今日11月8日は韓国の大学入試「スヌン」の日です!受験競争が過酷な韓国社会において、「スヌン」はもっとも大事な勝負の日。受験生だけでなく、周りの人々や交通機関も巻き込んでしまう一大イベントなのです!
今朝はちょっと曇り空で、気温も10度を下まわりました。でも、朝早くから試験場の前では大勢の人たちが受験生の応援に!
「先輩、遅刻せずにちゃんと来るかな~??」
韓国ではお約束のプラカードも登場!「最後に勝つのは君だ!」「2号線に乗ろう(志望大学の駅がある地下鉄2号線で通学しようという意味)」後輩たちの応援にも熱が入ります!
後輩たちは、受験生のためにお菓子などの差し入れも用意!「スヌン」の日は、なんといっても受験生こそが主役なのです。
試験場となっている高校の前は、すごい人の数。事故のないように警察官も動員されて、万全の態勢で受験生を迎えます。
熱い応援を繰り広げる若者とは対照的に、こちらは静かに我が子の健闘を祈っているご家族のみなさん。天にも祈る気持ちとは、まさにこの事?
街なかの道路には「受験生送り場 112番に電話要請時、試験場まで送ります。交通警察隊」という看板が。今日だけは、警察も一緒になって受験生に協力します。
さあ、白バイも出動です!あれっ?受験生はヘルメットしてないけど、、、。 とにかく、試験場まで無事に行ってらっしゃい!
バスのフロントガラスにも路線上にある試験場の案内が! こういうのも、やっぱり特別な日って感じがしますね。
8時をまわり、試験場の門も閉められて応援の人達も解散です。
後輩諸君、来年は君たちの番だぞ!!
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記事登録日:2012-11-08