閉店・移転、情報の修正などの報告

投稿者:葉っぱ

口コミ掲示板[RE] : [三清閣] アサダルは、不思議、不思議・・・

2004-05-07
>僕は、このアサダルについて、かなり辛い評価をつけます。
>
>4/28-5/1で、夫婦二人でプラザホテルに宿泊し、最後の夜30日に
>「アサダル」に行きました。でもアサダルって、不思議の塊。
>
>ソウルプラザホテルの経営(以前ホテル内にあった韓式レストランを
>ここに移転させた、との噂)なのに、ホテルの何処にも三清閣やアサ
>ダルが紹介されてないし、客室内のホテルガイド、レストランガイ
>ドにも一切掲載されてない。僕達は、日本の観光ガイドに載ってい
>たので、ここを目指しましたが、他の多くのホテル客や、ソウルナ
>ビを相当細かく見てる人以外は、どうやってアサダルのことを知る
>のだろう。(プラザホテルの入り口に置いてあるプラザ製のソウル観
>光地図に、やっと載っているだけ)
>
>僕達は単純にレストランだと思い、アサダルが三清閣という凄い施
>設の中にあるなんてことまでは知らなかったので、順当なディナー
>タイム19時を予約してしまった。知ってれば、もう少し早い時間に
>予約して庭園をじっくり眺めたり、施設巡りしたりできたのに・・
>なんだか、アホらしやの鐘が鳴るーっ、です。
>
>プラザからは無料送迎バスが出ています。バスは市内を抜けて、景
>福宮にぶつかり、そこから高級レストランや美術工芸品店、ギャラ
>リーなどが林立する、通称ギャラリーストリートと言われる三清洞
>キルの渋滞をノロノロ・・まるで鎌倉あたりの風情に、こんな面白
>そうな所、ゆっくり見たかったなあ・・の溜息。渋滞を抜けると、
>今度は山道を登っていく・・まるで御岳渓谷かあ(ローカル表現でご
>めんなさい)。この先にあるんだから、アサダルってただ者じゃない
>かも、とやっと気が付く。
>
>ホテルを出て40分で、ようやく三清閣の駐車場に到着。しかし、こ
>こからがドツボの第二章。バスを降りて、どこにも案内板がないの
>で、アサダルの場所がわからない。短い坂の上に紋があるので、そ
>こに入ってみると、そこに他の案内が一杯書いてある一番下に小さ
>く「アサダルこちら」の矢印。「おお、なかなかのお庭じゃ」と、
>家内の写真を撮ろうと、カメラ片手に位置決めをしてると、いきな
>り物凄い勢いで水を浴びてしまった。雨上がりの夕方、肌寒い時間
>なのに、芝の上でスプリンクラーを回していたのだ。家内も水浴び
>を食らい、凄い記念写真になっちゃった(これは、大笑い)。
>
>完全にシャツの中までビショビショ、でもそのうち乾くわい、と思
>って、玄関を入ると、また「アサダルこちら」の矢印。その通りに
>行くと、人けのないロビー・・その先は、トイレと宴会場裏の廊下
>で行き止まり。さすがに、私もちょっとムッときた。で振り出しの
>玄関まで戻って、お土産ショップの方に「アサダルはどちらです
>か」と伺うと、どうぞこちらと案内してくれた。そのロビーのドア
>を入って、曲がってもうひとつドアをくぐって、奥の階段をズズー
>ッと降りて、そのまた先がようやくアサダル・・その方に案内して
>いただかなければ、常連以外の客は一生店の場所が解らないゾ。
>
>もうひとつ不思議。そのお土産ショップの人に場所を質問した時、
>「公演ですか、お食事ですか」と聞かれた。アレーっ???
>
>確か日本で買った観光ガイドには、伝統舞踊を見ながら食事ができ
>る」みたいなことが書いてあったのにぃ(これはプラザホテルの責任
>ではないね、でもホテルのコンセルジュも何にもいわなかったぞ)。
>まあ、今回は韓定食が目的だからいいかあ、と妥協しました。
>
>ようやく、ようやく到着。
>なんだか格式がある内装のダイニングルームに、期待は高まる。単
>品メニューもいろいろとあり、安くあげることも可能ですが、折角
>ここまできたんだから、ソウル最後の夜だからと、奮発。アメック
>スが使える事を確認して、上から二番目の値段のKW80,000(プラス
>10%サービス料)の韓定食を注文。
>
>よーし、とばかりに、一品ずつ写真を撮りまくりながら、じっくり
>と堪能しようとしました。さすがに次から次へときれいな盛り付け
>のものが出てきて、妻もおおはしゃぎ。
>
>しかし、しかし、そこから唖然の第三楽章。あまりにもそっけない
>ウエイターは、ただ料理を置いていくだけで、何の説明もない。
>濃厚な色のスープが来たので、これはフカヒレ?と口に運ぶと、甘
>いかぼちゃのスープ。
>
>九節板が来た・・が、ハテナ。8種の材料の量に比べて、包むクレ
>ープ状の皮は2名分で4枚。あまりに少ない。お代わりしていい
>の?その皮を一枚剥がそうにも、全部くっ付いて破れてしまう。お
>ーい、どうやって食べればいいの、説明してよ。これ以上の自助努
>力は無理と、ウエイトレスを呼びました。
>
>神仙炉は具沢山で美味しかったです。でも、取り皿が薄い皿。具は
>いいとして、スープはどうするの。金属の匙は、直接口に持ってく
>るには熱すぎる。お皿にとったら、今度は掬いようがない。お皿を
>持ち上げてそれをすするのは、韓国ではルール違反なんですよね。
>じゃあ一体どうすればいいの。ヘルプ!!
>
>お刺身。明らかな粉わさび。でも刺身自体が美味しいので、許す。
>明洞のお粥屋さんで、破片が高値のアワビが、まるまる一個。しか
>も生なのに、ちゃんと下処理がしてあって、とても柔らかく美味し
>かったです。
>
>生姜とニンニクで頂く鰻の蒲焼は、なかなかグー。ご飯があった
>ら、蒲焼オンザライスしてもいいくらいでした。
>
>大正海老のタレ焼き。これは凄く美味。尻尾までいただきました。
>フリッター風の天ぷら。これも、日本とは一味違うピリ辛のタレで
>いただくという、大変新鮮な感動。
>
>ここまではまずいいとして、私がブチ切れたのは、肉料理。
>最初は、エリンギと牛肉の串焼き。韓牛かと期待して口に運んだ
>ら、うっ、臭い。韓牛ありえない、アメリカンビーフでもない、お
>そらく冷凍のオーストラリア牛かと思います。誇張抜きで、ほんと
>に臭いんです。明洞の観光焼肉でも、ここまでひどいのは出てきま
>せんでした。
>次は、骨付きカルビ。これなら安心と思うと、こちらも味付けはな
>かなかいいんですが、質が最悪。コマ切れに焼いて出てきた肉片
>は、スジ金入りのチューインガム丸出し。いつまでも噛み応えを楽
>しめます(大笑い)。
>
>シメの水冷麺は、とてもよかった。デザートもいろいろと出てき
>て、さすがこのあたりは韓定食の底力かと思いました。
>ただしシッケ(甘い米汁ジュースのようなもの)は、激甘。甘いもの
>大好きの家内も、一口で残していました。これは、こんなものなん
>でしょうか>皆様
>
>で、お勘定はKW88,000×2名分。私的CP評価はというと、値段の
>大部分は三清閣の中にある高級レストランというシチュエーション
>とギミック(決して皮肉ではありません)に対するもの。そういう
>意味では掛け値なしに安いと思います。
>料理はというと、いろいろ書きましたが、決して悪いわけではな
>し、内容も種類も抜群。しかし、なにかが足りない。
>欲を言うと、倍付けを払ってもいいので、もうすこし肉の質を改善
>してほしい、粉わさびでいいけど、練りたてで出してね、店員の教
>育をちゃんとしてほしい、そして、店の場所案内看板をもっと丁寧
>に、とお願いしたい、等等。
>プラザホテル自体は、超一級ホテルとして名を轟かせているし、そ
>れはその通り。そこが経営するレストラン、そして来客が「何か特
>別なひととき」を期待してくるレストランという位置づけを考える
>と、ホスピタリティという観点では、アサダルはまだまだ課題が山
>積みだと思います。
>
>シャトルバスの帰りが心配でしたが、バスは定刻より早く駐車場に
>来ていて停車していたので、寒い思いもせずに快適に帰還すること
>ができました。
>
>最後に「もっとアサダルや三清閣の紹介、案内をちゃんとするべき
>だと思います」>ソウルプラザHの経営陣様。

>[ KAZの宮様 Wrote ]-------------------------------------

楽しんで読みました。ちなみに、シッケは辛い焼肉を食べた後に飲む
と口中が癒されて、その後のデザートの梨と合いまってGOODです。 
訪問日:2004/05/07