ソウル初の軽電鉄、牛耳新設線に乗って北漢山の麓のほうへ行ってみよ！

こちらはソウルの中心部からちょっと北東のほう、地下鉄６号線ポムン（普門）駅。

今月の2日、ソウル初の軽電鉄、牛耳新設（ウイシンソル）線が開通。１号線のシンソルドン（新設洞）駅から普門駅などを経由して北のほうへ、北漢山（プカンサン）の麓の牛耳洞（ウイドン）まで伸びています。路線図ではトレードカラーの黄緑色の路線！

ここ普門駅から軽電鉄に乗ってみましょう。ここが乗り換え口。通過するだけで、別途追加料金はかかりません。

階段を下りるとすぐにホームが。

電車は始発・最終に近い時間以外は３～５分間隔で来るのですぐに乗れます！

これが軽電鉄の中！乗客は主に沿線の住民のほか、山のほうへ行くので登山客も。

電車は２両編成。車両接続部分の上のほうの電光パネルには、時刻とお天気、車内の気温と現在の速度までが表示されます！走行中の最高速度は65㎞/時！

電車は無人運転。だから一番前の窓からは、先頭の景色が見えちゃう！

こんなかんじに！未来っぽい！

一番前は人気で常に人がいるけれど、一番後ろにも窓があります＾＾

終点プカンサンウイ（北漢山牛耳）駅に到着～！普門駅からは21分、始点の新設洞駅からでも24分！明洞や東大門からでも４号線ソンシンヨデイック（誠信女大入口）で乗り換えたら30～35分で来られちゃうんですよ＾＾

２番出口を出て、すぐ左に伸びる通りが北漢山へ行く道。

北漢山は高さ800m前後の峰がいくつかある、登山に人気の山。一番高いところは836mの白雲台だそう。

登山口へ向かう通りには、食堂や登山用品を売るお店が並んでいます。

韓国では山というとマッコリ！登山中に食べられるキンパ（海苔巻き）などと一緒にマッコリとマッコリに合いそうなおつまみも販売＾＾

山から下りてきた人たちかな。屋外のテーブルで楽しそう！

ソウルの中心部からも見える北漢山の頂上が近くに見えてきました！

ここから山に登っていきます。そう、北漢山は国立公園。

この辺りは渓流でも有名。牛耳洞（ウイドン）渓谷っていうそう。水がとっても澄んでいます！

山とは反対のほう、駅の近くにはこの渓流に沿った「北漢山トルレキル（散策路）」も。

そして駅から北のほうには「牛耳洞食べ物村」が！気になる！

駅から５分ちょっと歩くと、山道に食堂の看板がずらり。メニューは主に、ウナギ、豚カルビ、ペクスク（鶏などを丸ごと煮込んだ鍋）など、韓国の山の田舎料理！

川沿いのテラスのようになった座敷席があるお店も。

コウタケと丸ごとオリ（鴨/アヒル）の煮込み鍋。韓国の山の料理の定番！

そして山と言えばマッコリ！今まではバスや車でしか来られなかったこの辺り、軽電鉄が開通して中心部からも30～40分で、観光客でも楽々来られます。アクセスが便利になった新スポットへ、ソウルでは感じられない自然を満喫しに行ってみては？！＾＾