確かに初めていらっしゃって、
そのようなことを体験されると悲しくなっちゃいますよね。
職業に対する意識の違いによることも
とても多いとは思いますが
私が個人的に感じていること、少し書いてみます。
韓国の人たちって日本人と比べて
人と人の距離感が物理的にも精神的にも
狭いように思います。
私たちが「これ以上入ってきてほしくない」とか
「入ってはいけないのでは?」と悩むラインを
彼らは軽々と飛び越えて行ったり来たりするんです。
まるで、知らない人に対して家族のように接するように…。
たとえば家の中でものを探しているときに家族に対して
「あの〜すみませんが○○ってどこにありますか?」
なんてわざわざ聞かないし、
勝手に大事なものを触ってたら怒るでしょうし、
何かの拍子でぶつかってもいちいち謝ったりしないでしょう…
(お行儀のよいご家庭では違ったりして…汗)。
そんな感じで、まちなかでいきなり知らない人に
「○○、どこにありますか?」って聞かれたり、
買わないと聞いた瞬間、持ってた売り物を取られたり、
歩いていたら肩をつかまれて脇にどかされたり…
それがどうしようもなくデリカシーに欠ける行為に思う反面、
街で地図を見ているだけでどこ行くの?と聞いてくれたり、
スーパーでものを探していたらパートのおばさんが
何人も寄ってきてあれこれ一緒に探してくれたり、
食堂で料理の食べ方を手取り足取り教えてくれたり…
少しでも困った様子を見せるととても親身に接してくれて、
めちゃくちゃ感激することも多いんですよね。
確かに世界的な常識からは少しずれているかも知れないけれど、
ただ引いてしまうのではなく「違う常識がまかり通る国」として、
ちょっと視点を変えてみるのはいかがでしょう。
折角普段とは違う環境が与えられているのですから・・・。
思えば私はきっとこのなんとも不思議な感覚に
どっぷりはまっているのかも知れません。
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