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ピマッコルを訪れるお客さんの永遠の休憩場所&伝統北式ピンデトッの店。

こんにちは!ソウルナビです。皆さん、"ピマッコル"ってご存知でしょうか?これは鍾路(チョンノ)の裏通りをずっとつき抜けている、とても狭い通りのこと。通りの名前の由来は李朝の時代、市民が鍾路を通りすぎる王様や高級官僚の馬を避けるための通りという意味の"ピ(避)+マ(馬)"から来ているとか。もともと庶民のための通りなので、ピマッコルの周りには美味しくて安い!庶民向けの飲み屋やクッパッ(汁)屋さんがたくさん集まり、サラリーマンや学生に人気の通りとして定着していましたが・・・この地域にも再開発の波が押し寄せ、もともと鍾路1街から6街まで続いていた"ピマッコル"も、1軒、また1軒と移転が進み、今ではほんの一部のみとなってしまいました。中でも、つい最近まで長い間ピマッコルでがんばっていた老舗、北朝鮮式ピンデットッの有名店「ヨルチャッチッ」の移転先にうかがってきましたよ!

この「ヨルチャチッ(列車の家)」は、
親子2代に渡ってピンデットッを焼いてきたお店。ご主人のお父さんが店を開き、現在はその息子さんと兄嫁さんが一緒に頑張っています。お客さんの97%以上がお得意さんだということからも長い間お店を続けて来られた人気店ということがよく分かりますよね。ちなみにピンデトックがよく売れる冬には一晩に300枚あまり焼いたこともあるそう!写真をご覧いただければ、こちらのファンの方ならすぐ分かると思います。引越し前と後、お店の雰囲気はそんなに変わっていません。特にピマッコル界隈のお店は大型ビルに入ってしまうことが多い中、こちらは細い路地沿いに。以前の外観を残し、店頭にピンデトッを焼く鉄板があり、その奥にテーブルが数台並ぶ、というお店のつくりも同じ感じ。少し変わったといえば、以前は2階もありましたが、こちらは1階のみ。また奥に座敷のお部屋ができたことですかね・・・。


<以前のピマッコルにあったお店>
もう60年近く経つお店ですが、2004年、火事でお店の一部を残して焼けてしまったため、看板や内外装が新しくなっています。

<今回の移転先>
以前お店のあったところから徒歩5分ほどのところ。鐘閣駅から徒歩30秒の路地に。
北朝鮮式ピンデットッ!
ここでは北朝鮮に伝わる昔ながらの方法で焼いたピンデトッを味わえるお店。まず100%緑豆を水でふやかし、それを1日に何度かに分けて石臼で挽きます。一度に挽かないのは挽き立ての緑豆を使うことによって美味しさが増すためとか。また鮮度へのこだわりは緑豆だけでなく使用する食材すべてに渡り、当日仕入れた新鮮なものだけを使用するんだとか。全て手作業で行うので、緑豆を石臼で挽くのはたいへん。だけど、ご主人はお父さんが伝授してくれた方法をずっと守っているそう。
こちらでピンデトッを1人分注文すると、小さな顔くらい(?)の大きさのものが3枚出てきます。中に豚肉が2,3切れ入っているとってもシンプルなもの。焼き立てほやほやをそのままいただくと外がパリっとしていて中はふんわり+サクッ。香ばしい香りとほんのりとした甘味が口に広がるとってもやさしい味。この他のお店の味とはちと違う素朴な味が好きな方は、このまま食べてもいいけれど、ピンデットッを注文するとセットで出てくるソースをつけて食べるとまた旨い!これはまさ~にお酒がイケます。このオリジナルソースに関しては後でご説明することにして・・・お店ではその他に大きなお皿くらいのもの1枚出てくるヘムルパジョン(海鮮チヂミ)やクルジョン(牡蛎のジョン)、パジョン(ネギ入りのジョン)など3種類のジョン、それからチョゲタン(貝のスープ)や豆腐もありますョ。
牡蠣入りソースとタマネギが絶妙!
さて、先ほど話した"お酒にぴったりのオリジナルソース"はお店ご自慢の手作りソース!1つはたまねぎと青唐辛子を刻んで入れた味付け醤油、そしてもう1つが牡蠣の塩辛風。このソースは好みに合わせて食べるそうですが、おばさんに1番おいしい食べ方を教えていただきました。それは醤油に刻んでいれたたまねぎと、塩辛風の牡蠣を焼き立てのピンデットッにのせて食べること。実際ナビもやってみたんですが、これは・・・絶妙なマッチング!見た目はとってもシンプルなのですが、お酒のおかずにはもってこいです!
ピンデットッにはやっぱりマッコリ(どぶろく)!
韓国では梅雨の時期になればピンデトッとマッコリ(どぶろく)を楽しむという習慣があるんです。これは雨の落ちる音がピンデットッをジュージュー焼く音に似ているからという説もあるらしいのですが、実際マッコリを飲みながらピンデットッを食べるとより一層美味しくいただけます!ここ「ヨルチャッチッ」は『今日はピンデットッ&マッコリで一杯やりたいなぁ』と思ったらいつでも楽しめるお店です!
こじんまりとしたお店なのに、ずっと変わらない昔ながらの味とお店の雰囲気を求めて、多くのお客さんがやってきていたこちらのお店。以前は夕方5~6時くらいになると席がないことがほとんどで、椅子も背もたれのない長椅子に4人で来たらピッタリくっついて座るのがこのお店で食べる時の基本だったんです。ナビも久しぶりに夜お店を覗いたら、地元の人たちでにぎわっていましたよ。お店の方いわく、移転したばかりのころ(2010年3月)は場所が分からないと問い合わせるお客さんもいたそうですが、最近では以前の常連さんたちもこちらにやってくるそう。皆さんもそんな地元の雰囲気と北朝鮮式のピンデットッを味わいに一度行ってみて下さいね。以上、ソウルナビでした。

記事更新日:2010-09-07

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主なメニュー

単位:ウォン

イチオシ

ウォンジョビンデットッ

元祖緑豆チヂミ

원조빈대떡

(3枚)11000

イチオシ

チョゲタン

貝鍋

조개탕

13000

イチオシ

クルジョン

カキのチヂミ

굴전

13000

イチオシ

ヘムルパジョン

海鮮ねぎチヂミ

해물파전

13000

キムチビンデットッ

キムチ入り緑豆チヂミ

김치빈대떡

(3枚)13000

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2000-05-14

スポット更新日:2012-06-07

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供

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