友人が10月に訪韓した際、とても印象に残ったとのことで、
鷲梁津(ノリャンジン)水産市場に初挑戦してみることにしました。
釜山ではチャガルチ、新東亜市場と数をこなしてはきたのですが、
民俗村の帰り。いつもは水原名物でで特大の牛カルビなのですが、
今回は鷲梁津駅に途中下車してみることにしました。
何の変哲もない駅ですが、意外に乗り降りが多いことと、東側にも
人の流れがあることなど、途中通過では気がつきませんでした。
で、歩道橋を渡って目当ての水産市場に。と・・・。
釜山と違い、観光の匂いがぐっと薄れ、そこには商店側と市民消費
者側のアジョシ、アジュマのやり取りで活気があふれていました。
行ったのは1月10日午後4時。時期なのかカニを扱う店が多く、
生簀にたくさんうごめいていました。
地元の人と店の人の応対を見極めて、やさしく頼りがいのありそう
なアジュマのいる一軒に狙いをつけ、交渉することに。
なんと、日本語もちょっぴり対応OKでした。
ここで食べたい旨を伝えると、下の食堂に行けばいいとのこと。
そこで魚を持ってたまたま入ったのが、水産会館だったのです。
ナビさんで帰国後に開いてこの店があることを知りました。
ここでも、愛想のいいアジョシが日本語で席に案内し、注文を取り
に来てくれました。
若い男女のグループがけっこう刺身になべをを囲んで焼酎で盛り上
がっていましたが、それでも席は十分にありましたよ。
二人で、ヒラメ中一匹にサンナクチ3匹で3万ウオン。
付け合わせとヒラメのあらで作ったメウンタン、それにビールに
焼酎の酒代込みで2万3千ウォンでした。
量的には4人でも十分にいけたと思います。
その後談。「ここで降りてないし、ここじゃなかったな」と友人。
新しい食事処がまたひとつ増えました。また行ってみたいです。
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