カヤン・カルグクス・ポソッ・メウンタン

가양칼국수버섯매운탕

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汝矣島の会社員に人気の、キノコもりもりボリュームいっぱいの辛い鍋!

こんにちは!ソウルナビです。韓国にもいろいろ麺料理がありますが、その1つであるカルグクスってご存じでしょうか!?カルグクスとは小麦粉を水と一緒にこねてねかしカル(包丁)で切った麺のこと。今日はそのカルグクスとキノコの辛い鍋で有名なお店をご紹介しましょう。店の名前は「カヤン・カルグクス・ポソッ・メウンタン」。これだけ見ると何だか呪文のよう!?この「カルグクス・ポソッ・メウンタン」を直訳すると「カルグクス・キノコ・辛い鍋」となり、「カルグクスとキノコの辛い鍋」という意味になるんです。こちらは、たっぷりの新鮮なキノコとお店手作りのもちもちカルグクス、それからこれらにマッチしたピリ辛のスープが美味しいと評判!ボリュームも満点で、現地サラリーマンたちのランチの人気店でもあります。それでは、さっそく行ってみましょう!

汝矣島の会社員御用達!ビジネス街に建つビルの地下にあり

場所は汝矣島(ヨイド)。こちらは背の高いビルが建ち並び、金融系のオフィスが集まるビジネス街で、会社員御用達の食堂がたくさん集まっています。「カヤン・カルグクス・ポソッ・メウンタン」もそんなお店の一つ。お昼時になると、ランチにやってきた大勢の会社員たちでにぎわうそう。また汝矣島といえばテレビ局のたくさんあるエリアでもありますが、きいてみたところやっぱり芸能人もよく訪れるとか。なんとチャン・ドンゴンとその奥さんのコ・ソヨンが一緒にきたこともあるんだそう!

お店はビルの地下1階に。ビルの玄関口を入ってからの行き方をご紹介しておきましょう。キノコの看板が目印です。
このビルの地下です。

このビルの地下です。

正面玄関を入り、すぐ左前に見えるドアの先の階段を下ります。⇒

正面玄関を入り、すぐ左前に見えるドアの先の階段を下ります。⇒

地下へ来たら階段の先のドアを通過し、⇒

地下へ来たら階段の先のドアを通過し、⇒

左へ進むと⇒

左へ進むと⇒

すぐにお店があります!

すぐにお店があります!

お店へ入るとテーブル席が並び、奥には座敷席が広がっています。意外と広いかも?!ちょっと古くて気取らない、庶民的な雰囲気。お店は93年にオープンしたそうなので、20年ほどになりますね。

代表メニューは「カルグクスとキノコの辛い鍋」!

こちらのメニューは4種類だけ。カルグクスとキノコの辛い鍋、それに牡蠣が入ったもの、それからキノコしゃぶしゃぶにキノコの和え物。どれもキノコ入りのキノコ尽くしです。中でもリーズナブルなのにボリューム満点と一番人気なのが、お店の代表メニューともいえるカルグクスとキノコの辛い鍋。韓国語では「カヤン・カルグクス・ポソッ・メウンタン」といい、まさにお店の名前そのままです。特に昼食時にやってくる会社員たちは、ほぼこのメニューを注文するそう。ということでナビもさっそくこのカルグクスとキノコの辛い鍋を注文!すると、黒く大きなお鍋がテーブルに運ばれてきます。中をのぞいてみると・・・お鍋の中にはキノコがぎっしり!かなりのボリュームのようです。ちなみに下の写真は2人前。注文は基本的に2人前からで、必ずテーブルの人数分注文しなければなりません。
※鍋は1人で行った場合に限って1人前のみの注文もできるそうです。<2012.2.6>
お鍋の中身はかなりモリモリなんですが、じつはこのメニュー、出てくるのはこれだけじゃないんです。そう、メニュー名にもあるカルグクス(麺)はキノコの下に隠れているのではなく別の器に。さらに、鍋のシメにいただく焼き飯用のご飯までついてきます!むむっ、これは二人で食べきれるのかちょっと心配になりそうなくらいの量!?
まずはキノコから!
キノコぎっしりのお鍋をテーブルのコンロの火にかけます。キノコが煮えるまで、キムチと付けダレの準備をしましょう。キムチはテーブルに置かれた容器から、食べられる量を各自お皿に盛ります。そして、これもテーブルにある醤油ベースのタレに、わさびを加えてキノコにつけるタレを作ります。
タレとワサビを

タレとワサビを

混ぜて

混ぜて

付けダレの完成

付けダレの完成

鍋が煮立ってきたら蓋を取り、中に沈んでいるヤンニョム(味付け薬味)をおたまで軽く混ぜ混ぜしながらスープになじませます。ヤンニョムはオーナーさんにおうかがいしてみたところ、コチュジャン(唐辛子味噌)をベースとして粉唐辛子、ニンニク、ショウガなどいろんなものを独自にブレンドしたものとか。スープが一気に赤くなってきました!
ここでアクを取るのも、忘れずに。 ここでアクを取るのも、忘れずに。
ここでアクを取るのも、忘れずに。 ここでアクを取るのも、忘れずに。

ここでアクを取るのも、忘れずに。

これくらいになったら食べごろ!モリモリだったキノコは少しかさが減りましたが、それでもまだお鍋いっぱい。まずはキノコや野菜をいただいて、そのあとにカルグクスを入れます。
キノコは韓国語ではヌタリポソッというヒラタケの仲間だそうで、日本のスーパーなどではあまり見かけないかもしれないけれど、韓国ではポピュラーな種類。またスープはオーナーさんにきいてみると、牛の骨を煮込んだものとか。実際にいただいてみてもそんなに牛というかんじはしませんが、牛スープとニンニクたっぷりのピリ辛味が混ざったダシが染みたキノコはとっても美味しく、どんどんお箸が進みます!キノコ好きにはたまらないのでは。そうそう、スープは思ったより辛くありません。
ヌタリポソッ

ヌタリポソッ

スープにはニンニクたっぷり

スープにはニンニクたっぷり


次はカルグクス!
さてキノコをあらかた食べ終わったら、次はカルグクスの登場。残ったキノコは別皿に取り出しておき、スープを一度沸かしてからカルグクスを投入します。
出来上がりまで火を弱めず強火でグツグツと煮ていきます。煮ている間には取り出しておいたキノコをいただいても。カルグクスは7~8分くらい煮れば完成!
極太のカルグクスも、もちろんお店で作ったもの。スープの味が染みたモチモチのカルグクスで食べ応えあり!またこのカルグクスと一緒に、お鍋の底に入っていたホクホクのジャガイモもいただきます。スープは煮詰まってかなり辛さがアップしてるかも!
太い麺!

太い麺!

じゃがいも!

じゃがいも!


焼き飯でシメ!
最後は残ったお汁にご飯を加えてポックンパッ(焼き飯)。麺を取り出し、スープが多ければ下の写真くらいの量になるまで麺と一緒に取り分けます。火を強めてご飯をイン!
ご飯は混ぜながら炒めていきます。炒めるというよりもスープと馴染ませてご飯に染み込ませるといったかんじ?!混ざったらご飯を平らに伸ばして、水分を少しとばすとOK。カルグクスもいただいてもうお腹いっぱいでも、このシメの焼き飯、やっぱり食べられちゃうんですよね!

使われる新鮮キノコは1日に80~100kg!

ご紹介した「カルグクス・ポソッ・メウンタン」にもたっぷりのキノコが使われますが、こちらのメニューはどれもこんなふうにキノコがたくさん入っているそう。1日に使われるキノコの量は2kg入りの箱が40~50箱とか!重量にすると80~100kgほどになりますね。専用の農場と契約していて、毎日仕入れられる新鮮なキノコをすぐに使い切ってしまうとか。このキノコの鮮度も美味しさの秘密の一つだそう。
スタッフが大量のキノコを下ごしらえしていました。 スタッフが大量のキノコを下ごしらえしていました。
スタッフが大量のキノコを下ごしらえしていました。 スタッフが大量のキノコを下ごしらえしていました。

スタッフが大量のキノコを下ごしらえしていました。


低カロリーでヘルシーなキノコたっぷりのお鍋、いかがでしたか?キノコ好きな方はもちろん、カルグクスに焼き飯にとお腹いっぱい食べたい方、また現地の会社員たちに人気の味を試してみたい方はぜひチェックしておいてくださいネ!以上、汝矣島の「カヤン・カルグクス・ポソッ・メウンタン」からソウルナビでした。

記事登録日:2012-01-30

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カヤンカルグクスポソッメウンタン

カルグクスとキノコの辛い鍋

가양칼국수 버섯배운탕

※ご飯、麺、子ども用ご飯の追加無料。
img (1人前)8,500

シャブシャブ

キノコしゃぶしゃぶ

샤브샤브

※200g
※ご飯、麺、子ども用ご飯の追加無料。
(1人前)8,500

ポソッチョフェ

キノコの和え物

버섯초회

8,500

ソジュ

焼酎

소주

3,000

メッチュ

ビール

맥주

4,000

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2012-01-30

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宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供