写真で見る提灯（燃灯）祝祭＆パレード２００７！

こんにちは！ソウルナビです。日本のようにゴールデンウィークはない５月の韓国ですが、今年は２４日が休日！これ、「釈迦誕生日」ということで祝日になるんです。毎年この釈迦の誕生日を前に、「提灯（燃灯）祝祭」が行われるソウル。今年も２４日までさまざまなイベントが行われていて、特に５月２０日（日）の提灯パレードは、２週間ほど前までソウルをにぎわせていた「Hi Seoul Festival 2007」の盛り上がりを彷彿とさせるような雰囲気に包まれました～！韓国の仏教徒にとって最大のお祭りであるこの「提灯祝祭」。曹渓寺（チョゲサ）や奉恩寺（ポンウンサ）といったお寺でのイベントが多いですが、街の中心部で行われるパレードは市民だけでなく観光客にとっても身近に感じられるし、充分楽しめる内容になっているんですョ。今年のお祭りはどんな雰囲気だったのか！？パレードを中心にさっそくご紹介しましょう！

＜東大門野球場＞

～１７時頃～
東大門にある野球場に足を運んでみると、すごい歓声と大音量の音楽！そして野球場の中にはカラフルな衣装をまとった人たちが音楽に合わせて踊っている！いろんなお寺などから集まった彼・彼女らは、これから始まる夜のパレードに参加する人たち。楽しそうに踊る姿を見ながら、観客席をびっしり埋めた人たちも手を叩きながら盛り上げていました。ナビがちょっと圧倒されてしまうくらい、かなり迫力ある光景でした･･･！

本の形をした提灯発見～

こちらは蝶ですね！

ハングルで「法華経」と書かれています

普信閣（ポシンガッ）の隣りには特設ステージが。公演などが行われました。

駅の出口に上って見学する人も！気をつけて～っ

このあと（パレード開始後）なぜかスパイダーマンが登場する珍ハプニングも

歩行者天国になった道路を楽しむソウルッ子たち！

沿道の様子はこんな感じ！

「あの席いいよなぁ」という声がたくさん聞かれたスタバの２＆３階席

～パレード開始！～
１９時に東大門を出発した行列。先頭が鐘閣駅にやって来たの約１９時４５分。東大門→鍾路５街→鍾路３街→鐘閣･･･と歩いてくるわけですから、なかなかの距離ですよね。そんな距離を歩いてきたことをものともしないように、パレード参加者のみなさんは元気いっぱい！いろいろな形をしたミニ提灯を持ちながら、「ソンブルハセヨ～（仏になってください、の意）」とみんなに向かって笑顔を見せる人もたくさんです。衣装にも気合が入っていてキレイ！見学者たちも「おつかれさまです～！」などと言いながら、手をフリフリ応えていました＾＾。またサムルノリなど公演さながらの踊りや演奏を見せてくれるチームも！夜空に輝く大きな提灯とあわせて「わぁ～」と感嘆の声を上げる人たちもかなりいましたョ。

迫力満点のロボット！動くんですよ～

蓮の花やお釈迦様などさすが仏教のお祭りという感じ。地球もキレイ！

行列メンバーから提灯をもらって大喜びの外国人観光客＾＾

「心を清く」とか「学びの喜びに」といったありがたいお言葉付きの提灯も！

口から炎を出す竜！ただでさえリアルに作られているのに、ブォォ～っという音を出しながらの炎には本物の竜がいる気分に！

青と白の鳳凰も登場～！後ろの部分は孔雀のように開きます！

このお祭りに参加できなかった方々も、写真で雰囲気がつかめたでしょうか！？一地点で見ていると最後の行列が来るまでなんだかんだ２時間ほどかかった今回のパレード。でも地元の見学者たちはなかなかその場を離れず、提灯の行方を見守るようにして楽しんでいましたョ。日本に比べてキリスト教徒の多い韓国ですが、このイベントで韓国仏教のパワーや存在感を改めて感じたナビ。タイやスリランカ、ミャンマーなどの外国からの仏教徒も参加したり、沿道には外国人見学者も多かったりと、なかなか国際色豊かなパレードになっていました。おそらく来年も行われるであろうこのイベント。街の中を練り歩く提灯の見学も、興味深い旅行の一コマになるのではないでしょうか＾＾。以上、ソウルナビでした。