プロ野球の観られる代表的な野球場!ソウルで野球観戦をしたいならここに行ってみよう!
こんにちは!ソウルナビです。今日はソウルで野球を観るときに是非利用したい野球場「蚕室野球場(チャムシルヤグジャン)」をご紹介します!この野球場はソウルの中心部から約13kmほど離れた蚕室(チャムシル)エリアにあり、体育館やプールといったスポーツ施設が集まる蚕室総合運動場(チャムシルチョンハッウンドンジャン)の中にある野球場です。ここは現在ソウルに本拠地をおく3つのプロ野球チームのうち2チームがホーム球場として利用しているところ!ソウルの人たちにとってもっとも身近と言える人気の球場です。さっそくどんな施設なのかご紹介していきましょう!
蚕室野球場ってどんなところ!?
「蚕室野球場」の最寄り駅は地下鉄2号線のチョンハッウンドンジャン(総合運動場・Sports complex・218)駅。駅を降りて出口を出ると、もう目の前が野球場。初めて訪れる人にもとってもわかりやすいです。ちなみに球場名に「蚕室」とあるけれど最寄り駅はチャムシル(蚕室)駅ではないのでご注意ください!この球場は1980年4月から工事が始まり、当時のお金で126億ウォンを投じ、 1982年7月に完成。ソウルの代表する野球施設で、現在は韓国のプロ野球チーム「LG ツインズ」と「斗山(トゥサン)ベア−ズ」のホーム球場になっています。
蚕室野球場をもっと詳しく知ってみよう!
韓国でどの球場よりもホームランが出にくく、投手有利の蚕室野球場。施設は地下1階から地上3階まであり、座席はテーブル席や、内野指定席、外野自由席で分かれています。左右のフェンスまでの距離(ファウルライン)は100mあり、中央フェンス(バックスクリーンの方)までは125m、電光掲示板は11m×33m。各チームの内野席前方(下段)には応援団長およびダンスで士気を上げる女性たちのステージがあり、ここでの応援で球場を盛り上げるのが韓国流!応援を楽しむ目的で行くなら内野自由席での観戦がオススメです。
蚕室野球場のあんなこと&こんなことをもっとチェック!
◇タバコは吸える!?
球場の座席は全席禁煙扱い!喫煙者は廊下(通路)などに用意された喫煙スペースを利用しましょう。
◇食べ物は買える!?試合前の待ち時間や観戦中っておなかがすいてくるし、いろいろつまんで食べたいもの。そんな方々のため、球場外の1階部分にはコンビニやファーストフード店、簡単な食堂があります。野球場内の通路にも売店やコンビニが入っているのでそこを利用することも可能。また、野球開催日には最寄り駅である総合運動場駅の構内および出口付近にたくさんお店が出ているのでそこで購入して持ち込む人もたくさんいます。
◇お酒は飲める!?
以前は球場内における酒類の販売が禁止されていたのですが、現在では内外の売店およびスタンドの売り子さんから買うことができます。もちろんおつまみも一緒に売っていますョ。
◇応援グッズは何を買えばいい!?日本にもいろんな野球応援グッズがあるものですが、韓国では「まずはこれだけを用意しよう!」というものがあるんです。それはこの「マッテプンソン」!「棒状の風船(プンソン)」という意味で、韓国では野球以外にもいろんな応援シーンでよく登場するため見たことがある人も多いはず!このマッテプンソンに空気を入れてそれぞれの手に持ち、打ち鳴らすようにして応援します。チーム名が入り色が統一されたマッテプンソンを応援コールに合わせて鳴らす!これ、韓国プロ野球の応援の基本~!球場に行った際は是非購入を!風船(プンソン)の空気入れは球場内に機会が設置されていますが、かなり混み合うことが予想されるので余裕を持って球場に行きましょう。また空気を入れすぎて風船(プンソン)が爆発するのもよく見かけるので注意しましょう!
◇屋根はある?
ドーム球場ではないこの野球場。屋根は内野及び中央席の上段(一部)だけになっています。雨の日はレインコート持参で行きましょう!
◇ナイター試合、照明の明るさは大丈夫!?寒い時期を除くと基本的にナイター試合が多い野球の試合。ナイター試合では球場の照明がしっかりしていないと見づらいけれど、蚕室野球場は2003年、14億ウォンを投資して照明器具を交換。内野は照度2,300ルックス、外野は1,600ルックスと昼間のような明るさで野球を楽しめます。
◇駐車場はある?球場のすぐそばにあり、収容台数は2,200台。ただし混雑が予想されるので、地下鉄など公共の交通機関を利用するのがオススメ。
駐車料金小型基本30分1,000ウォン。その後30分ごとに400ウォン。3時間30分以後からは30分ごとに200ウォン。1日料金6,000ウォン。
大型基本30分2,000ウォン。その後30分ごとに800ウォン。3時間30分以後からは30分ごとに400ウォン。1日料金12,000ウォン。
※小型、大型ともに15分以内の駐車は無料。駐車はその日の24時まで。
チケットはどこで買う?
地下鉄駅の5・6番出口を出たらすぐにチケット売り場があるので、そこでチケットを購入しましょう。
チケットの値段は?
チケットの値段は平日と週末・公休日で変わってきて、週末・公休日の方がやや高くなっています。
※週末価格は金曜日、土曜日、日曜日、韓国の公休日の試合に適用されます(臨時公休日も含む)
<LG ツインズ>
座席/価格(平日)/価格(週末)
プレミアム席/70,000ウォン/70,000ウォン
テーブル席/40,000ウォン/40,000ウォン
ブルー席/12,000ウォン/15,000ウォン
レッド席/10,000ウォン/12,000ウォン
イエロー席/9,000ウォン/10,000ウォン
グリーン席(外野)/7,000ウォン/8,000ウォン
<斗山(トゥサン)ベア−ズ>
座席/価格(平日)/価格(週末)
VIP席/60,000ウォン/60,000ウォン
テーブル席/40,000ウォン/40,000ウォン
ブルー指定席/12,000ウォン/15,000ウォン
レッド指定席/10,000ウォン/12,000ウォン
イエロー指定席/9,000ウォン/10,000ウォン
外野自由席/成人/7,000ウォン/8,000ウォン
軍人・青少年/5,000ウォン/6,000ウォン
子供・障害者など/3,000ウォン/4,000ウォン
※2013年4月現在
「蚕室野球場」はソウルの中心部からは少し離れているけれど、駅を出てすぐの場所に位置しているしとても行きやすいスポーツ施設。韓国のプロ野球は応援方法なども独特なので、野球観戦をしてみたかった方は一度蚕室野球場を訪れてみてはいかがですか?ソウルでの楽しい思い出がまた一つ増えるはず^^ 以上、ソウルナビでした。