3月29日(土)夕方行きました。韓国自体はリピーターの部類と思うのですが、ここは初めてでした。しかも初韓国の知人を伴っていたので、なお心細い気持ちをひきずって。
魚市場の現場はさすがに迫力がありました。引く手あまたの誘惑の中、こちらも負けじとナビの情報を元にさも通い慣れたような顔をして品定めをしましたが、結局、「疲れたからもういいか」というあたりで立ち止まったアジョシの店で買いました。いきなり30?黒鯛を掬い上げ「4万Wだ」。思わず「ノム,ピッサァ!」と反応したら、少したじろいだアジョシがカサゴのような魚を付けてくれました。そうかその手で行こうと思い、おもむろに腕組みをして難しい顔をしたら、もう1匹、2匹と付けてくれ、合計4匹(黒鯛以外は名前不詳)で4万Wでした。
その後、そこと契約していると思われる食堂に連れて行かれ、ビールとソジュで待っているとアジョシが刺身皿とアラを持ってきてくれました。アラはチリ鍋(辛くない)にしてもらいました。食べていると隣に韓国人3人組が来て、タラバ蟹のしゃぶしゃぶをし始めました。豪勢でおいしそうでした。今度来たらそれにしよう。
食事の途中で、ガムの行商の人が来たり、近くの帳場に座っていたアジュンマ(小太りで、赤く染めた髪を大仏ヘアにした典型的な韓国アジュンマ)が派手な背広を来たアジョシと勘定のことで大声で口論したり、なかなか韓国っぽくで昂奮しました。連れの知人はちょっとびくついていましたが。
食事の帰り、さっきのアジョシの店の前で、入荷した魚の名前(と思われる)がズラーッと書いてある表示板を見つけました。後学のためにそのハングルをメモしていたら、耳元で「あじ、ひらめ、・・」と日本語で囁かれビックリして振り向くとさっきのアジョシで、ニコニコして立っていました(ただ息を吹きかけるのだけはやめて欲しい。)。
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