【※名称変更】済州ワールドカップ競技場(済州島)

チェジュウォルドゥコッキョンギジャン제주월드컵경기장

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済州島にある、韓国で一番美しい競技場!

こんにちは!ソウルナビです。今日はソウルから地理的に一番遠い、済州島(チェジュド)にやって参りました!まずソウルの金浦(キンポ)空港から国内線にのって約1時間。それから済州島の中でも高級リゾート地として有名な西帰浦(ソギポ)までバスに乗ること約1時間20分、ようやく済州ワールドカップ競技場に到着!ちなみに、ここ西帰浦の競技場は韓国の中でも自然と調和する美しいサッカー競技場として有名。それではみなさん、そのビューティフルな競技場へlets go!

ワールドカップ競技場に到着!!

や~、着きました着きました~!まず、競技場を目の前にした感想は、広~い!さあ、早く早く中をみたいですよね!でも競技場入口ははるか向こう。広くて太い道がずいぶん手前まできてるのに。ワールドカップ競技場!と書かれたゲートもなくポールもなく。大きな広場に遊びに来た感じです。右側には参加国の国旗が掲げられ、左側には済州島の守り神、「トルハルバン(石のお爺さん)」の特大版がズラリと並んでいて人々を歓迎してくれてる感じ。(でもこのトルハルバン、一体一体見てると顔が全然違うのね!!ナビはこのハルバンがいいな。ダンディーだわっ。)
この入口が開放的なのは、昔からの済州島の風習をもとにしてるそうなんです。済州島ではその昔、家には外と中を隔てる門がありませんでした。下の方に3つ、穴の空いた石のポールが左右に1つずつあって、その穴に長い木を地面と平行に架けて、不在や歓迎などの意を表したそうなんです。このように競技場には済州島の昔からの風習をもとにしただ部分がぞくぞく登場するので、皆さん、ご期待下さいね!
ではでは、競技場入口でセキュリティーチェックを通って
ナビ、済州島のワールドカップ競技場へ入場~!!
まず、全形。この競技場全体の形を見ると、片方に偏ってる感じがしますよね?ナビはもしかして屋根がサンルーフのように動くの??っなんて思ったら全く的外れ。これは、済州島の人々が昔からやってきた魚を釣る姿を表したものだとか。競技場全体が漁船(テウ)を表し、ボコボコ凹凸のあるサボテンのような屋根は、漁をするときに使う網を表しているということなんですよねぇ。へ~なるほど~。
2002年3月、一般の見学が開放されているのは入口の2階席まで。事前に連絡すれば日本語の説明付きで見学できるとのこと。ナビも日本語バリバリのスタッフに競技場についていろいろ教えていただきましたョ!
スタンドの入口から下を見ると気づくのが地上との高低差!地上を基準にすると、スタジオがかなり低いところに作ってあるんです。これは、済州島はもともと風の強いところなので、強風でサッカーの試合に支障にならないように、風防御対策としてスタジアムを低く掘って作ったんだとか。実はこのスタジオ全体の大きな溝も済州島のある地形を表しているんですね~。なんだと思います?それは「オルム」。オルムとは火山の一番上の部分。そうなんです。済州島はもともと火山が爆発して出来た島。だからところどころに火山の跡が残っているんですよね。そのオルムを表現したものなんですって!
ではスタンドの一番てっぺんにあるプレス席くらいまで行ってみましょう。あそこから見下ろすスタジオはどんな眺めなんだろう??早く早く見たいから、短い足で無理して一段抜かしとかしたりして、やっと一番高いところまでやってきたときにはもう、ぜーぜー。やっほーっ!とにかくスタジオの間から海が見え、島が見え、山が見え、すごいきれ~!!済州島の美しい自然とワールドカップ競技場が一挙にナビの目に飛び込んできて、深~く深呼吸しながら一時眺めていました。美し~。
ところで、反対側のスタンドに西帰浦と英語で書いてあるその上の部分、なんだか不自然に乗っかったようなスタンド、なんだかわかりますか?これはこのスタジアムをワールドカップが終わった後も公式のサッカー競技場として使うために考え出した苦肉の策だとか。つまり、ワールドカップ仕様の競技場をそのままワールドカップ後にも使うには規模が大きすぎる、でもFIFAのスタンドの座席数の基準、40000席はクリアしなきゃいけない!っということで考え出されたのが可動式の座席。つまり、ワールドカップが終わったらこの臨時に増やした8000席をそっくりそのまま他のサッカー場に持っていくんだとか。なるほど~!
さてさて、上からのスタンドの眺めを満喫したら、次は芝を直接見に行きましょう!ていうかナビは選手が登場する入口からサッカー選手の目線でサッカーのコートを一度見てみたかったんですよねん!それではまたまた急な階段を下りて、地下2階へ。暗闇から徐々に現れるスタンドの観衆、歓声、そして、グリーンのコート、高鳴る鼓動!あ~。ナビ一人でどきどきしてしまいましたん。ナビが見学に行った時、2、3日前にもここで公式試合をやったということで、芝は整備中でした。とにかくサッカーの公式コートって、こんななんだ~この広い芝生の上で世界各国の選手たちが実力を競い合ったんですよね。以上、済州ワールドカップ競技場からソウルナビでした。
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試合日 /チーム名 /試合時間
2002年 6月 8日(土) ブラジルvs 中国(C組予選) 20:30
2002年 6月 12日(水) スロバキア vs パラグライ(B組予選) 20:30
2002年 6月 15日(土) 決勝トーナメント:E組1位 vs B組2位 15:30

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記事登録日:2002-04-09

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