個人個人がはじける演奏を見せた部分が特に印象に残っています。そのままのノリで劇場外へ出て行って観客とともに踊る流れも楽しくて素敵でした。
コンパクトな劇場の規模も丁度よかったと思います。今回は平日でしたので予約無しで窓口チケット購入(JCBカード割引10%off)にしました。平日でも思っていたよりも観客が多かったので早めにいけない方は予約が安心だと思います。
値段的にも他の公演に比べて魅力的ですし今時期は20:00〜の遅い時間からの公演ですので予定にも組み込みやすくおすすめです。私もまたソウルへ行く際には絶対組み込もうと思っています。
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