韓国も結婚シーズンの10月。知り合いからリゾート地で結婚式を行うと聞き、お祝いにかけつけました。
ウェディングホールにはどこも似たようなスタイルの、結婚前に撮ったウェディング写真とステキなお花が飾られています。
新郎・新婦、両側にはすでに沢山の人が。
あれ?ヴァージンロードがいつもと何か違う!
洋風ウェディングではなく韓国伝統挙式!本番が始まる前の二人は付添い人から説明を聞いてあたふた。
さっそく挙式が始まります!緊張が高まります。
ここは西洋ウェディングと一緒。新郎・新婦の母親たちがろうそくに火をつけ
来てくださった皆様にご挨拶。
次に新婦の父が新郎に軽く言葉を交わし、雰囲気をなごませながら、来てくださった方にご挨拶。
つがいの鴨をもった先頭の人が前にある台に置きにいきます。
次に新郎が顔を隠して登場
さきほど置いたつがいの鴨の風呂敷をときます。
付き添い2人に支えられ、次に新婦が登場。
顔を隠しながら登場です
二人が台を挟んで両側に立ちます
お清めで新郎が手を洗い
次に新婦も手を洗います。
新婦が2回、新郎が1回、クンジョル(深いおじぎ)を2回づつ行い
三々九度のように両側、お酒を杯に入れて飲みます。
そして、新郎が豆腐のようなものを太い棒で挟んで2回持ち上げます
お互いのお酒を真ん中の台にある境界線を越え、交換しながらお互い飲みます。
媒酌人が結婚した証明の文書を読み上げ
火で燃やしてしまいます!
灰はきちんと器に納めます。
晴れて夫婦に!ここで新郎が新婦側に向かい、顔を見ることができます。
最後に晩酌人がパンソリを何曲か歌い、結婚式の熱気が高まります。
そのあとは通常と同じ、お互いの両親に感謝と挨拶をして
式は終了~。お二人、お幸せに!場所によって多少違う部分があるかもしれませんが、ほとんどは似たような感じ。西洋ウェディングも憧れますが、韓国伝統結婚式も見るととってもステキ!結婚式をどうしようか悩んでる方!ぜひこのような韓国伝統結婚式で人生の舞台を飾ってみるのはいかがですか?
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記事登録日:2015-10-19