朝鮮時代の城郭である「漢陽都城」をモチーフにしたプレミアムスイーツ
ソウル新羅ホテル(韓国・ソウル市中区)は14日、朝鮮時代の城郭である「漢陽都城」をモチーフにしたプレミアムスイーツの販売を開始しました。
今回、ソウル新羅ホテルのベーカリー「ペストリーブティック」が考案したのは石垣の石に見立てて創作した「漢陽都城スチームケーキ」(蒸しパン)です。この菓子はお土産スイーツとして特別に考案したもので、1箱に蒸しパンが9個入っています。
「漢陽都城スチームケーキ」はやわらかく、もちもちとした食感が特徴です。この蒸しパンは蒸気と熱を使う伝統技法で蒸し上げ、体に優しい食材の黒ごまや長芋、百年草などで独特な風味を出しました。蒸しパンのしっとり感とカステラのほどよい甘さが調和したスイーツです。
パンの外形は石垣の石に見立てて作り、包装デザインには漢陽都城の伝統美を盛り込みました。桐のケースは歴史が漂う、朝鮮時代の首都・漢陽の地図(主善全圖)を刷り込み、漢陽都城の写真と説明書きが入った案内書も同封してあります。
一方、「漢陽都城」とは朝鮮時代の都である漢陽(現ソウル)を防衛するために築造された、全長18.6kmにおよぶ城郭です。特に、新羅ホテル沿いに建てられた城郭は朝鮮の王である太祖をはじめ、世宗、粛宗、純祖の時代に築城した城郭をすべて見ることができる、歴史的な価値が残っている区間です。
長年にわたり新羅ホテルでは自治体と共同で、漢陽都城の芸術祭や城郭道解説プログラムなどを企画し、漢陽都城の価値を伝えています。
問い合わせ: ソウル新羅ホテル ペストリーブティック 02-2230-3377
関連タグ:
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2019-08-14