ハルモニカルグクス

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“素朴な家庭の味”昔ながらの手づくりカルグクス、伝統の名店!

こんにちは!ソウルナビです。日本でも韓国でも美味しいものはいっぱいありますが、“素朴な家庭の味”に勝るものはないかも知れませんよね!今日は二代目ハルモニ(おばあさん)が家庭の味を引き継ぎ、カルグクスの名店として鍾路(チョンノ)で老舗の看板を守っている、家庭の味カルグクスのお店をご紹介しましょう!その名も「ハルモニ・カルグクス」。カルグクスとは小麦粉をこねて「カル」(包丁)で切った「グクス」(麺)を使った、日本のうどんに似た料理。こちらでは昔ながらの手づくり手法で、機械で作った麺には出せないコシのある麺が自慢!ではさっそく、伝統の名店と噂されるカルグクスのお店へ!

チョンノはカルグクスの名店が集まるエリア

場所は地下鉄チョンノサムガ(鍾路3街)駅の近く。このエリアには若者よりも元気なおじいさん、おばあさんが特に多く生活されており、路地裏に一歩入れば、昔ながらの小さな商店が集まっています。現地の方々の生き生きとした姿もたくさん見ることができ、取材に行った時も、新鮮な魚の食材を荷車で運んで売りに来られた販売員に「もっとまけてや~」と駆け寄ってやり取りする店主さんたちの会話が印象的でした。

またこの辺りには家庭的なスタイルの地元の食堂も並んでいて、家庭の味を求める人々にとっては知る人ぞ知る注目のエリア。中でも今日ご紹介する「ハルモニカルグクス」の周りには、同じようにカルグクスのお店がたくさん並び、通称“カルグクスキル”(カルグクス通り)とも呼ばれているとか。

店内の家庭的な雰囲気

では、中へ入ってみましょう。どことなくノスタルジーさが溢れていて、家庭的な昔の食堂を思い出す人も多いかも。壁の張り紙には、「私たちのお店はいつも伝統“手製カルグクス”にこだわってきました。これからも伝統の味を守るために努力いたします」とかかれており、国産の白菜や唐辛子を使用していることをお知らせするメモ書きもあります。「キムチの使い回しは、いたしません」というのもあり(^^);;なんとも素朴な雰囲気が漂っています。
イス席よりも家庭的な座敷席が多いのも、このお店の特徴です。ベタっと座れてリラックスできる空間がうれしいですよね。現地の方に混ざって、ぜひゆっくり食事をしてみてください。

TVでも取り上げられる手作り麺

こちらの手作りカルグクスの味は放送局SBSの番組をはじめいろんなメディアでも高く評価されているよう。まずはその手作り麺の手法を少しだけ見せていただきました!力いっぱいコネて、コシコシの麺にするための苦労は惜しみません。生地を伸ばしてカットするまで、すべてアジュンマ(おばさん)の手によって行われます。一人前の麺作りができるまで2年ほど、修行が必要とのことです。これぞザ・プロの技!?

これが本物の名店カルグクスだ!

それではいよいよ公開!じゃーん!これが伝統のカルグクスです。あっさりさっぱりのスープに浸かるのは、じゃがいもとボリューム感200点満点(!?)、コシのある麺・麺・麺!もともとあっさりしたカルグクスは日本の人の口によく合うといわれますが、こちらは特にあっさり味に仕上がっています。さらに脇役としてのりやネギ、じゃがいもなど…カルグクスでは実は重要な具にも気が使われていて、新鮮なものだけを自信を持って使用しているとのことです。だからシャキシャキっとしていて、その食感がさりげなく全体のお味を引き締めてくれているんですね。
さらに…ずばりこちらのカルグクスは他店とどうちがうのか!?一言でそのポイントを言うと、「麺の素朴さ」。言い換えると、「手作りの不細工な麺」…じつはこれが、なんとも言えず、うまいんです。機械で切った麺だと、麺の太さは均等ですよね。ところがこちらの麺は、ほんとうにデコボコ。でもコシがあって、この特徴が<温かい家庭の味>を引き立てているみたい。
辛めのお味がお好みの方は、ぜひこの辛~い醤油をつけダレを入れてから召し上がってみてください!そして、こちらのお店でカルグクス以上に人気のものといえば、それはずばり主役級のキムチです!シャキシャキの新鮮なお野菜しか使わないという信念どおり、こちらのキムチの白菜はちょっと違いました…キムチのお店を開けそうなほど!?本当においしいです。辛めの味を楽しみたい方は、このキムチもガッツリとカルグクスに入れてどうぞ!味付けのコショウを振ってもいいですね。こうやって好みに合わせて味を加えることで、バラエティ豊かに家庭の味カルグクスを楽しめますよ。
ちなみにこちらのメインメニューとなるカルグクスは2種類あり。ひとつは、麺だけを入れたカルグクス。もうひとつはカルジェビ(スジェビ:韓国風すいとんと、カルグクスのハーフ&ハーフ)です。スジェビを味わえば、特にモチモチさがよく分かります。数人で行かれる場合は、二つとも頼んでみてもいいかも!

伝統の味を支える、スタッフたち

こちらで家庭の味を支えるのは、もちろん韓国の母たちです。長年一緒に、苦楽を共にしてスタッフとして働いているアジュンマ(おばさん)たちの、パワー全開の様子をご覧下さい。家庭の味がするカルグクスが実現するのも、こちら母たちの熟練の仕込み作業のおかげ。またお客さんはほぼ地元の方々で、ほとんど顔見知りの間柄であるため、会話がはずむことも多いそうです。そうそう、お会計のレジはないので、直接二代目代表に手渡しでお支払いくださいね。(エプロンの中で管理)日本の方なら喜んで声をかけてくれるでしょう、地元の方と会話を楽しむチャンスです!
いかがでしたか?地元の雰囲気が色濃く漂うカルグクス通りにあるこちらの名店。伝統を守り続けるスタイルがかっこいい、気さくなアジュンマたちが活躍し、おいし~いあっさり麺をいただけるお店です。ぜひ足を運んでみてくださいね。以上、ソウルナビがお伝えしました。

記事更新日:2011-06-29

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2011-06-29

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