農協ハナロクラブ (良才店)

ノンヒョッハナロクロブ(ヤンジェジョン)농협하나로클럽(양재점)

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投稿者:ワッタカッタ!

口コミ掲示板スルメとタクシーの運転手さん♪

2010-02-22
ソウルの旅に慣れてきた頃、初めて江南側のホテルをとりました。
私はまだPCで検索することを知らず、つれあいは韓国語の勉強を始めた頃です。

江南のスーパーマーケット(マート)事情が分からず、わざわざ対岸の知っているお店に行くのも
遠いので、どうしようかな~と考えていました。
「タクシーに乗ろうぜ!」とたまたま、そこに停車しているタクシーに乗ることにしました。
後部座席に乗り込むと、振り返った運転手さんの顔には、レンズが四つありました。
たどたどしく、一生懸命つれあいが近くのスーパーマーケットに行きたいと
説明している間、私は運転手さんの眼鏡がどうなっているのか、じっと見ました。
新聞を読んでいた運転手さんは、近視用眼鏡と老眼鏡をダブルでかけていたのです。
手には読みかけの新聞を持っていました。「なるほど~」と私がうなずいていると、
「よっしゃ!まかせておけっガッテンだ!」という様子でタクシーは走りだしました。
運転手さんの顔にはやっぱりレンズは四つ、のっています。運転中も眼鏡は二つ要るようです。
「あなたたちの話は嘘でしょう」と後日言われないように、後部座席から運転手さんの写真を撮りました。

到着したのが、農協ハナロクラブ(良才店)です。ソウルナビで紹介の記事をみつけて
レンズが四つのタクシーの運転手さんの記憶がよみがえりました。懐かしい~♪
運転手さんは、ここのお店をいつも利用しているらしく「俺が案内するぜっ」と
タクシーを駐車して「メーターは止めたからなっ」と指差し確認をした上で「ついてきなっ」と
先に歩いて行きました。私は気ままに買物したいタイプですが、ここはついて行くしかないです。
「買物カートはここ、コインを入れる!」と自分のポケットから小銭を出し、買物カートを
押して店内に入っていきました。「何が買いたいのか?」「スルメです」
私はスルメ好き♪釜山の旅で買ったスルメが美味しくて、ソウルでも探していたのです。

買物カートを押して私たちの前を進む運転手さん、そこにいる、いる、販売員のおばさん全員に
「スルメを買いたい日本人を案内している!」とインフォメーションして歩きます。
『そうです、私たちがスルメが欲しい日本人です』と力なく、ついて歩きました。

広い店内やっとスルメ売り場まで歩いてモノを見ると、私の苦手な色が黒く固そうなスルメしか
ありませんでした。私がつれあいに「これなら要らない」と言ったのを、運転手さんにも伝えると
「女はスルメにウルサイからな~ガハハハッ」と笑い飛ばされてしまいました。

買物しないのは、運転手さんに申し訳ない気持ちになり、ここでお土産を買いました。
終始運転手さんは、私たちに側にいてお世話してくださいます。キムチを買うときは
「日本に持って帰るのだからしっかり包んでくれよ!」と、お願いしてくれました。
買物が終わり、コエックス・インターコンチネンタル・ソウルまで走る車内、
運転手さんは、すっかり気分が良くなった様子で、ずっとつれあいに話かけていました。
ホテルに到着して、写真を撮りたいとお願いすると、運転手さんニッコリ、はいポーズ!
その顔には眼鏡が二つ、レンズが四つ光っていました。

たまたま偶然かもしれませんが、ソウルには面白いタクシーの運転手さんもいます!
あの辺りで、眼鏡を二つかけた男性がいたら、親切なタクシーの運転手さんです。
お蔭様で、忘れられない農協ハナロクラブ(良才店)になっています^^ 
訪問日:2010/02