昌慶宮の夜景風景を見に行ってきました~

ソウル市鍾路区にて

15世紀から様々な歴史を経て現在に至る「昌慶宮(チャンギョングン)」。
1418年に朝鮮王朝第4代世宗が、退位した父・太宗が後世を送る場所として建てた「寿康宮(スガングン)」が基礎となっています。その後1484年に第9代王成宗が、祖母・貞熹王后(チョンヒワンフ)、生母・昭恵王后(ソヘワンフ)、養母・安順王后(アンスンワンフ)の3人が住むための別宮として再建します。この時に現在の「昌慶宮」となりました。
さらに1592年の文禄・慶長の役ですべての建物が焼失、1616年に再建後も大小の火災に見舞われそのつど復旧が重ねられました。日本の植民地時代には動・植物園が作られ、名称も「昌慶苑」に格下げされて一般人にも公開されるようになるなど宮内の建物の多くが損傷しました。
しかし1983年から3年間にわたる韓国政府の大規模な復元・改修工事を経て、「昌慶宮」という名前とともに、ようやく昔の姿を取り戻すに至っています。

明政殿(1616年再建)

明政殿(1616年再建)

満月のライトアップ

満月のライトアップ

建物内部からのライトアップがより幻想的雰囲気を引き立てます

建物内部からのライトアップがより幻想的雰囲気を引き立てます

春塘池(チュンダンチ)もきれいにライトアップされています

春塘池(チュンダンチ)もきれいにライトアップされています

弘化門(正門入口)(1616年再建)

弘化門(正門入口)(1616年再建)

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2022-10-18

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