華川(12/25)

旅行の時期

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スケートリンクにもヤマメの灯
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氷の国・透明広場
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仙灯通り
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ヤマメ祭り会場にかかる橋。揺れます。
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ヤマメ祭り会場にかかる橋。揺れます。
来月4日から華川郡(江原道)で、恒例の「ヤマメ祭」が始まります。それに先立って「氷の国・透明広場」と、ヤマメのランタンが街を彩る「仙灯」がお目見えしているというので、午後から速攻で行ってきました。

「氷の国・透明広場」は、華川バスターミナルから歩いて5分くらいのところにあります。
氷祭りで有名な中国黒竜江省ハルビンから氷の彫刻家がやって来て、1カ月がかりで制作した水原華城、石窟庵などユネスコの世界文化遺産を模した力作が展示されています。
内部は冷凍室にいる状態なので、次第に冷えてきます。特に顔と足の指先が痛くなるほどです。でも、透明な氷に輝く青、緑、ピンク、オレンジの光がとてもきれいです。
入場料5000ウォンですが、郡内で通用する3000ウォンの商品券がもらえます。

町の中心部を抜けると、北漢江の支流・華川川があります。ここは「ヤマメ祭」の主会場となるところで、期間中は毎年100万人以上の観光客が訪れるそうです。華川郡の人口が2万5000人くらいですからたいへんな人出です。
凍結した川の上では、関係者がお祭りの準備に追われていました。

日が暮れると、ヤマメの形をしたランタンに灯が入ります。その数2万4000余個。華川のメイン通りが「仙灯通り」に変身し、ランタンの灯りが街や行き交う人の顔を照らします。
ランタンの灯にふとよみがえる思い出は人それぞれ。わたしは童心に帰って、暗くなった空を泳いで行くヤマメの群れに見入っていました。
また、「仙灯」で装飾されたスケートリンクでは、アイススケートに興じる子どもたちの顔に笑みがこぼれます。

この日はクリスマス。サンタ・ハラボジからの素敵なプレゼントは、光と氷の国への招待でした。

*華川までは、東ソウルバスターミナル(所要時間2時間40分)、春川市外バスターミナル(同50分)からバスが出ています。

記事登録日:2013-12-26