【プチレポート】2015霊岩王仁文化祭り&大韓民国韓屋建築博覧会を見てきました+鶏の刺身も!

日本に漢字を伝えたといわれる、5世紀初期に活躍した王仁博士の業績を讃えたお祭り+韓屋の素晴らしさと美しさを伝えるお祭りは4回目!

2015霊岩王仁文化祭りに行ってきました!

全羅南道(チョルラナムド)の霊岩(ヨンアム)というところへ、「王霊岩王仁文化祭り」を観に行ってきました。5世紀はじめに活躍した王仁博士の業績を讃えるために、毎年桜の咲く時期に行われるお祭りなんですって。霊岩はソウルから高速バスで約4時間、港のあることで知られる木浦(モッポ)の近くにあります。
この日は花見や登山客が多く、道路は混雑していて6時間半かかってしまいました!

この日は花見や登山客が多く、道路は混雑していて6時間半かかってしまいました!

百済時代の衣装に身を包んだ地元の方たちのミニパレードです。ちょこっと落ち着いた服の色が好み~

百済時代の衣装に身を包んだ地元の方たちのミニパレードです。ちょこっと落ち着いた服の色が好み~

上台浦(サンデポ)歴史公園で行われていたのが、「王仁博士、日本へ行く!」というミュージカレード(ミュージカルとパレードを合わせた造語)。王仁博士が船に乗って日本に行くシーンを再現したもので、韓国の伝統芸能のひとつであるパンソリを3人の女性が「千字文」や「論語」と書かれた小道具を持って踊っていました。

上台浦(サンデポ)歴史公園で行われていたのが、「王仁博士、日本へ行く!」というミュージカレード(ミュージカルとパレードを合わせた造語)。王仁博士が船に乗って日本に行くシーンを再現したもので、韓国の伝統芸能のひとつであるパンソリを3人の女性が「千字文」や「論語」と書かれた小道具を持って踊っていました。

その様子を橋の上から眺める地元の方たち。衣装が衣装なのでなんだかユーモラス。

その様子を橋の上から眺める地元の方たち。衣装が衣装なのでなんだかユーモラス。

王仁博士がステージに上がりました。あれっ?勝手におじいさんだと思っていましたが、なかなかのイケメン!博士は何歳のときに日本に行ったのかしら??

王仁博士がステージに上がりました。あれっ?勝手におじいさんだと思っていましたが、なかなかのイケメン!博士は何歳のときに日本に行ったのかしら??

それでは行ってきます~と船がゆっくりと出発しました。

それでは行ってきます~と船がゆっくりと出発しました。

こちらはメインステージ。広い公園のあちこちに特設会場があり、移動だけでもなかなか大変。

こちらはメインステージ。広い公園のあちこちに特設会場があり、移動だけでもなかなか大変。

こちらはおじいさんバージョンの王仁博士?それともお供の方かしら?子どもたちの相手で大忙し。

こちらはおじいさんバージョンの王仁博士?それともお供の方かしら?子どもたちの相手で大忙し。

こちらは立派な銅像。

こちらは立派な銅像。

一般公募で集まった漢字を彫ったタイルでできた記念碑。漢字にそれぞれの思いが込められています。

一般公募で集まった漢字を彫ったタイルでできた記念碑。漢字にそれぞれの思いが込められています。

地元の方たちによる伝統舞踊や、参加体験プログラム、そして地域の特産物などの販売があり、たくさんの人でにぎわっていました。

地元の方たちによる伝統舞踊や、参加体験プログラム、そして地域の特産物などの販売があり、たくさんの人でにぎわっていました。

2015大韓民国韓屋建築博覧会をさらっと見てきました!

「王仁博士文化祭り」の横で開かれていたのが「2015大韓民国韓屋建築博覧会」です。霊岩には200以上の韓屋(韓国の伝統建築)が集まる鳩林(グリム)韓屋村があり、2007年に全羅道から保存モデル地区に指定されました。それを受けて韓屋の価値を後世に伝えていこうと開かれているのがこのお祭りです。2015年は4月9日~12日まで行われました。
立派な韓屋です~

立派な韓屋です~

さっそく中に入ってみましょう。

さっそく中に入ってみましょう。

思ったよりシンプルな展示。韓屋の構造から素材、建築技法などをパネルや模型で説明したものが中心で、他は韓屋の室内を彩る韓国の伝統工芸品の展示がありました。

思ったよりシンプルな展示。韓屋の構造から素材、建築技法などをパネルや模型で説明したものが中心で、他は韓屋の室内を彩る韓国の伝統工芸品の展示がありました。

わかりやすい構造の模型

わかりやすい構造の模型

美しい窓枠にうっとり。

美しい窓枠にうっとり。

チョガッポと呼ばれる韓国のパッチワーク。

チョガッポと呼ばれる韓国のパッチワーク。

のれんのように使ったらかわいい小物

のれんのように使ったらかわいい小物

インテリア館に入ってみました。

インテリア館に入ってみました。

韓屋の素材を扱うお店と、韓屋で暮らすライフスタイルに合うようなインテリアグッズを扱うお店が並んでいました。

韓屋の素材を扱うお店と、韓屋で暮らすライフスタイルに合うようなインテリアグッズを扱うお店が並んでいました。

外もお店が。韓屋でかっこいいですね。\n

外もお店が。韓屋でかっこいいですね。\n

韓国の伝統芸能のひとつである農楽パフォーマンスが、韓屋に囲まれた広場で始まりました。春の空の下、美しい韓国の一枚の絵を見ているようでとても充実した時間を過ごしましたよ!

韓国の伝統芸能のひとつである農楽パフォーマンスが、韓屋に囲まれた広場で始まりました。春の空の下、美しい韓国の一枚の絵を見ているようでとても充実した時間を過ごしましたよ!

ユッケでなくてタッ(鶏)フェ(刺身)です!

全羅道では生の鶏肉も食べるらしい!
畑に一軒の韓屋。なんでも鶏肉専門料理店なのだそう。

畑に一軒の韓屋。なんでも鶏肉専門料理店なのだそう。

全羅道では鶏肉料理コースが有名なんですよ、とテーブルに案内されました。

全羅道では鶏肉料理コースが有名なんですよ、とテーブルに案内されました。

ああ、これはタッカルビですね!さっそく火を通していただきましょう。

ああ、これはタッカルビですね!さっそく火を通していただきましょう。

ところで…このボリュームたっぷりの赤い和え物は何でしょう?

ところで…このボリュームたっぷりの赤い和え物は何でしょう?

よく見ると、これは、これは鶏肉?しかも生?そうなんです、こちらは「タッ(鶏)フェ(刺身)」!生の鶏肉とたまねぎをコチュジャンベースのタレで和えたもの。生の鶏肉を使った料理は日本でも一部の地域で食べられているそうなのですが、ナビはさっと湯通しして作る「とりわさ」くらいしか食べたことがないので、ちょっと食べるのに勇気が必要でした。お味は、とてもなめらかな口当たりでたまねぎともよく合っていました。

よく見ると、これは、これは鶏肉?しかも生?そうなんです、こちらは「タッ(鶏)フェ(刺身)」!生の鶏肉とたまねぎをコチュジャンベースのタレで和えたもの。生の鶏肉を使った料理は日本でも一部の地域で食べられているそうなのですが、ナビはさっと湯通しして作る「とりわさ」くらいしか食べたことがないので、ちょっと食べるのに勇気が必要でした。お味は、とてもなめらかな口当たりでたまねぎともよく合っていました。

そしてこちらが生の砂肝。ごま油と塩の味付けがしてあります。こちらはコリコリと砂肝ならではの食感が楽しめました。横にある紐のようなのはなんなのかよくわかりませんでした(汗)生の鶏肉を食べる食べないは、個人の判断で。結局タッカルビの鍋の中に混ぜて火を通して食べる方が多かったのですが、貴重な経験をしました~

そしてこちらが生の砂肝。ごま油と塩の味付けがしてあります。こちらはコリコリと砂肝ならではの食感が楽しめました。横にある紐のようなのはなんなのかよくわかりませんでした(汗)生の鶏肉を食べる食べないは、個人の判断で。結局タッカルビの鍋の中に混ぜて火を通して食べる方が多かったのですが、貴重な経験をしました~

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2015-04-15

ページTOPへ▲

その他の記事を見る