奨忠洞豚足通り

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どのお店もチョッパルジャン(チョッパルを茹でるのに使う醤)は40年以上前からのものを使用!

こんにちは!ソウルナビです。今日はナビオフィスのすぐ近くにある「チャンチュンドン(奨忠洞)のチョッパル通り」をご紹介しましょう。「ソウル食い倒れ通り」のリストを見ていただいても分かるように、ソウルではよく通りごとにその通り特有の食べ物が売られています。例えばシルリムドン(新林洞)といえば「スンデ」、シンダンドン(新堂洞)といえば「トッポッキ」を思い浮かべる、というように。そしてチャンチュンドン(奨忠洞)といえばやっぱり何と言っても「チョッパル」!ソウルの人にとってはチャンチュンドンのチョッパルがチョッパルの元祖!「チャンチュンドンチョッパル」という固有名詞も生まれたほどなんですヨ。ここチャンチュンドンのチョッパル通りは70~80mの通りにチョッパルのお店が数軒並び、どのお店も「元祖(ウォンジョ)」という看板が掲げられているのが特徴。そんな「チャンチュンドン・チョッパル通り」にナビと一緒に行ってみよ~!

チョッパルの元祖はチャンチュンドン(奨忠洞)のチョッパル通り!

チョッパルといえば「チャンチュンドンのチョッパル」と言われているのにはワケがあります。というのもチャンチュンドンのチョッパルのお店のほとんどが開業当時から使用しているお店秘伝のチョッパルジャン(チョッパルを茹でるのに使う醤)を代々受け継ぎ、使っているから。チャンチュンドンのチョッパルのお店では、どのお店も40年を越すチョッパルジャンに基本の薬味(生姜、玉ねぎ、ねぎ)を加え、チョッパルを茹でています。数十年間、毎日のように使ってきたので今では豚の脚から滲み出た油と水分が煮詰まり、油は天ぷら油のように濃くなっているとか(油と水は混ざらないために長期間、保存が可能なんだそう)。このチョッパルジャン(醤)こそ元祖チョッパルの味を今に伝える秘伝といえます。あ~、ナビにも秘伝を伝授してほしい!(^^)

チャンチュンドン・チョッパル通りはいつできたの?

チャンチュンドンのチョッパル通りは1950年に勃発した朝鮮戦争の直後に誕生。現在では約55年の歴史をもつ、ソウルでも有名な通りになりました。このチャンチュンドンのチョッパル通りが本格的に有名になったのは今から約40年前のこと。1963年2月1日、韓国で唯一の総合体育館、チャンチュン(奨忠)体育館がチャンチュンドンにオープン。体育館にやってきた人がここで食べたチョッパルの味を忘れられず、またチャンチュンドンにやって来て・・・というふうにクチコミでウワサが広がり、今のチョッパル通りが出来た、というワケ。でも当時30歳前後でお店を始めたおばさんたちも今では60~70歳を超えたおばあさん。代を譲って営業を続けているのを見るとチャンチュンドンのチョッパル通りの長い歴史が分かりますよね。だからチャンチュンドンのチョパル通りのほとんどのお店が「元祖」「ハルモニ(おばあさん)」という看板を掲げているのです。

チャンチュンドンのチョッパルのお店に2~3人で行ったら、どうやって注文すればいいの?

チャンチュンドンのチョッパルのお店のメニューを見るとほとんどが特大、大、中、小の4種類に分けられています(お店によっては大、中、小の3種類だけだったりもします)。だいたい2~3名で行った時は中を注文すればOK。特大は40000ウォンぐらいで6~7人ぐらいで食べるのに適当。大は35000 ウォンぐらいで4~5人、中は30000ウォンぐらいで2~3人、小は25000ウォンぐらいで2人で食べるのにちょうど良い量。それからあと、チョッパルといえばお酒を忘れちゃいませんか?チョッパルにはソジュ(焼酎)が最高。チョッパルをサンチュに包んでソジュ一杯をく~っとやると、もうそこは夢の世界。みなさんも是非、試してみてください!ちなみにチョッパルのおともとして、チェンバンマッククス(お盆に入った麺)、パジョン、マッククス(麺の一種)などもオススメです!
※ 値段の目安は2010年9月現在のものです。

チョッパルを一番美味しく食べる方法を教えて!

まずサンチュ(レタスみたいな野菜)を1枚とります。続いてチョッパルに海老の塩辛を付けてサンチュにのせます。さらにサムジャンを少しとにんにく、唐辛子をのせ、サンチュで包みます。それから一口であ~んと食べれば終わり!!(^^) 
あっ、違った。(--;)一つ言い忘れたことが!たいていのお店ではトンチミ(水キムチ)を基本のおかずとして出していますが、最後にトンチミを一口、召し上がれ。(^^) さっぱりとしたトンチミがチョッパルの味をさらにアップさせてくれます。もちろん、サンチュに包まないでただ海老の塩辛をつけて食べてもチョッパル本来の味、しこしことした歯ごたえとぷよぷよとした食感を楽しめます。

チャンチュンドン・チョッパル通りのお店をもう一度、おさらいしてみましょう。

下の表を参考にしてください!
チャンチュンチョッパルチッ(奬忠チョッパルの家)
チェンバングクス(お盆麺)、ピンデトッ
電話番号 2268-0325
営業時間 11:00-23:00
休業日なし

ウォンジョ・ピョンナムハルモニチッ(元祖平南おばあさんの家)
パジョン、ピンデトッ 、コンビジペッパン(おから定食)
電話番号 2275-7580
営業時間 9:00-22:00(テイクアウト:~24:00)
休業日 旧正月、秋夕の当日と翌日

ウォンジョチェ1ホ・チャンチュンドンハルモニチッ(元祖第1号奨忠洞おばあさんの家)
冷麺, マンドゥグッ(餃子スープ)
電話番号 2279-9979, 2275-1064

ピョンアンド(平安道)チョッパルチッ
ピンデトッ , マッククス(麺の一種)
電話番号 2279-9759
営業時間 11:30-23:00
休業日 旧正月、秋夕

トゥントゥンイハルモニチッ(ぽっちゃりおばあさんの家)
※純緑豆ピンデトッ無料
電話番号 2273-5320, 2279-2714
営業時間 24時間営業

チョガチッ(草家)
電話番号 2272-6018
営業時間 12:00-翌日5:00
休業日なし

ウォンハルモニチョッパルポッサム・チャンチュンジョン(ウォンおばあさんの家ポッサム・奬忠店) -
電話番号 2268-7400
営業時間 11:00-翌日5:00
休業日なし

ピョンヤンチッ(平壌の家)
電話番号 2272-3707
営業時間 11:00-翌日7:00
休業日なし

ウォンジョピョンボックハルモニチッ(元祖平北おばあさんの家)
電話番号 2275-2417
営業時間 14:00~16:00頃-翌日1:00
※17:00以降に出来立てが食べられます。
休業日なし

ハニャン・ハルモニチッ(漢陽おばあさんの家)
チェンバンマッグクス、 パジョン 、ピンデトッ
※看板は変わっています。
電話番号 2265-8033
営業時間 10:00-翌日6:00
休業日なし

チャンチュンドン・チョッパル祭り、毎年11月に開催!

チャンチュンドン・チョッパル通りにある13のお店が中心になって「チャンチュンドン・チョッパル祭り」が毎年11月に開催されています。チョッパルパーティー、民俗遊びなど、いろいろな行事が行われます。この地区オリジナルの食べ物文化を継承発展させ、チョッパルを世界的に有名な料理にしようとがんばるチャンチュンドンのチョパル祭り!まだはっきりとした日程が分かりませんが、お祭りが始まったら詳細をお伝えしたいと思います。
以上、チョッパルとソジュ(焼酎)をこよなく愛するソウルナビでした。

記事登録日:2005-05-20

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2005-05-20

スポット更新日:2012-07-05

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供

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