南大門カルグクス通り

市場の狭いアーケード路地にカルグクスのお店がぎっしり！

南大門市場の中の、20ｍほどのアーケード屋根のついた細い路地に、10軒ほどの屋台のような小さな食堂が並ぶ通り。どのお店もメニューにはカルグクスがあり、カルグクス通りと呼ばれています。カルグクスとは韓国式スープのうどん風の麺料理のこと。一つ一つのお店は、人が２人やっとすれ違えるほどの細長い空間に、簡易厨房、材料庫があり、おばちゃんたちがせっせと手際よく仕事をこなしています。だいたい１軒に２～３人のおばさんがすばらしいチームプレーでお店を切り盛り。そして、通り側に向けて設置されたカウンターに丸椅子を並べ、そこでお客さんが食事をするという構造。お店によってはスンデグッ（韓国式の豚の腸詰め入りスープ）やチヂミを置いているところもありますが、だいたいのお店にはカルグクスの他にポリパッ（麦ご飯ビビンバ）、スジェビ（韓国式すいとん）、ネンミョン（冷麺）、チャンチグクス（温かいスープのそうめん）などがあり。また注文すると、ビビン冷麺やカルグクスの小皿のサービスが付きます。