ヤンプニグクス 【※近くに移転】

こんにちは！ソウルナビです。韓国では夏になると、あちこちのお店で「コングクス始めました」という貼り紙を見るようになります。コングクスとは大豆から作られたスープで食べる冷たい麺。日本で冷やし中華を食べるように、韓国ではコングクスを食べる人が結構いるんですよ。コングクスといえば、夏限定のメニューなのですが…今日ご紹介するお店は、ナント！季節に関係なく1年中コングクスを食べることができるというコングクスファンにはたまらないお店。また、コングクスはお店によっていろいろな特徴がある料理。今日ご紹介するヤンプニグクスのコングクスは、他のお店と違って普通の大豆ではなく、黒豆を使用してコングクスを作っているのです。そのためお味は香ばしくて濃厚。どんな味が気になりませんか？それでは早速行ってみましょう！

学生街「新村」にあるグクスのお店

新村は、大学が集まる学生街。大学生や留学生がたくさん住んでいる街です。そのためか、この辺りは安くておいしい店が多く集まっています。今日ナビがご紹介する「ヤンプニグクス」もそのひとつ。安くてお得に、そしておいしくグクス（麺）が食べられるのです。お店はメイン通りから少し入ったところにあり、隣にはコンビニエンスストアがあるので見つけやすいですよ！

※お店は取材時の場所からすぐ近くに移転しました。写真とお店の場所の説明は、移転前のものです。

新村は学生街でにぎやか

有名大学の１つ、延世大学もあります

アットホームな店内

お店は、テーブル10台ほどの小さなアットホームなお店。お値段もリーズナブルで、場所柄いつも学生さんで一杯だそうです。メニューは日替わりで手書きで書いてあり、オーナーの似顔絵も描かれています。また「たくさん食べられる方は、事前にお申し付けください」（現金払いのみ）と書かれており、たくさん食べる学生さんのお腹を満足させることのできるお店のようです。

※お店は取材時の場所からすぐ近くに移転しました。店内の写真と説明は、移転前のものです。またメニューの写真も取材時のもので、現在とは値段が異なります。

白くないスープ！？黒豆のコングクス

コングクスといえば大豆から作られているため真っ白なスープが主流ですが、こちらのお店では黒豆を使用しているため、ちょっぴり黒いスープのコングクスに仕上がっています。黒豆をたっぷり使用しているため、スープはほんのり香ばしく、甘みがあります。ほとんどのお客様が、スープを一滴も残さず飲み干していくのだとか。味付けは全くされていないので、それぞれお好みの量でお塩を入れます。まずはじめに、何も入れずに一口スープをすすり、その後に少しずつお塩を入れて味を調節するのがオススメです。
一緒に出てくる壺入りのキムチも美味。このキムチをコングクスと一緒に食べても、キムチの辛さと黒豆の甘さが相まって、おいしいですよ！

黒豆をたっぷり使って作ったスープ！

テーブルにはお塩がセッティングされています

お好みの量を入れて下さい。入れ過ぎ注意！

もちろんキムチも出てきます

食べる分だけ取り分けて…

コングクスと一緒に食べると、美味

もっちもちの麺

コングクスのスープとよくからまります

学生に大人気！ゆで豚肉付きのビビングクス

コングクスのほかに人気のメニューはこちら。ピリリと辛いビビングクスです。麺はコングクスとは違いそうめんを利用しているため、細麺になっています。そしてこちらのビビングクスの味付けにはコチュジャンだけでなく、輪切り唐辛子も入っているのでとっても刺激的。辛さにヒーヒーしながら、食べることになります。そんな時にオススメなのが、スユクという豚肉をゆでたもの。ビビングクスの辛さを、さっぱりとゆでられた豚肉が和らげてくれます。注文時にビビングクスのみかスユクセットかを選べますが、断然スユクセットがオススメです。

辛～いビビン麺

スユクと一緒に、パクリ

小腹が空いたらカムジャマンドゥ

さらにこちらでのオススメメニューは、カムジャマンドゥ（ジャガイモ餃子）です。カムジャマンドゥは皮にジャガイモをすりつぶしたものが練りこんであるため、普通のマンドゥに比べて皮がもちもちしています。お食事のサイドメニューとして注文するもよし、小腹が空いたなぁ…という時の間食として食べるもよし。8個入って3,000ウォンというお値段もリーズナブルで嬉しいですよね！