西面市場

ソミョンシジャン서면시장

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繁華街のど真ん中に位置する庶民の市場!

アンニョンハセヨ、プサンナビです。釜山のショッピングエリアと言えば、西面(ソミョン)。現代的なファッションビルやデパートなどが目立ちますが、このエリアにも庶民的な市場があるんです。ご存知でしたか?若者の街という印象が強く、在来市場があったなんて知らなかった!なんていう方も多いのではないでしょうか?ということで、西面の街にある、在来市場「西面市場」について詳しくみていきましょう。
2階建ての在来市場
地下鉄1・2号線ソミョン駅(西面・Seomyoen)の5番出口から出るとそこがもう西面市場になっています。ちょっと年季の入った2階建ての建物がそこです。「ロッテデパートなどができる前は、もっと活気があって、若者だけじゃなく年配の人も西面エリアでショッピングをしたりしていたんですが、最近は、昔のような市場の姿ではないですよ。」とは、市場が始まった50年ほど前から商人として花屋を経営しているおばあさん。市場の建物に入っていっても、韓国市場独特の威勢の良い掛声などもあまり聞えなく、ちょっと寂しい市場という感じでした。それでも、市場内は、在来市場らしく八百屋、肉屋、乾物屋、韓服屋、食器屋などなど、様々なお店があり、西面でお買い物ついでに、韓国固有の市場スタイルを垣間見られる場所になっています。
<市場内・周辺をチェック>
<1階部分>
市場というよりも昔ながらの小さい食堂がたくさんあります。カウンターごとにお店が分かれていて、スンデやコングクス、カルグクスなど軽食を取れるようになっています。昼間からソジュで一杯やっているおじさんたちを見かけましたよ。食堂以外には、花屋や八百屋、乾物屋、肉屋、日用品など小さい商店が入っています。ここはどこ~?と感じてしまうくらい昔の雰囲気が漂い、タイプスリップしたかのように感じられるディープなスポットになっています。
<2階部分>
1階部分が食品系のものを扱っている反面、2階部分は、韓服やカーテン、食器などを扱っています。韓服屋のお店では、生地などを売っている脇で、韓服を作っているので、韓服を作る工程などが見学できちゃいました。韓服屋のおばあちゃんたちは、日本語を話す方が多く、ナビのいろいろな質問に丁寧に答えてくれたりしたので、韓服が欲しい!なんて方は、日本語で対応してくれますよ!!2階部分もまた、機械化されていない、昔ながらの市場風景を楽しめるはずです。
市場脇は食べ物の宝庫!
市場の周辺は、食べ物の宝庫といってもいいくらい、美味しいもので溢れています。同じメニューを出す食堂が並んでいる光景も韓国ならではなので、歩きながら買い食いをしつつ、楽しんで見てくださいね!
<デジクッパ通り>
プサンナビでもお馴染みの釜田食堂や慶州朴家デジクッパが並ぶ通り。ナビで紹介している2件以外にも数件並んでいるデジクッパ激戦区でもあり、24時間営業しているので、夜遅くまで人で賑わう場所になっています。そんなお客さんの食欲を誘うのが、お店の前にある豚骨スープの大釜。その釜の中からは白い湯気が立ち上り、道行く人たちの心を捕まえて離しません!!
<モクチャッコルモッ>
韓国の屋台の基本的なものが集まっている屋台通り。オデン、スンデ、トッポキ、マンドゥ、キンパッと歩いてるだけでも食欲が誘われます。同じメニューを置いている屋台が多いので、値段はどこの屋台でも同じになっているのが特徴です。
<カルグクス通り>
デジクッパの店が並ぶ通りの向かい側には、カルグクスの店が集まっている場所があります。今時、カルグクス1杯2,500ウォンという安さだけでなく、店頭で手打ちのパフォーマンスも行っているんですよ。
<チキン通り>
店頭にズラリと並ぶ、チキンの丸々揚げが目立つこの通りは、チキン専門店が軒を連ねる場所。内臓などを取り除いた鳥丸々一羽を目の前で揚げてしまう、その豪快さはやはり市場内の雰囲気を漂わせてくれてます。
その国の文化や生活を垣間見られる市場はやっぱり楽しいですよね!免税店やデパート、ファションビルでお買い物をした後は、昔ながらの在来市場に立ち寄って、いろいろな方面から韓国をのぞいてみてください。以上、プサンナビがお送りしました。

記事登録日:2005-06-01

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2005-06-01

スポット更新日:2012-02-01

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