秋夕近し！贈り物商戦スタートということで、コストコの贈り物コーナーを覗いてみました。

今年の秋夕は9月21日。連休まで2週間を切り、大型スーパーなどでは贈り物商戦の真っ盛りです。コストコでも食品から化粧品まで様々なジャンルの贈答品が並んでいます。コストコはEマートやロッテマートに比べると、バリエーションが少ない代わりに10％位安いと感じます。贈答品を通じて韓国の物価を想像してみてください。

保存が効き、贈り物としては無難にありがたがられるハムとツナ缶を組み合わせたセット。32990ウォン。

同じく、SPAM缶とオリゴ糖＆味醂のセット。こちらは37990ウォン。

海苔は韓国土産の定番ですが、韓国人の間でも贈り物として人気があります。理由は安くて軽いから。韓国では勤務先や取引先から社員へ贈り物が送られることが普通ですが、ツナ缶や食用油系は重く地下鉄で帰る人には持ち帰るのも一苦労。その点軽い海苔は持って帰りやすく婦女子の社員には好評だとか。24790ウォン。

ビーフージャーキーのセット。国産のビーフジャーキーが2000年代に入って増えてきた印象があります。贈り物としてはあまり見ませんでしたが、軽くて高級感があり喜ばれそうです。34990ウォン。

乾燥きのこのセット。商品には健康きのこセットとあり、お年を召した方へのプレゼントとなりそうです。高級品です。59990ウォン。

桁が上がる健康食品、６年根人参のエキスのセット。１回分ずつ、小さく包装されているので、めんどくさがり屋の人でも長く続くのだとか。セールで175400ウォン。

韓国で国民総合ビタミンといわれるセントラム。若い方がご両親に送るのにちょうどいい値段設定です。63900ウォン。

基礎化粧品もいくつかありましたが、ひとつ、知名度の高い、LG生活健康の秀麗韓（スリョハン）。43990ウォンのお手頃価格です。

お酒も贈り物の定番ですが、まずは値段が安い、国産の百歳酒が14400ウォン。値段的にはアパートの管理人さんとか宅配の担当者さんのように、お返しを必要としない相手に負担なく送るのに良さそうです。ジョニーウォーカーの黒は37290ウォン。洋酒にかかる酒税が高いため、日本より３割は高い印象です。

上段はチリワインのモンテス。アウターリミッツは日本では3000円台で購入できるので、49990ウォンはやはりちょっと高い。下段はバーボンウイスキーの定番、ジャックダニエル。1Lは53900ウォン、1.75Lで85900ウォン。ナビの出身地のスーパーでは、１Lは3000円台で買えたはずですので高いです。

スコッチウイスキーのバランタイン。17年物と21年物。それぞれ、126490ウォンと186900ウォン。これは日本とはかなりの価格差があります。韓国人の年配男性でお酒を飲む方への贈り物は、日本からバランタインの２１年物を持って行けばベストでしょう！

生鮮食品のフロアでも、贈答品コーナーがありました。日本でもお馴染みハムのセット。見た目は違うけど、食べてみるとどれも同じような味なのは日本のハムと一緒です。49990ウォン。

秋夕の贈り物の定番の一つ、クルビ（イシモチ）の塩漬けの廉価版です。20尾（1.7ｋｇ）で47990ウォン。

クルビは大きいと、価値は反比例して高くなります。廉価版のクルビと同じ1.7㎏ですが、こちは10尾なので大きく、値段は6倍の299000ウォン。１尾３000円の味はしないだろとツッコミを入れたくなってしまいます。

こちらはクルビよりは安い、ミンオと呼ばれる魚で人気があります。ミンオは韓日辞書で引くとニベとなりますが、ナビは魚に詳しくないのでこれがニベなのかはわかりません。6尾で２㎏とクルビに比べて、大振りですが値段は59990ウォン。

お肉も人気があります。今年はコロナで集まるかはわかりませんが、通常は遠くから子供が戻ってきるとカルビを焼いたり、して食卓を飾ります。アメリカさんLAカルビ ５㎏で142900ウォン。これは100gで2858ウォンなので、他の大型マートに比べてお買い得に属する値段です。

こちらは骨付きの角切りカルビ。通常、カルビチムを作るのに使います。秋夕や旧正月は来客が多く、忙しい家も多いので、一度、カルビチムをあまじょっぱく作り置くと、自分たちで食べるにもお客さんに出すにも、見栄えが良く何かと便利なのです。５㎏ 117900ウォン。

国産霜降りロースの詰め合わせ。100gあたり10490ウォンなので、高いか安いかと言われると相場よりはちょっとお買い得という感じですが、こちらのセットは3.5㎏なので、370297ウォン。大家族でないとなかなか消費しきれなそうです。