トンア冷麺 普光洞本店

トンアネンミョン ポグァンドンボンジョン동아냉면 보광동본점

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行列のできる冷麺屋さんのパルガンネンミョン(赤い冷麺)って!?

こんにちは!ソウルナビです。今日ご紹介するのは、行列ができるというウワサの冷麺専門店!韓国の冷麺というと、イモのでんぷんで作ったコシのある細麺が特徴の咸興式や、牛ダシやトンチミのスープに蕎麦の香り高い麺が入った平壌式などがよく知られており、それぞれの専門店があちこちにあります。でも、今日ご紹介する「トンアネンミョン」の冷麺は「パルガン・ネンミョン」、つまり「赤い冷麺」とか。赤いということはやはり辛いのか?一体、どんな冷麺!?この赤い冷麺を求めて人々が行列を作るというお店に、さっそく行ってみたいと思います!


◆◇◆梨泰院のはずれ、漢南洞のほうに◆◇◆

お店は梨泰院(イテウォン)エリアの外れにあり。外国人がたくさん集まり、レザーの専門店が軒を連ねる梨泰院ですが、お店があるのはそんな賑やかな場所からはちょっと離れた場所になります。地下鉄6号線のイテウォン駅からは歩いて10分ほど。急な坂道の途中に建つお店へ午後1時過ぎ頃に来てみると、やっぱり順番待ちをしている人々の姿が!ランチタイムを少し過ぎた時間でこの様子だから、ピーク時にはもっと行列ができていそう。しかもこの日はかなり蒸し暑く、外でじっとしていても汗が流れてくるくらいのお天気。そんな状況でも、待ってでも食べたい!という人がたくさんいるくらいの人気ということでしょうか。ちなみに「トンア冷麺(ネンミョン)」は支店が弘大(ホンデ)や漢南洞(ハンナムドン)などソウル市内にいくつかにあるようですが、こちらが本店で創業30年以上になるそう。
坂の下から見たお店

坂の下から見たお店

待っている間にもどんどん増える人

待っている間にもどんどん増える人

看板

看板

狭いお店の中にはテーブルがいっぱいに並べられています。庶民的な食堂といった雰囲気ですが、赤と青と白に統一されたインテリアが印象的!?お客さんは子供から若者、年配の方までまさに老若男女かかわらず、といった感じ。一人で来られている方も結構いらっしゃるよう。

◆◇◆メニューは三つだけ!!◆◇◆

こちらのメニューは、ムルレンミョン(水冷麺)、ピビンネンミョン(混ぜ冷麺)とマンドゥ(蒸し餃子)の三つだけ。二人以上で行く場合は、冷麺を一つずつとマンドゥを一つ注文するというのも良さそう。実際、現地の人も多くはそのようにしているみたい。冷麺はそれぞれ大と小、二つのサイズから選べます。小のほうは普通の冷麺よりもやや少なめ、といった感じ。なので、小食の女性の方なら小サイズ+マンドゥを数人でシェアするくらいでもいいかも。(※写真のメニュー表は、2010年7月現在のものです。)

それから冷麺の付け合せとして定番のユクス(牛スープ)は、こちらのお店ではセルフになっています。お店の隅っこに置かれているユクスを各自コップに注いでからテーブルへ。そうそう、水もセルフなのですぐ横には浄水器もあるのですが、銀色のタンクに入ったほうがユクス。そして二種類あるうちステンレスのコップが水用、プラスチックの青いカップがユクス用です。ステンレスのコップにユクスを入れるととっても熱いのでお間違えなく~!牛の味と玉ねぎのような野菜の甘みもきいた温かいこのユクスも美味しいと評判とか。たしかにかなり濃い味のスープです!

■まずはマンドゥ

では、まずマンドゥ(蒸し餃子)から。一皿に4個ですが、このマンドゥ、サイズはかなり大きめ。一口でいただくのはちょっと難しそうなくらいです。食べやすい大きさに切って、酢と醤油を混ぜたタレに付けてからどうぞ~。中身は豚肉に、細かく切ったニラや春雨がたっぷりであっさり味。でも噛めば噛むほど、具材の自然な旨みが感じられるような?手作りの素朴さも感じられます。アツアツのマンドゥは、冷たい冷麺と一緒にいただくのにぴったりだし、冷麺だけじゃ物足りないときにもちょうど良いですね!

■冷麺の登場!

お待ちかね、冷麺がやって来ました!注文したのは大サイズの水冷麺と小サイズのビビン冷麺。種類が違うこの二つで大きさを比較するのは少し分かりにくいけれど、大の水冷麺は普通の冷麺のサイズ、小のほうのビビンはかなり少なめのよう。両方とも、真っ赤なタレがたっぷりとかかっています!付け合せは大根の酢漬けキムチ。
水冷麺(大)

水冷麺(大)

ビビン冷麺(小)

ビビン冷麺(小)

さっそく、食べる準備を・・・

冷麺は、一緒に出てくるハサミで2、3回切ってから混ぜ混ぜ。ビビン(混ぜ)のほうはもちろんですが、ムル(水)冷麺も赤いタレが全体になじむようスープにまんべんなく溶かすのが良さそう。
ビビン ビビン ビビン

ビビン

ムル ムル ムル

ムル

さて、お味はいかに!?

それでは水冷麺からいただいてみましょう。麺は細く弾力のある、冷麺を特別売りとしていない焼肉屋さんやプンシク(軽食店)で出てくるようなフツーのタイプ。でも特徴はやはり真っ赤なスープのほうに。酸っぱすぎず、甘すぎず、ゴマの香りもきいていてバランスがとれた爽やか~な味わいの中に、最初は少しだけピリっとした辛味が。しかし食べていると、ん?かっ、辛い~~!!どんどんと辛みが増してきます!もう、ちょっと限界?!というところで一休みし、また食べる・・・といったふうに繰り返しながら、どうにか汁を少し残す程度まで食べ切りました。ちなみに同行していた韓国人も「辛い!!」と言いながら、休み休み食べていましたよ!このようにかなーり辛いのですが、「でもあともう少し・・・」と食べたくなるような不思議なウマさもある、そんなお味!
真っ赤なスープ!

真っ赤なスープ!

辛い!でも、不思議と食べたくなるんです・・・

辛い!でも、不思議と食べたくなるんです・・・

やっとここまで完食(?)

やっとここまで完食(?)

水冷麺でこの辛さなら、スープなしでタレがべったりと麺に絡まっているビビンのほうは当然もっと辛いのでは!?・・・という予想は的中。こちらは一口食べた瞬間から、うー、辛いっ!!食べ続けると頭がクラクラしてきて、水冷麺とシェアして一緒に食べていた韓国人と半分くらいまで食べてギブアップ・・・。(たくさん残してスミマセン。)あ、ちなみに、辛さの感じ方には個人差はあると思うので、とにかく辛さを求めている方にはおススメかも!です。
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ギブアップ・・・

ギブアップ・・・

帰る頃にはもう午後2時を過ぎていたのに、お店の前にはまだ待っている人が。みなさん、あの辛さを味わいたくてやってきているのでしょうか。そうそう、こちらの冷麺はこの辛さに中毒性がある、とのウワサも。ナビはこの冷麺を食べたあともしばらく辛さが残っていて、いつまでも口の中がヒリヒリとしていました~。それから、隣のテーブルに座って水冷麺を食べていた韓国人の女の子が「辛すぎてツライ・・・」とつぶやいていたのも印象的。個人差があるとはいえ、韓国人も辛いというくらいだから、やっぱりその辛さはなかなかのもののよう。また、注文時に辛さ控えめにお願いすることもできるらしいですよ。(その場合、「トルメッケ・へジュセヨ」と言ってみてください。)でも、やみつきになるというオリジナルの辛さに挑戦してみるのも!?以上、あれだけ辛さに苦しんだのに、また食べたくなってきたような気がするソウルナビがお伝えしました。

記事登録日:2010-07-22

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主なメニュー

単位:ウォン

イチオシ

ムルネンミョン

辛い水冷麺

물냉면

(小)6000
(大)7000

イチオシ

ビビンネンミョン

辛い混ぜ冷麺

비빔냉면

※激辛
(小)6000
(大)7000

マンドゥ

韓国式蒸し餃子

만두

6000

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2010-07-22

スポット更新日:2013-12-19

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供

支店情報

地図で見る

トンア冷麺 梨泰院店(漢南洞)

トンア冷麺 梨泰院店(漢南洞)

かっらーいパルガン(赤い)冷麺で有名な冷麺店の、漢南洞にある支店

トンア冷麺 弘大店

トンア冷麺 弘大店

かっらーいパルガン(赤い)冷麺で有名な冷麺店の、弘大にある支店

トンア冷麺 淑大店

トンア冷麺 淑大店

かっらーいパルガン(赤い)冷麺で有名な冷麺店の、淑大入口にある支店