学習産業が集まる江南区の大峙洞（デチドン）。町には大小様々な学習塾が集ります。

江南区の大峙洞（デチドン）はこどもの学力向上を願う、ソウルの親たちにとって受験の聖地のような存在です。

地下鉄３号線、大峙駅から500m程北に歩いた、銀馬アパートの交差点を中心に大小様々な学習塾が点在しています。

１階は飲食店などの商店、2階以上は学習塾。写真のテナントビルは、２階以上はすべて小さな塾が入っています。

大通りを外れて、路地に入っても、住宅を改造した塾が目に付きます。看板の８割以上は学習塾です。

１教科、週２回の受講料は約３万円。国語算数理化社会英語を通わせると、１か月の塾の費用は１５万円。韓国の親御さんに話を聞くと、塾のお金を稼ぐために必死に稼いでいるという声を当たり前のように聞きます。その他、基本科目の他に論述の看板もたくさん目に付きました。

夜もバックパックを背負った、小中高生が目つきます。この地域のどこのコンビニを覗いても、夕刻以降は、塾の合間に間食を食べている高校生が目に付きます。