梨大駅から徒歩5分!神戸出身の日本人シェフが作る日本の洋食屋さんの味をそのまま楽しめるレストラン!
こんにちは!ソウルナビです。突然ですが、韓国で洋食を食べられたことはありますか?韓国で出会った洋食は、すべて韓国風の洋食という感じで、日本で食べた洋食の味に出会えることってなかなかないんですよ。今日ご紹介する「Bistro6942」は、ダンディでステキな日本人シェフと上品で美しい韓国人ご夫妻が去年(2011年)11月に梨大駅近くにオープンさせた洋食のお店。お手頃価格で日本で食べたような洋食を食べられると、在韓日本人や日本に住んだことのある韓国人からウワサになっているお店なんです。洋食を食べるならココ!と、たくさんの常連さんを抱えるお店でもあるんですよ!それではさっそく行ってみましょう。
梨大駅から徒歩5分!アクセス便利な場所!
「Bistro6942」があるのは梨大(イデ)。名門の「梨花女子大」があるエリアということで、女子大生御用達の小物やファッションショップ、カフェが所狭しと並ぶ、ウィンドウショッピングをするのにも楽しいエリア。明洞あたりと比べると、地元の方が多いかな?という感じ。お店は地下鉄2号線イデ(梨大)駅2番出口から徒歩5分のところ。駅からのアクセスもとっても便利なんですよ!路地から下へ向かう階段を下るとお店があります。
店内の様子は?
店内は白い壁に茶色のテーブルと椅子が置いてあり、落ち着く空間。白く塗られた外観の可愛さと共に、出窓にはセンスの良い小物も並べられ、外を歩く人たちの視線を奪っています。ガラス越しにキッチンで調理するシェフの姿を見れて、なんだかワクワク!また、優しい光を放つ間接照明がくつろぎの時間を与えています。夜には間接照明のなかで、ゆっくりお酒を楽しみながら食事をいただくのもステキですよね。
「Bistro6942」人気メニューをご紹介!
「Bistro6942」にはロールキャベツやハッシュドビーフ、ビーフシチューなど、韓国にある洋食のお店ではあまり見かけない、日本の洋食店で口にしたことがあったり、または家庭でお母さんが作ってくれた洋食のメニューをいただくことができます。旅行中に洋食が恋しくなった方や、在韓日本人の方にもとっても嬉しいですよね。また、シェフいわく、すべてのメニューにおいて、毎回基本の味は同じながら、スパイスなどで変化をつけているとか!暑い夏にはサッパリと食べてもらうために、シナモンをいつもより少し多めに入れてスパイスを効かせたり、熱い食べ物を美味しくいただける冬には、少しこってりとした味付けにしたり、季節を感じられるように、その日に一番美味しく食べていただけるような味付けにこだわっているんですよ。それではひとつずつ紹介していきましょう。
■ハンバーグ(デミグラスソース)
デミグラスソースでしっかり煮込まれたハンバーグは、写真のように分厚く、しっかりとお肉を感じれてとってもジューシー!口に入れるとシナモンなどのスパイスが効いています。この日の付け合わせは、ボイルしたインゲンや人参、ブロッコリーやカリフラワー。たっぷりのデミグラスソースに絡めていただきます。このハンバーグも夏場にはいつもよりちょっぴりスパイスを効かせたりして、季節ごとに美味しく食べられるように工夫しているとか!
■ドリア(今日のスペシャル)
この日のドリア(今日のスペシャル)のトッピングはエビ、アスパラガス、ミニトマト、ソーセージ、パプリカなど。チーズの味も濃厚でクリーミーなドリアは、もちろん中にしっかりご飯も入っていますので、お腹も満たされる大満足のメニュー。こちらはドリアなので、セットのライスは付かず、サラダとスープのみ提供されます。トロリとしたホワイトソースと、糸を引くたっぷりのチーズは、見るだけで食欲をそそりますよね。一度食べたらその味のトリコになるかもしれませんよ!?
■ロールキャベツ
あっさりとしながらもコクのあるトマト風味のスープで煮込まれたロールキャベツは、中のお肉がジューシーなのはもちろんのこと、キャベツの食感も良く、スープも良い具合に染み込んでいます。このロールキャベツにもこだわりがあり、特にキャベツの美味しい春には、キャベツの美味しさを堪能してもらえるように、スープの味を少し薄めにし、キャベツそのものの味を活かした味付けにしているとか!
ダイニングセットにはサラダ、スープ、ライスつき!
ダイニングセットのメニューをオーダーするとまず出てくるのが、サラダとスープ。また、ハンバーグやロールキャベツといったものにはライスまで付いてきます。ドリアやハッシュドビーフといったライスがあるものには、サラダとスープのみのセットとなります。この日のサラダは、レタスやミニトマト、ゆで卵に胡麻ドレッシングをかけたもの。韓国で食べるサラダはフルーツ味の甘いドレッシングでいただくことが多いのですが、こちらのサラダはポテトサラダも一緒に盛られていて、まさに日本で食べたあのサラダの味!そしてこの日のスープはコンソメ仕立てで、具材は玉ねぎやセロリ、パプリカなど。薄めの味付けでお口直しにもピッタリ。
こだわりの自家製ピクルス!
自家製ピクルスは、他のお店で食べるツーンと酢の効いた感じの甘いピクルスではなく、レモンの酸味でサッパリと爽やかなお味!酸味と甘みのバランスが良く、カブや人参、キュウリ、パプリカなど、それぞれの野菜の食感を楽しめ、お店の常連さんからも人気とか!
グラスをはじめ、食器類にもこだわりが!
写真にあるお水のグラスが斜めに傾いているのが分かりますか!?お水のグラスだけでなく、ジュースのグラスやロールキャベツのお皿などもカラフルでとっても可愛く、食事をするのがもっと楽しくなっちゃいますよね。
いかがでしたか?在韓日本人のなかではご存知の方も多いこちらのお店。でも名前を聞いて、気になっていた方もいらっしゃるのでは!?この「Bistro6942」という店名は、イギリスの作家ダグラス・アダムズのSF小説「銀河ヒッチハイク・ガイド」のなかで登場する「6×9=42」という式からきているとか。お店を訪れる人の70%以上が、在韓日本人や日本に留学したり、駐在した経験のある韓国人!夜にはワイン片手にゆっくり食事を楽しんでみるのも良いかも!神戸出身のシェフの手から生み出される洋食の味をぜひ味わってみてはいかがでしょうか?以上、ソウルナビでした^^