南大門と万里洞をなつぐ全長1150mのソウル駅高架道路。
1975年に竣工されましたが安全等級では一番下のランクDと判定され、約40年ぶりに車道として閉鎖が決定。
12月26日から本格的に工事に入るため、その前日の12月25日クリスマスの日、12時から15時までの3時間だけ市民に高架道路が開放されました。
最後に一目見ておきたい、一度歩いておこうという市民たちでいっぱい!
この日、高架道路に集まった市民は3万7000人。
高架道路周辺の歴史や計画案についての解説ツアーも開催されました。
高架道路も周辺の高層ビルもなかった時代、南大門でもある崇礼門はこの界隈のもっとも高い建物で、田舎から上京してきた人にとって、今の63ビルまたは南山タワーのような存在だったとか。
今後、この高架道路は歩行公園になります。高架からは枝分かれするように、ソウル駅、空港ターミナル、ソウル駅総合バスターミナルなど、周辺の施設や通りに直結した17の歩道がつくられるそう。
また、この高架道路に花や木が植えられます。
シルロアムサウナ前方の区域は都心の中のオアシス(森)と管理事務所が作られる予定。
この高架公園、今のところ2017年に完成予定だとか。
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記事登録日:2015-12-28
古い高架道路が市民のための新しいスポットに!ソウル駅の北側をまたぐ長ーい空中公園