3月11日、韓国の中央災難安全対策本部は、オミクロン株発生後、全ての海外入国者に実施してきた7日間の隔離を3月21日(月)より、国内及び海外で接種を完了(*1)した履歴を登録した者(国内登録、予防接種完了者)(*2)に限り免除。以後、4月1日(金)からは、海外で接種を完了した者のうち、接種履歴を登録していない者(国内未登録、予防接種完了者)まで、範囲を広げて適用するとの発表がありました。
コロナ前に比べてると、依然としてビザが必要だったり、各種証明書が必要であったり、航空券が高かったりと、まだまだ障害はありますが、これまでの実質的に完全に塞がれていたような状況は解消されるということになりました。よりハードルが下がっていくような状況を期待したいところです。
要点
・4/1から必要条件を満たした外国人は韓国入国後の隔離が免除される。
・
検疫情報事前入力システム(Q-CODE)を利用し、入国時の手続きを簡素化。
・4/1から全ての入国者は公共交通機関を利用可能に。
隔離免除に必要な事
・PCR検査陰性確認書
・ワクチン接種証明書
・検疫情報事前入力システム(Q-CODE)に、必要事項を記載し、上記の証明書類を登録し、QRコードを発行して、入国時に提示。
入国後
・マスク着用の義務(日本と同じ感覚)
・入国前、入国後1日目、入国後6〜7日目の診断検査(入国6〜7日目は迅速抗原検査もOK)
(*1)WHOの緊急承認ワクチン(ファイザー、モデルナ、ヤンセン、アストラゼネカ等、計10種類)を、2回接種(ヤンセンは1回)後、14日経過〜180日以内、及び3回の接種完了者。
(*2)3/21より免除される者は、韓国人、及び、韓国居住外国人が対象と読み取れますので、詳しい説明は省きます。