こんにちは。私は現在、ソウル大の6級に通っています。ソウル大の教育内容が毎学期同じかどうかはわかりませんので、自分の経験を書かせていただきます。
私は日本で韓国語能力検定4級まで取ってから、留学に来ました。配置考査で決定された級は4級でした。ソウル大は他の学校よりレベル配置が厳しいと聞いたことがあります(例えば他の学校で4級を終えて移ってきても、ソウル大でまた4級に配置される等)。
4級と5級の試験では討論がマラギ試験の代わりとして行われました。でも、授業中に練習とかはなくて「各グループ勝手に主題を自由にみつけて、討論の練習をしておきなさい」といったものだったので、がんばってる学生たちは日曜日にカフェに集まって、練習したと言ってました。
また、討論の内容を何にするかを休み時間に話し合ってた時、英語圏の学生の間でいざこざがあり、一瞬クラスの雰囲気が重くなりかけましたが、先生が「東洋人は討論を好まないから、この課題がアジア系学生にとっては楽ではないですよね。しかも、英語圏の学生は討論になれてる上に、母国語で話したら感情が高ぶって言い争いになりかねないのもわかります。でも、試験のためだと思って、あまり深く考えないようにね。」とサポートしてくださいました。
また、5級では期末試験前までに、研究報告書(A4で4枚以上)というものを提出し、発表しなければなりませんでした。また、2日に一回はノートに1ページ分作文をして提出しなければなりませんでした。完全に大学や院に進んだ時、授業や発表についていけるようにといった授業のスタイルです。ですので、マラギに不足感を感じ、ソガン大のようにマラギ中心の学校に転校することを考える人も多いようでした。
どの学校にも一長一短があるので、どこがいいかはその人次第ですが、大学院進学を目的に韓国へ来た私にはソウル大が適していると思っています。
その学校の設立の目的が何かによっても授業方法が違ってくると思います。以上参考になりましたら、幸いです。
|