オドゥサン（鰲頭山）統一展望台

今から１年以上前の２００３年元旦にオドゥ山統一展望台に行き
ました。基本的に裏道探索が好きで、ソウルからは外に出ないの
ですが、何を思ったか、突然行く事になりました。
ソウル駅から約一時間のんびり走る昼１時位発の国鉄に乗って金
村駅まで。そこからバスがあると貧乏旅行の本に書いてあったの
ですが、駅の周りを探してもそれらしきバス停は見当たりません。
というか、バス停はたくさんあって、よくわかりませんでした。
そこで、駅に戻って、駅員に「オドゥサン、バス」と言ったら地
図を描いてくれて、結構駅から歩きましたが、バス停に着きまし
た。しかしバスはなかなか来ません。一生懸命バス停の表示を解
析していたら、声を掛けてくるおばさんがいて、どうもバスは来
ないと言っている様子。
そこで駅に戻り、タクシーで行く事にしました。タクシー料金は
１０００円ちょっとだったと思います。展望台のふもとの駐車場
まで行って、それから無料シャトルバスに乗り換え、スムーズに
行けました。
見学して写真を取っていざ帰ろうということになって、結構混ん
でいて並びましたがシャトルバスに乗り込んで再び駐車場に戻り
ました。

あれ、ここからはどうやって帰るんだろう？？？
ふと、周りの韓国の観光客はすべて自家用車で来ていることに気
づきました。バス停は探し当てて、一応あったので待っていまし
たが全然来る様子はありません。だんだんと駐車場の人も少なく
なってきて、マイナス気温のぴゅーぴゅー北風の中、１時間くら
い待ってもバスは来ないので不安な状況になっていると、やっと
タクシーが来たので、それに飛びついて、金村駅まで帰り、そこ
からさらにバスを乗り継いで、ソウルまで帰りました。
体は冷え切って、死ぬ思いでした。その晩のタコの鉄板焼きが無
性においしく感じられました。